守り勝ち

２００９年　Ｊ２　第２８節
ザスパ草津　２－１　コンサドーレ札幌(函館)
【得点】12 都倉・14 松下(草津)　20 ダニルソン(札幌)
【交代】69 後藤→高田　80 都倉→小池　86 山崎→佐藤大

【スタメン】
ＧＫ　北
ＤＦ　寺田・田中・佐田・藤井
ＭＦ　櫻田・山崎・熊林・松下
ＦＷ　後藤・都倉
【サブ】
ＧＫ　常澤
ＤＦ　秋葉
ＭＦ　佐藤大
ＦＷ　高田・小池


アウェー札幌(と言っても試合会場は函館)で初勝利
アディショナルタイム４分を含めた９４分の試合時間のうち前半１２～１４分を除いた時間は守備に追われながらも勝利。
ほぼ一方的にやられた中でのアウェーでの勝利は昨年のセレッソ戦＠長居を思い出させますね。

ここまで全試合に出ていた廣山選手を怪我で欠いて臨んだ試合。
札幌は高めのＤＦラインの裏を突く攻撃で、それに嵌ってしまった序盤。
１２分に山崎選手が倒されて得たゴール前正面のＦＫ。これを都倉選手の左足から放たれたグラウンダーのシュートが決まり先制
これで怪我から復帰後４試合連続ゴールですね。

その直後の１４分。右サイドからのＦＫをゴール前に入れるとフリーの田中選手が頭で落とした所にこれまたフリーの松下選手が飛び込み豪快にシュートを決めて２点目
これはすごい綺麗なゴール。

ここ数試合で得点のなかったセットプレーからの２ゴールは嬉しいですね

しかし、これからの約８０分は守備の時間でした
２０分にセットプレーから失点すると、その後もサイドを仕掛けられてなかなか攻撃の形もできない。
ダニルソンのＦＫがクロスバーに当たったり、西のシュートを北選手がスーパーセーブしたりで１点差のまま後半へ。
試合内容と戦力を考えるとこのままのスコアで終わるとは思えなかった

いつもアウェー戦はメモを取りながら試合を見てるんですが、この日は赤黒ボールペンがあったので、札幌を赤・草津を黒でメモしたんですが。
ルーズリーフが真っ赤になるくらい札幌が支配した後半(黒は『４９分 カウンターから27シュートは枠外』くらいしか無いです…)。

後半のメモには赤い字で『キリノのクロスを宮澤フリー　松下ブロック』、『西嶋ミドル　ポスト』『キリノ抜け出す　佐田うまく対応』、『藤田ミドル枠外』など画が出てきそうなピンチばかり。

８０分にセットプレー守備時にニアでボールに行っていた都倉選手に代えて小池選手を入れたことで守備面がちょっと心配になった。
だって、札幌のセットプレー時には中山(186)・上原(186)・ダニルソン(185)・趙(183)・吉弘(182)・宮澤(182)・西嶋(180)が上がってきてたわけだし
それでも藤井・田中選手の両センターバックとＧＫ北選手を中心に集中して失点に繋がった１本を除く１４本のＣＫをよく耐えたと思います
攻撃のアクセントとなる両サイドバックが上がる事は皆無だったケド、その反面最後まで粘り強くブロックを形成してくれたかなぁ。

ホームだったら追いつかれてたのかな…とか天邪鬼なことも考えてしまいますが、本当によく守った
早くもやってくる水曜日の岐阜戦。まずは休養ですね。夏の連戦はキツイと思う。


昨日。天皇杯の組み合わせも発表。
例年ならＪ２は３回戦、Ｊ１は４回戦からの登場だったんですが、今年はそういうわけでもなく、２回戦からＪが登場となりました。
初戦はＪＦＬシードを前期首位で佐川急便(SAGAWA SHIGA)とサッカーラグビー場で対戦。

今年も楽な相手とは戦えそうにないですね…。


でわでわ