そんな○○に魅せられて

中之島界隈

日本に帰国できたもの、新型コロナの状況を考え
動き回るのは避けて、ほとんど拠点にしていた大阪で過ごしました。
といっても、じっくり大阪に滞在できたことで
のんびり、ゆっくり過ごせたのは大変ありがたかったです。

というわけで、日本に住んでいた頃は特に意識せずにいた
中之島を土佐堀川に沿ってプチ散歩してみました。
大阪市役所や府立図書館、フェスティバルホールなど、
用事がある建物だけを訪問することが多く、一帯を散策することはありませんでした。

島から見渡すとなかなか素敵な景色が広がっています。こちらは中之島公園のある東側。
都心なのに空がとても広いですね。


島内は歩行者にも道路が整備されていて、歩きやすくなっています。
京阪電鉄の中之島線というのがあり、電車で島内を移動することもできます。
中之島線はさらに西方向への延伸構想もあるそうです(開業未定)。

3年前にはなかった「こども本の森 中之島」という文化施設もできていました。
公式サイト https://kodomohonnomori.osaka
大阪出身の建築家・安藤忠雄氏が設計し大阪市に施設を寄付されたそうで、2020年の開館。
現在入館は混雑を避けるため予約制です。人気なのですね〜。



東から西へ歩いて行くと、ほどなく大阪市中央公会堂に到着。
個人的になぜか「鹿鳴館」とか「文明開化」いう単語が頭をよぎる素敵な建物です。

建設は明治ではなく大正だそう。公式サイトhttps://osaka-chuokokaido.jp/about/
によると、大阪市民であった岩本栄之助氏というお1人の方の寄附をもとに1918年(大正7年)に竣工。
先ほどの「子どもの本の森」といい、こちらといい、後世に残る粋な生きたお金の使い方ですね。

中央公会堂の隣には中之島図書館。マンハッタン42丁目のNY市立図書館を想起させる
これまた堂々とした威厳のある建物です。


「ギリシャ・ローマの神殿建築様式を忠実に踏襲した新古典主義の代表的建築」なのだそう。
(引用:https://www.sumitomo.gr.jp/history/related/nakanoshima-lib/ より)

その隣は大阪市役所。その威容は中央公会堂や図書館に負けていません。
暑いので1階ロビーに入りました。2025年に予定されている大阪万博の会場模型。



こんなロゴマークが市役所正面に飾ってありました。大阪っぽいカラフルさ?

この少しゆるい感じが個人的には面白かったです。
昨年末まで午後5時から正面玄関でイルミネーションが実施されていたそう。見たかったです。

御堂筋を挟んで向かいにはこれもクラシックな日本銀行大阪支店旧館。
1903年にベルギー国立銀行をモデルに建設されたものだそうで、予約すれば内部見学もできます。
(参考:大阪公式観光情報 https://osaka-info.jp/spot/bank-japan-old-osaka-branch/



もっと歩きたかったのですが、やはり猛暑で厳しかったです。
気候の良い時期なら、中之島ぐるっと1周散歩も良さそうだな〜と思いました。
都心なので、途中で疲れたり気が変わっても、すぐに休憩したりお店に入れるのも良いです。

江戸時代の中之島には全国諸藩の大名の大阪蔵屋敷がずらりと並んでいたそうで、
その風景もきっと当時は威容を誇っていたのでしょうね。

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