体の潜在能力（ポテンシャル）

前回潜在意識の話をしました。今日は体の潜在能力（ポテンシャル）の話です。

本来あなたに備わっている身体の潜在能力を引きだす。または高めるにはどうしたらいいのか？

体を動かしているのは筋肉です。筋肉は平滑筋という自分で意識して動かすことができない内臓などの筋肉と骨格筋という自分で意識して動かすことのできる筋肉（体幹や手足、アウターマッスルやインナーマッスルなど）がありますがいずれにしても筋肉が私たちの体を動かしています。

ですからまず筋肉はどれぐらいあるのか？という点で筋肉が多いほうが体を動かす力が強いのは当然のことです。
しかしどんなに筋肉が太く強くても硬くなっているとせっかくの筋力を生かしきれません。固まって柔軟性のない筋肉はその筋肉のもっている能力の１００パーセントを出し切ることができません。硬い筋肉は関節の可動域も狭めてしまいますし、体幹バランスを保つ姿勢保持筋（インナーマッスル）もうまく作動しません。

ですから自分の持っている身体能力を引きだすには筋トレよりもまずストレッチで柔軟性のある筋肉を手に入れることです。関節の可動域も筋肉の柔軟性を高めることで広げることができます。骨が歪んで関節の動きが悪いときは整体で矯正したほうが早いです。整体の骨格矯正は骨の位置を直すことにより瞬間的に筋肉を緩め関節の可動域を広げる技術です。

そのように柔軟性を高めつつ競技など目的によって必要な筋肉をつけていくことがポテンシャルを高めていくことになります。フィジカルな部分ですね。

そして筋肉が動くためのエネルギー源は血液から供給される栄養です。栄養がなければ筋肉は動きません。必要な栄養素をしっかりとることも大切です。

さらに脳からのインパルスが神経を伝達し筋肉を動かしています。つまり脳の命令で動かしているわけですがインパルスの量が少ないと筋肉に動けと命令する力が少なくなります。うつ状態だったりネガティブな精神状態だとインパルスが弱くなります。競技選手が試合前に興奮剤を飲みたくなるのはこのインパルスの量を増やすためですね。ですが薬物などを使ってはいけません。ここでつながってくるのが前回お話ししたポジティブシンキングとイメージトレーニングです。前向きな考えと良いイメージにより自分の精神や集中力を高め脳からのインパルスを増やすことにより体に力がみなぎってきます。メンタルな部分ですね。イマジネーションが大切です。
（筋肉は筋トレのイメージするだけでもつくのはこのインパルスが脳から伝わるからです。）


というわけで体の潜在能力（ポテンシャル）を高め引き出すには

筋肉の柔軟性を高めること

必要な筋力をつけること

栄養と休養をしっかりととること

瞑想などを取り入れてポジティブな考えていられるようにすること


これが大切です！