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マーケッター見習い(MBAを目指す!)

米国で学んだマーケティング論やIT企業の企画屋としての観点から色々と書いてます。でも、マーケティングってむずかしー。

MBA

2006-06-02 00:20:21 | Weblog
ながーーーい、こと、ブログを書いていなかった。誰に強制されて始めたわけでもなかったので、なんとなく書くのをやめていた。そして、1年以上が経過した。

この1年で大きな変化がありました。今、私は、MBA取得のため、アメリカ留学を目指しています。理由は、色々とあるんですけど、書ききれないので、端的にいうと、Marketer見習いの「見習い」を外すため。かな?

ということで、いつの日か、あの時自分は何を考えてたんだろー?ということを思い出すためでもあり、同じ志を持っている人に、ここでもがんばってるやつがいるっていうことを知ってもらうためにも、とりあえず、ブログを書き始めます。きっと、相当の不定期更新だと思うけど。

とりあえずの自分の現状は、
TOEFL->やっと260ぐらい。もっと点が欲しいー。
GMAT->勉強中。まだ未受験
学校選定->まだまだ。
ってなところです。
あと、フルブライトにも応募しました。奨学金もほしいのですが、フルブライターになって、ネットワーキングを広めてみたい!ととても思っているので!

<今日やったこと>
フルブライターであり、現役の学生でもある、井上幸治さんの本をアマゾンでかってみました。そろそろエッセイの勉強も始めないとね。いやー、1日が48時間ぐらいになってくれないかなぁ。
というわけで、まだまだがんばります。

SouthWestAirLine

2005-01-14 13:00:58 | Weblog
今日は、エキサイトの社長の山村さんのブログにトラックバック。今回のブログを読んで、久しぶりに心がときめいた。というのも、ちょうど一年前に、山村さんと同じように、サウスウエスト航空を使って(サンディエゴからではあったが)、ラスベガスに旅行したことを思い出したからだ。

皆さんもご存じであり、山村さんもラスベガスの楽しさを書かれているが、いらっしゃったことがない方には、是非一度足を運んで頂きたいと思う。色々な視点から楽しめる街だ。私的には、ギャンブルの匂いは、全然感じられなかった。むしろ、日本のパチンコの方がギャンブル!という感じをうけるぐらい。なので、カジノがなくとも、あの街には何度でも遊びに行きたい。カリフォルニアと違って、ネバダは室内でも喫煙可能なのが、少々気になるが。

ラスベガスのことは、おいておいて、本日はサウスウエスト航空について書いてみたい。アメリカでマーケティングを学んでいた際に題材として取り上げられた。なぜかというと、9.11の後に大打撃を受けた航空業界においても、順調に利益を維持しているからだ。安定性というキーファクターがある業界で、このような中小航空会社が利益を得るというのは、奇跡的だ。

そこには、様々な戦略があるのだが、まずは徹底したコストダウンからの、低価格路線。本当に、新幹線よりも安い価格で飛行機が使える。サービスは、本当に最低ラインのサービスを提供してくれるが、過剰なサービスはない。これは、本当にありがたい。更に言うならば、機内をエンターテインメントに、彩ろうというコンセプトが顧客の心をつかむ。

とここで、日本の航空会社との違いを挙げてみたかったのだが、それはまた別の機会に。


Kinko's

2005-01-12 23:58:39 | Weblog
最近やけに忙しいため、ブログの更新が遅れに遅れている。。。が、しかし継続は力なり!!(前にもいったが)ということで、今日もなんとかがんばって書きたい。

本日は、Kinko'sについて。というのも、そこで現在も仕事をしているからなのだが・・・。Kinko'sという会社を皆さんご存じだろうか?おそらく、ほとんどの方が知っていらっしゃると思うのだが、果たしてユーザかというと、さほど多くないように見受けられる。少なくとも、私の会社では。
簡単にKinko'sを説明させて頂くと、個人及び法人向け印刷業である。と書いてしまうと、印刷屋さん?と思われてしまうが、印刷と一言で言っても、多岐にわたる種類がある。単なるコピーから、店舗の広告用ポスターまで様々だ。また、self-serviceコーナーも充実していて、自分でコピーした印刷物などを裁断したり、貼り付けたりといった道具が取りそろえてある。しかも、PCを自由に使えたりするので、私のような人間が、会社に戻らずに仕事をしていたりもする。喫茶店だと最近はやたらと電源を指すことにうるさい(当たり前ではあるが)。PCを自由に使えて、ドキュメント類まで打ち出せるとなると、なかなか重宝できる場所なのだ。基本的に、印刷をしなければ、210円/時間である。アメリカでは確か、自分でPCを持ち込めば、無料でインターネットにもつなげた。なので、実をいうと、アメリカでKinko'sのお世話に多分になったので、日本でも使わせて頂いているというわけだ。

さて。では、本題にもどり、このKinko'sは日本市場で成功するか?という点を少し書きたい。実際は、Kinko'sに関するデータを調べたわけでもなんでもないので、いいかげんだとご指摘されるかもしれないが、正直難しいのではないか?と考えている。理由は2点ある。1点目は、個人経営企業の総数である。アメリカでKinko'sが成功している理由としては、個人経営企業が日本に比べて格段に多いためであると考えている。Kinko'sのユーザ層統計を見てみたいのだが、私の実体験からすると、かなり多数のユーザが個人経営企業を営んでいるように見受けられた。要は、なにがしかのポスターを依頼していたり、建築関係の青写真を依頼していたり、と端から見ても個人ユーザでないのが一目瞭然な人たちが多かった。一方で日本はと言うと、企業勤めの人口が非常に多く、Kinko'sのユーザ層にあっていないのではないか?と感じる。

2点目はコンビニという競合の存在である。日本人にとって見れば、コピーは今でもコンビニでするという感覚が強い。非常にリーチャブルであるし、他の要件のついでに行えるからだ。日本人のコンビニ利用頻度の高さは目を見張るものがある。一方で、アメリカ人はというとどこに行くのでも車を使い(主に中部西部)、店舗毎の専門性が高く、それらが1カ所に固まっている。というわけで、なんでもある程度そろっているコンビニはあまりうまくいっていない。というわけで、Kinko'sという印刷専門店も、地位を確立できるわけだ。

これらの指摘したポイントを改善する方法はないだろうか?と私なりに考えたのだが、結論としては、地方都市部に店舗を拡大するというやり方はどうだろうか?しかも、中規模ぐらいの都市に。なぜかというと、基本的に地方の都市部では、首都圏よりも企業勤めの人口が低く、更に、車が必需品となるぐらい、移動には車を用いる。そのため、中小規模のショッピングモールが点在している。この点だけを捉えれば、環境的には、アメリカの中西部に似ていると言えなくもない。

現に、個人的な話だが、自分の親戚のレストラン用に、クリスマスディナーのメニュー作成には非常に苦労をした。気軽に利用できるKinko'sのような店舗がないからだ。であるため、自分で印刷用の紙、プリンター、裁断機、パウチ等々を用意しなければならなかった。本当にあの時程Kinko'sを欲したことはなかった。

というわけで、かなり偏見かもしれないが、マーケットの適合性を考えて、地方に拡大してみてはどうだろうか?ちなみに、現在のKinko'sは東京・横浜・大阪・広島にしかないようで、その他の地方都市には進出していない。



団塊の世代Jrもがんばれ!!

2005-01-11 20:37:39 | Weblog
今日は、久しぶりに木村さんのブログにトラックバック。一言で言ってしまうと、世代交代が起こるためには、定年を迎えつつある、団塊の世代と呼ばれる方々が改革の後押しをすべきだ!ということです。

確かに、ごもっともと思います。さらに、言わせて頂くならば、団塊の世代Jrこそがんばれ!と思います。親と近頃話をするのですが、本当に親の世代はすごかった。戦後日本の復興を支えたのは、間違いないくかれらのがんばりがあったわけで、我々世代(Jr世代)は本当に見習わなければならない。
親いわく、戦前世代はさらにすごかったというのだが。

というわけで、団塊の世代Jrがどのようにがんばるべきか?と考えるのだが、非常に大きな話題なので、何を考えてよいのやらとおもうのですが、少なくとも無関心でいることはやめたいと思う。何を、当たり前の事を。と思われるかもしれないが、団塊の世代の方々のがんばりによって、日本は非常に暮らしやすくなった。そして、その暮らしに対して更なる向上を求める世代が団塊の世代Jrだと思う。向上といっても、本当に金銭的にリッチになりたいと言う人や、仕事などに追われずにある程度自分の時間を楽しみたいと考える人など様々であると思うが、基本的に社会のベースメントが当然ある上で、その上のレイヤーで更なる向上を見いだしたいと考えていると思う。

しかし、ここで、一番恐ろしいのは、自分の利益以外に無関心でいる人間が増えることである。自分の生活が成り立っているのは、国やそこに暮らす人々がいるためであり、自分の生活さえそこそこであればいいや。と考えてしまって、ベースメントをないがしろにして、上位レイヤーの話ばかりをしてもしょうがない。

何も、社会に貢献することだけをしろとは全然思わない。ただ、社会に無関心でいることだけはやめようと思うのだ。

JALとANAの同額入札

2005-01-06 09:06:23 | Weblog
先日のニュースで、郵政公社の調達に関して、ほとんどの調達が、JALとANAの同額入札の結果になったため、随契になったという。両社はなんだかんだと言い訳していたが、談合があったのでは?と考えるのは幼稚園児でも思うところだろう。

そもそもが、業界自体が寡占状況にある中での入札というのは、うまくいかないケースをよく耳にする。しかし、信頼性(安全性)というファクターが、事業基盤を大きく占める業界に、新規参入者が入り込んでいくのは難しいというのも確か。なかなか、市場競争が進まないどころか、JASはJALと合併してしまう始末。

以前にも書いたが、合併ばかりが進む世の中に辟易している。銀行しかり、地方自治体しかり、プロ野球しかり。業界が成長するためには、市場競争が必要だというのは誰しもが認めるところだと思うのだが。

今回のニュースは、合併が進んだ業界では、市場競争が起きづらくなるというのを表していると捉えた。

アフィリエイトプログラム

2005-01-05 09:44:34 | Weblog
ベンチャーキャピタリストである小林さんのblogを読ませて頂いた。その中で先日エントリーされていたアフィリエイトプログラムに関してトラックバック。小林さんはblogとEC、しいては、アフィリエイトプログラムの親和性を指摘されているのだが、これは確かにごもっともであると考える。

なぜ、ごもっともかというと、ECサイトの販売力は、サイトの信頼性と集客力が大きな要因を占めるが、blogとは、匿名にしなければ、「個」という側面が強く出るため、信頼性が高まる。また、有名ブログであれば、その集客力は半端ではない。ということで、ブログをECゲートウェイとして活用することに、疑う余地はない。だが、ECゲートウェイに課金をする仕組み(=アフィリエイトプログラム)が絡むと議論があるようだ。

投資.orgさんがトラックバックした中には、アフィリエイトプログラムに関して、ブログのエントリーが嘘っぽくなるのでは?小銭のためだったらやめればよいのでは?というご指摘がある。

これまた、ごもっとも。う~ん。と頭を悩ませてしまった。と、考えたのだが、要は「広告」と「クチコミ」をわければ問題が解決すると考える。つまり、自分の著作物に関しては、「広告」としてアフィリエートプログラムを活用する。ブログ読者も当人の著作物なのだから、それを宣伝することになんら違和感は感じないし、著作者に小銭が入るのならアフィリエイトを使って買ってあげようかともおもうかもしれない。

一方で、自分が気に入った紹介書籍や商品に関しては、クチコミという位置づけでアフィリエイトプログラムは利用しない。あくまでもただのゲートウェイとして、リンクをはるぐらいにしておけばよい。個人的には、投資.orgさんのおっしゃるとおり、あまりアフィリエイトプログラムは好きではない。まぁ、それで自分が稼げていたとしたら、好きなのかもしれないが(笑)。要は、リアルワールドでも、友達に、何かをやたらと勧められちゃったりすると、「おまえ○○の手先じゃねーの?」と冗談を言ってしまいたくなるぐらい、そこになにかを感じてしまうのだ。口コミと宣伝は紙一重である。

というわけで、ブログにアフィリエイトプログラムを活用するのは、非常に有効的だし、むしろ望ましいが、そのブログ当人の著作物に限ったほうがよいのではないかと思う。

今年最初のブログ

2005-01-04 16:44:25 | Weblog
新年があけた。新年になってみれば、あっという間の2004年であった。私的には、非常に多難な1年であったが、blogというメディアに出会えたことだけはラッキーだったと言えるかもしれない。その他の受難は比較も出来ない程の事ではあったが・・・。



今年最後のブログでも書いたように、ブログというメディアは非常に有用なのではないか?と休みの間も考えていた。
そんなおり、毎日楽しみにしていた梅田さんのブログが最終回を迎えるというのを新年が明けてから知った。突然だったので、非常に驚いたのだが、今後も「知的生産のための道具」としてブログ執筆活動は継続されるとのこと。ここで、この「知的生産のための道具」という言葉が私の琴線に響いた。

というのも、私もブログを同じような位置付けにおいているからだ。私にとってブログとは、自分の知的生産を形成していくための1プロセスとして位置付けていきたいのだ。プロセスというと語弊があるかもしれない。1部を担うものと言えばよいのだろうか?つまり、日々、自分が考えていることを文書という形に残すことで、考えを整理できるし、また、ご意見を頂き、再考することもできる。そうすることで、日々の知的生産物を構築する上での土台の1部になるのではないか?と考えたのだ。

ということで、ほとんど梅田さんと同じイメージをもっているのでは?と思った。(全然違っていたらごめんなさい。でも、自分ではそう思いこんで最後のブログを読みました。)

そんなこんなで、とにもかくにも、今年もこのブログを続けていきたい。どうぞよろしくお願いいたします。

地域ネットワーク

2004-12-08 10:14:10 | Weblog
木村さんにトラックバックして頂いたので、「収支とコストと資本を教えられる先生はいるのか?」にトラックバック返し。

>確かに、「収支?コスト??資本???」という概念を、子どもたちに
>現実的な噛み砕き方でわかりやすく教えてもらえるような教育環境が
>必要だと私も思います。問題は、「それを教えられる先生がいるのか・・・
>ということかもしれないんですが・・・。

確かに私も「先生」の中からそういった人材を捜し出すのははっきりいって難しいと思います。英語の先生でさえ、英語がしゃべれないという事象が生じているほど、実社会と学校社会はかけはなれていると思ってますし。

なので、そんな先生方のためにも、生徒達のためにも、地域ネットワークをもっと活用してもらいたいと思ってます。地元で商売(ビジネス)をされている方々をゲストティーチャーとして授業に参加して頂いてはどうでしょう?例えば、学校のすぐそばにあるパンやのおじさんのお話とか?

「うちのカレーパンは、1個120円でうっている。この120円には、いろんな意味がある。なぜかというと、まず材料費という直接的なコストがある。そして、店舗を維持したり、自分のお給料をもらったりするという間接的なコストもあるんだ。そのコストを下回る値段ではうれない。でも、コストからだけじゃあ値段は決めれない。例えば、駅前のパンやさんがいくらで売ってるかとかも考えなきゃいけない。高すぎても安すぎてもいけない。そういういろんな事を考えてみなさんに120円でカレーパンをうってるんだ」

な~んて、話をしてくれちゃったりしたら、私が中学生や高校生だったら、すっごい興味をもって聞いたと思う。

余談だが、学校の先生方は、先生→教える人→何でも知ってる人。という仮面をかぶってはいないか?先生も人間なんだから、ぶっちゃけてもらって、「僕は教師だから、ビジネスの事はよくわからない。だから、地元で商売をされている人のお話を聞きましょう」といってもらいたい。地域ネットワークとの交流にもなるし、そういう方々と交流することで、教師としての幅も広がるのではないかと思う。

匂いはいらない

2004-12-07 08:58:54 | Weblog
NTTコミュニケーションズが香りがでるサービスを始めるそうだ。一昔前から、この手のサービスがいつかは出ると考えられていたが、実際にやってしまうとは。。。恐るべしコミュニケーションズ。

果たして、この「技術」はOCNユーザの増加につながるのだろうか?そもそも匂いが必要な商売って何?と思ってしまう。食べ物屋さん?香水屋さん?それとも、商売なんかじゃなくって、メールに友達から、「今日はこんな気分の匂い」とかって送られてくる??

ますます用途が思いつかない。きっと、これって技術オリエンテッドに考えられたサービスではないだろうか?技術的にできるんだからやってしまえと。マーケットニーズ等は関係なしに。まぁ、ニーズに媚びろとは言わないが、それであるならば、海洋堂ぐらい自分の道を突き進んでもらいたいものである。

そういう意味で言うと、中途半端なサービスだなー?と思ってしまったりする。それだったら、よっぽど使い方を限定して、何かの副産物ぐらいのサービスだとおもしろいかもしれない。

個人的には、天気予報デバイスみたいなのが、ほしいと常々思っている。デバイスというとものものしいのだが、部屋に飾っておけるオブジェみたいな感じで、例えば、花(5cm位のおもっちゃっぽいかんじ)をモチーフだとすると、朝起きるとその花がしぼんでたりする。そうすると、ああ、今日は雨になるのか?みたいな感じ。もちろんNWにつながっているので、花が咲いたりしぼんだりする感じ。そこで、香りの登場。晴れの日はこんな匂い、雨の日はこんな匂いみたいな。これぐらいだったら、生活を豊かにしてくれるかも?

最後の方は余談だけど、とにかくなんでもやっちゃえーって感じには、あまり感心しないなー。

日本の二極分化

2004-12-06 09:49:39 | Weblog
富裕層のマーケティングが活発化してきたのは、今までの国民総中流化から所得層の分化が始まっていることに起因しているのは、もはや自明である。

そこで、今後マーケティングで興味深いのは、この異なる2つのセグメントに対して、どのようなアプローチが進んでいくかである。Upper層(富裕層)にはきめこまやかなタッチポイントの提供が加速するということは容易に想像できるが、Lower層(低所得層)にはどのようなアプローチが行われるのであろうか?今までであれば、マスメディアによる広告の垂れ流しによるユーザの獲得を行ってきたが、森さんのブログにもあるように、メディアの力は明らかに衰えてきている。そうなった今、そして今後、Lower層に対するアプローチというのは、非常に興味深いテーマである。