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鴻巣整体院のブログ

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鬱に整体が効果的な理由

2016-07-14 | 症状について
鬱で整体に来られる患者さんがいます。えっ!?と思われる方もいるかもしれませんが鬱や不定愁訴で整体に来られる方は多いです。

鬱病に対しなぜ整体で効果が期待できるのか?

鬱の患者さんの体を診ると頸椎の1番目がズレていることが多いです。

頸椎の1番目は自律神経と深く関係しています。ここがズレることにより自律神経が乱れさまざまな症状を引き起こします。

精神的なストレスをため込んでいる人や不定愁訴のある人もここがズレていることが多いです。

この頸椎の1番目のズレを治すことにより自律神経の乱れが調整され様々な症状が治まってきます。

では、頸椎の歪みによりそのような症状がでるのか?そのような症状があるから頸椎が歪んでくるのか?は

鶏が先か卵が先かの関係でどちらとも言えませんが、姿勢の悪さが原因になることもあれば精神的な抑鬱から姿勢が歪んでくることもあります。

いずれにせよ体の歪みを治し体全体の筋肉をほぐしておくことで自律神経の乱れを調整し副交感神経の働きを高め体と心をリラックスさせることは

鬱の症状や様々な不定愁訴を改善するのに効果的です。


頭痛

2015-12-03 | 症状について
頭痛といっても原因はいろいろあります。

急性の頭痛

脳梗塞やクモ膜下出血などの急激な激しい頭痛や嘔吐、手の痺れロレツが回らないなど急激な容体の変化がある場合は直ちに脳外科などの専門医療機関に診てもらわなければなりません。

慢性の頭痛

もっとも多いのがストレスや疲労による緊張性頭痛です。肩から頸、頭にかけて筋肉が硬くなることにより血行が悪くなり頭痛がでます。


長時間同じ姿勢でPCやスマホをする人が増えたのでとくに多い症状です。これは凝り固まった筋肉をほぐし、また緊張した筋肉が骨を引っ張るために頚椎などが歪みます。そのため頚椎などを矯正してあげると改善されます。
また血管拡張性の頭痛(所謂偏頭痛)は急激に血管が拡張されることで頭痛がでます。緊張状態から解き放たれたときや運動したとき、急な温度変化やストレスなどで血管が急に拡張されると頭痛がでます。つまり血管の悪くなっていたところに急に血液がながれるために頭痛が起こるのでこれも普段から肩から頸、頭の血行をよくしておけば急な血管の拡張を抑えられます。

というわけで慢性的な頭痛は肩から頸、頭までの筋肉をほぐし、頚椎の歪みを矯正してあげるとかなり症状が改善されるということです。

ただ注意したいのは軽度の脳梗塞や脳腫瘍で症状がほとんどでていないものもあるのでおかしいと思ったときはちゃんと医療機関で検査する必要があります。

ヘルニア

2015-11-26 | 症状について
腰椎椎間板ヘルニア

ヘルニアとはとびでるという意味ですので頚椎椎間板ヘルニアや鼠径ヘルニア(脱腸)もヘルニアです。

椎間板ヘルニアとは背骨と背骨の間にあるクッションを椎間板といいましてその椎間板の中にはいっているゼリー状のものが外にとびでてきたものを椎間板ヘルニアといいます。



つまりクッションが潰れて中身がでてきたものをヘルニアというわけです。このとびでてきちゃったやつが(写真の赤いのがヘルニア)腰椎からでている神経(黄色)を圧迫すると前回説明した坐骨神経と同じように痛みや痺れがでます。つまり坐骨神経が前回のお尻のところよりも上の腰椎のところで圧迫されてしまうのです。写真のように完全にヘルニアがとびでて、これが神経を完全に圧迫しているような状態だと痛みはかなり強いですし寝ても覚めても痛みがひかないといったかなり辛い状態です。このレベルなら整形外科でMRIをとれば直ぐにわかりますし、手術して治したほうが早いです。手術は以前はラブ法という骨を削る手術が主流でしたが今は内視鏡などで体の負担がすくなく日帰りで手術できるところもあるので内視鏡による手術がよいと思います。(レーザー治療などもあります。)

ところが、ヘルニアはあるけども手術するほどではないので様子を見ましょうということが多々あります。ということは写真のようにヘルニアはでておらずヘルニアが直接神経を圧迫している可能性が低いということです。
ではなぜ痛みがでているのか?
それは前回説明したように腰から下肢に至るまでのどこかで神経が圧迫されているということ。
つまりこの場合はヘルニアが痛みの原因ではなく腰から下肢に至るまでのどこかの筋肉が張り過ぎて神経を圧迫している坐骨神経痛の状態の可能性が高いのです。ですからその原因となっている筋肉を突き止めほぐしてあげる必要があります。このレベルだと自分でストレッチするだけでは限界がありしっかりと筋肉や骨盤を調整する施術が必要です。

坐骨神経痛

2015-11-26 | 症状について
坐骨神経痛について

ぎっくり腰に引き続き寒くなってくると坐骨神経痛もでやすくなってきます。これは寒くなると筋肉が硬くなってくるため筋肉に疲労などが溜まって硬くなっている人はより筋肉が硬くなり筋肉の下を走行している坐骨神経を圧迫するために痛みや痺れがでます。


坐骨神経は腰椎の4番目から仙骨の3番目までの神経が束になってできていて足の裏のほうまで繋がっています。束になった坐骨神経は上の図のようにお尻の筋肉の下を通ってくるのでお尻の筋肉が張り過ぎて硬くなっていると坐骨神経を圧迫するため足のほうまで痛みや痺れがでるというわけです。

なので坐骨神経痛にならないためには全身の筋肉を柔らかくすることはもちろんですが特にお尻から足にかけて筋肉を柔らかくほぐす必要があります。ぎっくり腰とは違って炎症ではないので温めて血行をよくしてあげます。寒さは敵です。

ぎっくり腰

2015-11-21 | 症状について
今年も徐々に肌寒くなってきました。

寒くなり始めに多いのが ぎっくり腰!

今年も2週間ぐらい前からぎっくり腰の患者さん急増してます。


ぎっくり腰って急にぎくっと痛くなるから通称ぎっくり腰と言うわけですが、所謂 急性腰痛または腰椎捻挫のことで腰のどこかに炎症が起きている状態です。
炎症ですから捻挫と同じように怪我をして腫れている状態です。皆さん足首をぐねって捻挫して腫れたとき温めますか?そんなことしたら余計に腫れてひどくなってしまいますよね^^;
腰の場合も一緒です。炎症が治るまで通常72時間。つまり3日間は冷やさないといけません。お風呂に入ったりしたら炎症が増して悪化します。

どう冷やすか?
腰の痛くなった部位を水枕や氷嚢で15分ぐらい冷やします。(1日2~3回)*凍傷にならないように冷やし過ぎに注意
冷やすと筋肉が硬くなるので一時的に動くのが余計に辛く感じますが炎症を抑えるのが第一です。

炎症が治まってくるとじっとしている状態での痛みが和らいできます。じっとしていると大丈夫だけど動くと痛い。寝返りがうてるようになってきたという状態になってきたら炎症が治まりつつありますのでここから徐々に固まった筋肉を動かしていきます。ストレッチや軽いウォーキング、ラジオ体操などを痛みがでない程度に行います。無理していっきに動かすと炎症がぶり返すので注意します。この時点ではまだ湿布などで冷やしておくとよいです。

次に動かしても激痛はないが伸ばすと痛い。動いていると楽という状態になったらもうほとんど炎症がない状態なので筋肉をどんどんほぐして骨の歪みを矯正します。温めてよい状態なので、ここまできてようやく湯船に浸かることができます。

炎症が治るまで最低3日その後、筋肉をほぐして骨を矯正して通常にもどるまで最低7日はかかると考えていたほうがよいでしょう。

その後もしばらくは筋肉が固まりやすくぎっくり腰がクセになりやすいので毎日のストレッチや定期的なケアが必要です。