育英の日

甲子園準決勝。
前橋育英が日大山形を４－１で下して決勝進出初出場初優勝に王手。まぁ、春の選抜に最近出たので初出場感があまりないんですがね

決勝の相手は花巻東を２－０で下した延岡学園。
野球よりはバスケのイメージ。育英もバスケ強いので、もしかしたらバスケでは対戦してるんじゃないだろうか。

群馬－宮崎の対戦。
俺の記憶ではここ１０年以内に春の選抜で２度対戦して、２つとも負けた記憶が…。
そんな悪いイメージを今年の育英が振り払ってくれたらいいですが。


育英の選手の活躍は甲子園だけでなくフクアリでも。
今夜の千葉戦。スコアは２－２のドロー。先制して逆転されて追い付く展開。３位の千葉相手に追いついて勝ち点拾ったのは大きい。

中２日での連戦や出場停止の選手がいる中でスタメンもいじってきた。


出場停止の黄誠秀選手の位置に櫻田選手、乾選手の位置には小柳選手を最終ラインに下げて左サイドに夛田選手を配置。
２シャドーには青木選手と小林選手を起用。このポジションは運動量が必要なだけに代えるとは思っていた。
小林選手は2011年のフクアリでの試合で同点ゴールを決めているし、青木選手は当時千葉所属で2010年に対戦した時に同点ゴールを決められた選手。どちらもフクアリでは悪いイメージないなぁ…とは思ってた。


千葉も２連敗中とは言え実力があるのは順位からも分かる。攻守の切り替えも早くて、なかなか攻撃の形を作らせてもらえなかった。
主審の西村さんも相変わらずコンタクトプレーで笛を吹くことが少ないのでガツガツ来てたなぁ。

千葉が決定機を外した後に得たＣＫの流れから最後は小林選手が頭で押し込んで先制
結果的に得点につながったケド、このＣＫを得るまでの流れが非常に良かった。ボールを奪って、自陣右サイドで繋いでボランチの加藤選手がフリーでターン。
空いた左サイドに展開しての攻撃。時間がかかって最終的にはＣＫになったんだケド、クロスを上げてたりしても面白い流れだったんじゃないかな。

しかし、身長162cmの小林選手がヘッドを決めるとは…去年の山形戦も決めてたっけ(フクアリでは161cmの深井にヘッド決められたこともあったなぁ)
これがラストプレーで永田選手と前半のうちに交代。良い仕事して去って行ったなぁ。特に守備面も含めてやられていたイメージもないケド、監督としては気になるところがあったんかな。

その後も平繁選手の惜しいシュートもあったりして、１－０で前半終了。
まさかリードして折り返せるとは…というのが正直なところ。


後半頭から千葉は右サイドをより攻撃的な布陣へシフト。
立ち上がりに左ＣＫを山口に合わせられて失点。まぁ、山口らしいと言うかあの辺の上手さはさすがとしか言いようのないヘッド。仕方ないと思うレベル。

後半１７分には右サイド米倉の速いアーリークロスが有薗選手に当たってゴールへ…。
目の前で相手ＦＷもかぶっているし難しい対応ではあったと思う。クロスをフリーで上げられてる方が気になったケドね。
この場面含めてバイタルエリアの少し手前のエリアでのアプローチが不明確だった。相手ボランチがフリーで持ってたり、ＤＦの持ち出しに対応できなかったりね。
その１つがアーリークロスの場面。入れてこない、と思ったんかなぁ。


逆転されてからは永田選手を１列下げて、横山選手をシャドーに投入してゴールを狙う。
その前に平繁選手に代わって投入されたダニエル・ロビーニョ選手も相手パスカットから何度か決定機を演出してた…決まらなかったケド。

初めてロビーニョ選手のプレーを見たケド、スピードもあるし思っていたよりも力強い印象。
１歩前に踏み出して持ち出せる力強さがあったなぁ。

千葉も大岩投入でクローズに向かう中、右サイド保崎選手のクロスに中央で加藤選手が合わせるもつぶされる。
こぼれ球を横山選手がミドルを打つとリフレクションでコースが変わってゴールへ

小林選手に続いて育英出身の横山選手が２点目のゴール。
ここにも甲子園の影響が…(http://blogola.jp/p/24209)

そのまま試合終了。
最後危なかったケド、よく耐えてよく追いついた９０分だったと思う。
勝ち点を１つ積み上げたものの、順位は変わらず２０位のまま。しかし、１５位～２２位の中で勝ったのが北九州(－岐阜 ２－０)だけなので、勝ち点差は縮まった。
次節対戦する１６位愛媛の勝ち点３２で勝ち点差は４しかない。次でこの勝ち点差が大きく広がるか、一気に縮めるかは大事になるなぁ。

夏の３連戦最後。
本当に大事な試合になりそうだ。


でわでわ