実は8月、日本に帰国していました。
自分や家族が、あるいは会ったり、食事を一緒にした人が、
もしも新型コロナに感染してしまったら非常に申し訳ない、と
日本では、外出したら帰宅するまで常時マスク着用で気をつけながら過ごしておりました。
無事NYCに戻り、私と家族、また日本で接触があった人も全員感染しなかったことが
確認できましたので、日本滞在中のことを少しアップしようと思います。
6月10日に日本への入国規制が緩和され、
日本国籍保有者が海外から日本へ入国する際、アメリカからですと入国の必須条件が
「出発72時間以内のPCR(または厚生労働省指定の検査方法)を用いた新型コロナ陰性証明」
だけになりました(注:9月7日からはワクチン接種完了を条件にこの陰性証明は免除)。
今夏は日本に帰国しようと決めて準備を進めておりましたが、
最後の関門であったPCR検査も無事陰性で、3年ぶりに日本の土を踏みました。
準備を始めた時は、日本の新型コロナの状況は落ち着いていて、
むしろほぼ規制がなくなったアメリカで一定数の感染者がずっと続いていたのでした。
ところが7月から日本で感染が拡大し始め、
でも8月にはピークアウトかな〜と呑気に考えていたら全然でした。
万が一の可能性を排除しないのであれば、帰国そのものをキャンセルが正解なのかもですが、
ここでキャンセルして、後にまた入国条件が厳しくなったら帰国がさらに難しくなります。
自分と家族の体調を整え、自宅用検査キットを荷物に入れ、旅行者保険にも入り、
出国前にはなるべく外出は避ける等々、自分なりにリスクを減らす行動をとりつつ、
会食や遠出しての訪問予定も最低限にして帰国したのでした。
日本に着いてみると、猛暑にもかかわらず、どこでも皆さんきっちりマスクをされ、
大きな建物の入口にはアルコール消毒と検温の機械、公共交通機関の中は大声で話す人もなく、
NYCとの状況格差に驚きの連続でした。
どこもかしこもきれいで道路にはゴミ一つ見当たらずです。怪しい人も全く見かけないし
安全のレベルがあまりにも違い、3年ぶりの日本は別世界のように感じたのでした。