俺的RIOT

日常の愚痴やらサッカー観戦の感想やら。

劇的な試合

2010年06月11日 | 学生野球
急遽、訪れたのは神宮球場。大学の研究室に行ってスケジュールやら掲示板を見ると受講すべき講義が休講となってた…。このまま帰るのも癪だったので神宮へ行った次第です。

今日も観戦は応援席500円也。神宮なので東京ドームよりは打球が見やすいし、屋根がないので開放感がある。その代わりに今日は暑かった

第1試合は北海道大学(札幌学生野球連盟)-八戸大学(北東北大学野球連盟)
八戸大は先日の佛教大戦で気になったので見たかった。相手は北海道大学。天下の北大ですよおそらく全出場校の中で最も頭が良い集団なのではないだろうか。
理系の最高峰っていうイメージ。それ故に俺とは無縁。中高の理科の先生がここの出身だったような気がする。

北海道と青森の大学が東京の神宮球場で試合をする光景。それを見ている群馬から来た俺。…なかなかのミスマッチだ。




八戸大の先発は先日の試合で先発した塩見君(帝京第五)ではなく、右の佐々木君(北海道栄)。
真っ直ぐは140km前後。カーブが110km前後。120km台の落ちる球を投げていたが、球種は判別できず。


北海道大の先発は石山君(北広島)。記録を見ると2試合に連投しているのでエース格なんだろうか。真っ直ぐはMAXでも140kmほど。スライダーがなかなか切れていた。


初回に2死から八戸大の3番久保君(聖望学園)が死球で出塁後、2盗・3盗でチャンスを迎えるも打者が三振。
2回にも1死から死球で出したランナーが盗塁を決めて1死2塁。7番建部君(横浜隼人)がレフト前ヒット。レフトが打球の処理を誤る間にランナー還って八戸大が先制

しかし、3回。
北海道大は1死からクリーンアップの3連打で同点にその後満塁になったところで八戸大は投手を交代。千葉君(仙台)が2番手としてマウンドへ。その千葉君から吉本君(札幌南)がタイムリーを放って勝ち越しその後は絶たれるもこの回に4連打で逆転に成功

千葉君の真っ直ぐは142km前後。スライダーと落ちる球は確認。丹念にコースをついた丁寧な投球が光った。投球練習では意外と荒れてたのになぁ。


5回の裏に八戸大は久保君の2点タイムリーで3-2と逆転して前半5イニングを終了。
思っていたよりも北海道大のレベルが高くて大会2勝は伊達じゃないな…と。

8回の北海道大。先頭の1番福田君(唐津東)がショートへのエラーで出塁。弾いたボールをセンターがジャックルして1塁に投げる間に2塁を陥れて無死2塁。代打の関係でサードからショートに回った久保君だが、ここでエラー。そしてセンターも…。
バントで送って1死3塁となったところで塩見君がマウンドへ。この日は140km手前くらいの球速だった。

ここで3番堤君(清教学園)がセンターに運んで3-3の同点


7回から北海道大は4番手に佐藤君(立命館慶祥)が登板。正直、普通の投手という印象だが、なぜか打てない。球速も130km中盤がいいところだが、微妙に動いているのか打ち損じをしているような打球が多かった。


9回表。先頭が死球を選ぶと2つのバントで2死3塁。迎えるは9番の増山君(国立)。ここまで2つのエラーがあったので名誉挽回の打席。打球がゆる~くショートの前に転がり面白い打球。微妙な判定はアウト近くで見ていたが、本当に微妙なタイミングだった。

その裏の攻撃。2死から久保君がヒットで出るも盗塁を刺されてチェンジ。ここまで個人で3つの盗塁をしていたし、かなり機動力で揺さぶっていた中で盗塁を刺した捕手の吉本君にあっぱれ。

試合は延長戦に。
佐藤君と塩見君の投げ合いは続く。チャンスがあったのは12回。
北海道大は2死2塁も福田君が三振。八戸大はレフトのエラー(この試合で3つめ)で出塁した田代君(東海大四)をおいて打席には久保君。エンドランがかかっての打球はサードへ。サードは1塁に送ってアウト、ランナーは勢いを付けて空いた3塁を狙うがこれもアウトでチェンジ。

13回の裏にも無死1・2塁を送って1死2・3塁。満塁策のような四球で満塁になるも、8番の初沢君(明野)が三振。代打の江藤君(聖望学園)は強烈なサードへの当たりもファインプレーで無得点。

ベンチやスタンドの沸き方は凄まじかった。うわ~って感じで祝福をしながら選手を迎え入れる光景は良かった
緊張とか勝利への至上命令とか無くて、大舞台を楽しんでる感じを受けました。

しかし、14回の裏。1死から2番田代君の当たりはライン際を伸びてライトポール直撃のサヨナラホームラン


実に3時間21分の熱戦は終わりを迎えました。座っててお尻が痛い痛い
正直、期待してなかった試合だった。目的は第2試合の方だったし。ただ、いい試合を見させてもらった。でも…長すぎるよ



大熱戦になったため、最後まで見ることができないのが確定した第2試合。
東洋大(東都野球連盟)-創価大(東京新大学野球連盟)の対戦。両校は去年の準々決勝でも対戦して6-5で創価大が勝っている。そのためか、東洋大側にいたんだが、リベンジだーという声が聞こえてきた。



東洋大は部員に群馬の高校出身が多い。板倉キャンパスがあるのは…無関係だろうが、パイプとかあるんかな?
主将の鹿沼君やこの日の先発だった藤岡君は桐生第一で甲子園出場している。9番の戸田君は前橋工業の出身だ。他にもいるが割愛。
創価大にも2年次に前橋商業で甲子園出場した大古君がいる。他にも前橋工業出身の剣持君も在籍。
それだけのことだが、何か嬉しい。そして横浜高校にいた倉本君は創価大にいたのか。一昨年の上武戦、去年の東北福祉大と3年連続で創価大の試合は見てるんだが、知らなかった。

応援席にいたのでどんどん増える東洋の学生。さすがに在京だから応援の規模が違う。メガホンを渡されたので、応援に微力ながら協力。そのため写真忘れた。というか雰囲気に呑まれた

東洋の藤岡君は大学進学後はほぼ初見に近い。去年は打者1人だけ。
桐生第一時代は威力ある真っ直ぐとスライダーのキレが良かったが、制球に苦しむイメージがあったがその雰囲気も残しつつ良い投手になってた。140km後半の球速も出てましたしね。

創価大の先発は小川君(成章)。去年までは日ハムに入団した絶対的エースの大塚がいたが、その後釜はどうかな~と見てた。
球速はそれほど出てない。球威も無いのか初回にいきなりスリーランを浴び、その後も苦しい展開が続いてた。
4回にマウンドを降りたのとほぼ同時に俺もタイムアップ。結果は5-2で東洋がリベンジを果たしたようですね。


明日からは準決勝・決勝ですが行けないので、俺の大会観戦は終了。
今年も楽しめました。最後にいい試合見たなぁ

でわでわ

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