義母が亡くなり、かけられた言葉は、このたびはご愁傷様でした、とか、このたびは、お悔やみ申し上げます、でした。
なかなか使いなれない言葉なので、若い頃はお焼香に行っても、このたびは、もにゃもにゃもゃと言って頭を下げていた記憶があります。
今回義母の亡くなった、一連の流れのなかで、すこしあれ?っと思ったことがあります。
死亡確認に来ていただいた先生ですが、◯時◯分死亡を確認しました、と言って、後は死亡診断書の話しなどされて、お帰りになりました。合掌することもなく、お悔やみの言葉もありませんでした。終末期の患者を看取る方なのに、と少し不思議でした。これでいいのかな?私は義母へ、お疲れ様でした、くらいの言葉をかけて欲しかったです。
さすがに、葬儀屋さんはしっかりされていましたが、その関連会社のお位牌、墓石の営業の女性、義母の祭壇の前を素通りして、なんの言葉もなく営業の話をはじめたのには、なんとも違和感を持ちました。
生命保険会社の営業の方は、お線香をたてて、お供えにお線香をお持ちいただきました。電話連絡の対応も完璧でした。
訪問看護師さん、ケアマネさん、施設の相談員さんも、みなさんお線香をたてに来てくださいました。
家族にかける言葉もですが、義母が長い生涯を閉じたですから、義母へ敬意を持って言葉をかける、もしくは合掌することくらいは、するべきなのではと思いました。