LOHAS 日誌

LOHASで生こう!なマ〜シャ♪のコラム

生活の中のゴスペル。

2022-07-24 08:27:00 | ゴスペル日誌
マ〜シャ♪です(^o^)
今回はシャリマがゴスペルに出会った時の話から、暮らしの中にあるゴスペルについてお話します。

2002年。

短期の語学留学でNZを訪問した時、ホストに連れられて訪れた教会の礼拝でゴスペルに触れました。
それまで、キリスト教というと、聖書のルカ書やノアの箱船など、有名なエピソードを見聞きしたくらいで教会に足を運んだことはなく、聖歌や賛美歌、祈り、礼拝などは、どこか崇高なものと思い、敷居の高いイメージがありました。

反面、NZで見た礼拝は、とてもカジュアル。そして、生活に根ざしていていたことに驚きました。
ゴスペルの伴奏はドラムやコントラバス、ギターにピアノといったバンドスタイル。そこにポップやロック、ジャズの曲調のゴスペルの伴奏が流れます。
歌もいわゆるクワイアのような、コーラスといったものでなく、歌詞を口にして祈るだけのお年寄りもいれば、バンドに合わせて楽しそうに歌う子供と親御さん、ハモる人もいれば、ふつうに歌う人もいる、そんな祈りと歌が混ざったゴスペルでした。
そんな信徒さんの姿に、教会や礼拝を少し遠い存在に思っていた自分には、こんなにも生活感のある礼拝に、ちょっとしたカルチャーショックでした。


かたや日本では、1992年の映画、天使にラブソングでゴスペル音楽が注目されて以来、音楽教室で講座が持たれ、習い事として一般に広く紹介されるようになっていました。
ある牧師さんが、
『これまで、信仰を述べ伝えることで聖書のみことばを伝えてきたが、なかなか伝わらなかった。でも、ゴスペルがきっかけでカミさまを知りたい、と教会を訪れる方が増え始めた。これはとても嬉しい反面、他の国の広まり方と違った、興味深い伝道。かみさまのなさることは不思議であり、必要な形で伝えてくださるという、一つの事例なのかもしれません。』
と仰っていました。

私もゴスペルを歌ってみよう!と思った時、選んだのは音楽教室でした。
なんか、信仰心があったわけでもなく、ただ歌を習ってみようと思った時、テクニカルなことより楽しく歌いたいと思って、見つけたのがゴスペルでした。

教会の音楽が習い事になる、クリスチャンの方から見たら、また普通に考えても、ちょっと違和感があると思うのですが、
見方を変えると、信仰や宗教への関心が薄いと言われる日本で、このようにして広まったというのは、ある意味NZのように、日本ならではの形で生活の一部に入ってきた、とも言えるかもしれませんね。


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