Lightning-fast(仮称)

写真とカメラと、古いもの少々

Nikon AI - Zoom NIKKOR 35~70mm F3.5s

2017-09-16 21:15:48 | NIKKOR

Nikon Ai - Zoom NIKKOR 35~70mm F3.5s

1981年に発売(¥96,000)

標準ズームに興味を持ち入手。

80年代前半、プロカメラマンがよく使っていたという。

広角側から望遠側まで歪は感じられず、コントラストが高い。

少しどぎつい印象を受けるのは、シャープで色ノリが良く解像感が良いからだろう。

もう少し広角側が使えたらなぁ~っと、

もっと欲張りな要求が出てしまうレンズだ。

F値固定だが、直進ズーム式ではない。

寄りは70cmまでだが、望遠側で寄れるようにマクロ切り替えボタンが付いている。

それを切り替えることで、マクロ領域まで焦点環を回すことができるようになり、

35cmまで寄れるようになる。

似たようなスペックで、NIKON LENZ SERIES E 36~72mm F3.5 を持っている。

直進ズーム式で、広角側にするとレンズ自体の全長が変わってしまう。

おおよそ 65mm → 100mm ほどにと変化し、重量バランスも大きく変わるので、

デメリット部分でもあるのだが、写りは大変良い。

しかし、最短距離が1.2mと寄れないのだ。

これは、撮影のスタイルが自然にならずストレスになる。

やはり、寄れることは凄いことなのだ!!

 

=へばまんだのぉ~=

 

 


Nikon AI Zoom - NIKKOR 28~50mm F3.5s

2017-09-16 19:15:29 | NIKKOR

Nikon AI Zoom - NIKKOR 28~50mm F3.5s

1984~1985年に発売(¥58,000)

ひげ付きの直進ズームだったし、なんか雰囲気だけで入手。

しかし,50mm側すると、回転角に切り替えもなく、

そのままマクロ領域に焦点が合うように可変域が増えるようになっている。

そのおかげで28mm側では、60cmまでしか寄れないが、

50mm側では、32cmまで寄れるのだ。

スナップや、ちょっとした風景撮りに良いかと持ち出したが、

うまく割り切って使うことができず、どうしても望遠側が欲しくなるので物足りない。

写りは歪みが大きく被写体を選ぶ印象だ。

標準ズームとしては、もう少し望遠側が使えれば・・・

と中途半端な印象を持ってしまう。

逆に広角ズームに興味を持つきっかけのレンズになった。

 

=へばまんだのぉ~=


Nikon AI MICRO NIKKOR 55mm F3.5

2017-09-16 17:11:25 | NIKKOR

Nikon AI MICRO NIKKOR 55mm F3.5

1977~1979年に販売(¥35,000)

写りがすごいとの評判から手に入れてみた。

今どきのオートフォーカスの標準レンズならば、望遠から接写までそつなくこなしてしまうのだが、

よく見ると、しょうがないかな!?と思える部分が気になったりもする。

接写に特化したレンズだが、その領域以外の普通から無限遠も写りが良いとのことで、

どれほどのものかと興味を持ち手に入れました。

まずびっくりしたのは、焦点環を回すと壊れているのかと思うくらい回転角があり、

おおよそ330度は回っている印象です。

しかも2段ヘリコイドなので、レンズユニットはそのまませり出してかなり伸びます。

レンズユニットが回らずにせり出してくるのがいいね。

接写用の照明をレンズ先端に取り付けること前提とした設計なのでしょう。

ヘリコイドが固かったので、分解・洗浄、新油の塗布をして、かなり良い感触に戻りました。

しかし、分解中、構造を探りながらいじっていると・・・

ヘリコイドが外れてしまった。(ノ・ω・)ノオオオォォォ-

それで2段ヘリコイドなのだと知ることになったのだが・・・

当然、ケガいていないので合わせ目がわからず、カット&トライは2日に及んだ。

48時間ぶっ続け・・・ではありませよ。(笑)

夜の作業開始だったんで次の日へ持ち越して、延べにして2時間ほどです。

ようやく無限遠が合ってゴミにならず、ホっとしました。

花の接写をしてみると、やはり接写に特化された構造なので撮影しやすい。

PK-13も持っているので、ミクロな世界をのぞき込んでみたり・・・

風景撮影もしてみたが、古いレンズなのにシャープに写る。

かなり遊べるし、普通にも使えてしまうし面白いレンズだ。

もう少し表現力が欲しい場合は、F2.8sが欲しくなるのでしょうね。

 

 =へばまんだのぉ~=

 

 


Nikon AI NIKKOR 50mm F1.2s

2017-09-16 16:06:02 | NIKKOR

Nikon AI NIKKOR 50mm F1.2s

1981~2005年に発売(発売当初¥50,000)

最初期のモデルだ。

コーティングが古いのがわかる。

2006年からロットが変わり現在も販売(¥75,000)されている。

コーティングも新しくなり写りが良くなっているはず・・・

コーティングの違いが、どれだけの違いになって表れるのかも知りたいところでもある。

しかし、2006年~ロットが変わっているレンズが多い。

その年は、デジタルカメラ事業に経営資源を集中するため、フィルムカメラ関連事業を大幅縮小している。

なにかしら管理の仕方が変わったのだと思われます。

今現在のNikonで一番明るいレンズの「Nikon AI NIKKOR 50mm F1.2s」

大きく重いレンズだが、この大口径は迫力があり凄味がある。

しかし、F1.2という驚異的な明るさを活かした写真は撮れないでいる。

全解放で撮るとボケボケになってしまう。

焦点を合わせるポイントが少しズレただけで表現が全く違うものになり、扱いが難しい。

絞り込んで使うと普通なので、大きく重たいだけのレンズとなってしまう。

ポテンシャルは高いレンズだと思うのだが、

こういう写真を撮りたい・・・

こうなるんじゃないか!?

っと、イメージが先行できるようになったとき、その中の一つの選択肢として使えるように、

もっとよく理解して使うべきレンズだと思いました。

 

=へばまんだのぉ~=

 


Nikon AI NIKKOR 50mm F1.4

2017-09-16 15:23:04 | NIKKOR

Nikon AI(改)NIKKOR 50mm F1.4

1976~1977年に発売

NEW NIKKOR に、AI化kitが組まれたものだ。

AI NIKKOR 50mm F1.4 は、1977年に¥36,000で発売されている。

これもDX機にセットし使ってみたが、明るいレンズなので「ボケ」の演出を楽しめる。

写りは普通なのだが、なにより感動したのは、私にはとても焦点が合わせやすいのだ。

焦点を合わせる環の回転角が、ぐりりーんと回せて大きいのである。

焦点環をつまんだ指先のワンアクションで無限大から近接までをカバーできる範囲を好むか!?

絞り間の回転角が大きくても、焦点の合致するピンポイントをまったりと追い込むのを好むか!?

っで、好みの分かれるところだと思います。

いろんな表現を楽しめるので、面白いレンズだと思います。

 

=へばまんだのぉ~=