ピアノのある毎日

小田原 南足柄のピアノ教室です ~音楽で心豊かな毎日を~

Aトレインでいろんなことしちゃう

2015-10-29 12:52:25 | 日記
ピアノのレッスンで使っているアメリカのピアノテキスト My first piano Adventure シリーズについてレッスンの様子や解説をしています。
レッスンの時間内だけでは、CDを聞いたり訳詞をかきこむことなどやりきれないことがたくさんあり、充分に伝えられないことがあるので、こちらで紹介します。このテキストで習っている方、お家での練習や予習に役立ててください。

また、レスナーの方々にもこんなやり方もあるんだ、と思ってみていただけると幸いです。

文章の中での音名、CDEFGABはCから順にドレミファソラシ、です。
黄色い本が1巻のLesson bookA、青色の本がbookB、紫色の本がbookCです。






adventure book B から。Ride the 「A」train

adventureならではの自由な発想とリズミカルで楽しい音楽を、小さい子でもすぐに体験出来る、この曲はすごいと思っています。

この本で、ヘ音記号でC(ド)につづいて出て来るのは、A(ラ)の音です。日本の教材ならここは当然「シ」が来るところですが、和声的にも導音である「シ」と導音の次に必ずくる「ド」の音のみでは、音程も短2度の半音、あまりいい響きの曲は期待できませんねでも、3度下の「ラ」だったら綺麗な響きが作れ、想像力も広がります。ということで、このステップの流れは少ない音符で音楽を楽しめる、と、とても理にかなってるなあと感心します。

伴奏は派手にリズミカルに弾くと子供ものりやすい。
短いので、くりかえしも倍にし、2回繰り返しの後に3回目右手でD(レ)を同じように弾き(伴奏は4度上げる)、また4回目にAに戻ると、ブルース風になって、2つの音しか弾いてないのに、両手も使ったし、なんだかとってもいい気分弾けてうれしい

練習の過程だけでなく、難しい曲で疲れたら音遊び感覚で弾いたり、ラの音をわすれちゃった時に復習のつもりでもいいし、音符が読めなくても鍵盤の位置だけ教えて弾いてもいいし、指を変えて指練習に使っても。いろいろと楽しめる曲です。

これをリコーダーバージョンにして、リコーダー導入の子はラだけ、少し出来る子は先ほどの4回繰り返しの方法でレも吹く、というふうに、以前に発表会での器楽合奏でもやってみました





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