精神的に向上心のない者は、馬鹿だ。
('A`/ヽ-、___
/ _/____/
真夜中にふと目がさめて
わけもなく泣きたくなりて
蒲団をかぶれる。
石川啄木('A`)
(V)。。(V) ('A`)
彡[ ]ミ /<< )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
東海の小島の磯の白砂に
われ泣きぬれて
蟹とたはむる
石川啄木('A`)
、 ('A`)
@三三三) << )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
砂山の裾によこたはる流木に
あたり見まはし
物言ひてみる
石川啄木('A`)
('A`)
/<< )
 ̄ ̄大大大 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
大といふ字を百あまり
砂に書き
死ぬことをやめて帰り来れり
石川啄木('A`)
J( 'ー( 'A)
( _ノヘ )
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
たはむれに母を背負ひて
そのあまり軽きに泣きて
三歩あゆまず
石川啄木('A`)
('A`) ( ) ( )
( ) ( )V( )
| | | | | |
やはらかに積れる雪に
熱(ほ)てる頬(ほ)を埋むるごとき
恋してみたし
石川啄木('A`)
('A`)
/⌒⌒⌒⌒⌒ヽ
// ̄ ̄ ̄フ /
/ (___/ /
(______ノ
いと暗き
穴に心を吸われゆくごとく思ひて
つかれて眠る
石川啄木('A`)
|
| <('A`)>
/ ̄ ( ヘヘ ̄ ̄
死にたくてならぬ時あり
はばかりに人目を避けて
怖き顔する
石川啄木('A`)
∥
('∀`)
( )
| | |
|
/ ̄ ̄ ̄ ̄
死ぬことを
持薬をのむがごとくにも我はおもへり
心いためば
石川啄木('A`)
|
| ('A`)
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄
こころよく
我にはたらく仕事あれ
それを仕遂げて死なむと思ふ
石川啄木('A`)
:y=-('A`)・∵;;
\/( )
森の奥より銃声聞ゆ
あはれあはれ
自ら死ぬる音のよろしさ
石川啄木('A`)
// I I I I //
// I I I I //
// I ('A`)I I I //
// Iv( )vI I___I //
//  ̄( ( ̄  ̄ ̄ ̄ //
はたらけど
はたらけど猶わが生活(くらし)楽にならざり
ぢつと手を見る
石川啄木('A`)
λ......
寂寞を敵とし友とし
雪のなかに
長き一生を送る人もあり
石川啄木('A`)
( 'A)
( )
| |
_,,..-―'"⌒"~ ̄"~⌒゙゙"'''ョ
゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ
T | l,_,,/\ ,,/l |
,.-r '"l\,,j / |/ L,,,/
,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,/ /
_V\ ,,/\,| ,,∧,,|_/
かなしくも
頭のなかに崖ありて
日毎に土のくづるるごとし
石川啄木('A`)
三ヽ( 'A`)ノ
三 ( )
三 ノ ヽ
‐''"´''"''''"""''"`'''""`""""''''''"´'''"""''"`''"""'''"'''''"`""''''``''‐
何がなしに
息きれるまで駆け出してみたくなりたり
草原(くさはら)などを
石川啄木('A`)
|
| ('A`)
/ ̄ノ( ヘヘ ̄旦 ̄ ̄
今夜こそ思ふ存分泣いてみむと
泊まりし宿屋の
茶のぬるさかな
石川啄木('A`)
┌─┬─┐
│//│//│
└─┴─┘
|
|('A`)>
/ << ) ̄ ̄ ̄ ̄
たんたらたらたんたらたらと
雨滴(あまだれ)が
痛むあたまにひびくかなしさ
石川啄木('A`)
⌒⌒
●
('A`)
ヘヘ ノゝ
‐''"´''"''''"""''"`'''""`""""''''''"´'''"""''"`''"""'''"'''''"`""''''``''‐
草に臥(ね)て
おもふことなし
わが額(ぬか)に糞(ふん)して鳥は空に遊べり
石川啄木('A`)
_□
('A`) v ( ) ( ) ( ) ( )
| ̄ ̄|ノ) 田ノ( )V( ) ( )V( )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | | | | | |
何事も思ふことなく
いそがしく
暮らせし一日(ひとひ)を忘れじと思ふ
石川啄木('A`)
( ) ( ) ('A`)
( )ヽ() /( ) ( )
| | 只 | | | |
わがこころ
けふもひそかに泣かむとす
友みな己が道をあゆめり
石川啄木('A`)
\('A`)/ ミ
( ) ミ
└└ ミ
高きより飛びおりるごとき心もて
この一生を
終るすべなきか
石川啄木('A`)
ξ
ヽξ ( )y-~
.[ 凶>,; (_ヘ
`・“
遠くより笛の音(ね)きこゆ
うなだれてある故やらむ
なみだ流るる
石川啄木('A`)
('A`)y=━('A`)・、;・
ノへへ ノへへ
こそこその話がやがて高くなり
ピストル鳴りて
人生終る
石川啄木('A`)
('A`) ( ) ( )
( ) ( )V( )
| | | | | |
わが去れる後の噂を
おもひやる旅出はかなし
死ににゆくごと
石川啄木('A`)
V ('A`】>
[ □] ヘヘ ノ `~~田
共同の薬屋開き
儲けむといふ友なりき
詐欺せしといふ
石川啄木('A`)
|
|
('A`)|||
/<< ) ̄ ̄ ̄
死ね死ねと己を怒り
もだしたる
心の底の暗きむなしさ
石川啄木('A`)
||
||
| ○\('A`)
| ( )
/ ̄ ̄ ̄ ||  ̄
円
いくたびか死なむとしては
死なざりし
わが来しかたのをかしく悲し
石川啄木('A`)
( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( )
ノ( )V( ) ( )V( ) ( )V( ) ( )V( ) ( )V( )
| | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
('A`)
( )
| |
世わたりの拙きことを
ひそかにも
誇りとしたる我にやはあらむ
石川啄木('A`)
V <('A`)>
[ □] ヘヘ ノ
あたらしき背広など着て
旅をせむ
しかく今年も思ひ過ぎたる
石川啄木('A`)
('A`) (`∀´)'∀'ノル
( ) ( )V( )
| | | | | |
秋の風
今日よりは彼のふやけたる男に
口を利かじと思ふ
石川啄木('A`)
_□
('A`)
| ̄ ̄|ノ)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
こころよき疲れなるかな
息もつかず
仕事をしたる後のこの疲れ
石川啄木('A`)
~-v('∀`)>
ヘヘ ノ
よく笑ふ若き男の
死にたらば
すこしはこの世のさびしくもなれ
石川啄木('A`)
|| ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ || || |┃| |
|| ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ || || |┃| |
|| || ||_|┃|_|
||__( ) ('A`).( )_( )_( )( )_( )( )( ) ||=| ┃
|| ( ) ( ノ)..( ) ( ) ( ) ( ) ( ). ( ).( )..|| | ┃
||ニ「 「ニ「「二「 「ニ「 「ニ「 「ニ「「ニ.「 「ニ.「 「ニ「 「ニ||二| ┃
こみ合へる電車の隅に
ちぢこまる
ゆふべゆふべの我のいとしさ
石川啄木('A`)
('A`) ( )
( ) ( )
| | | |
打明けて語りて
何か損せしごとく思ひて
友とわかれぬ
石川啄木('A`)
┌─┬─┐
│//│//│
└─┴─┘
|
| ('A`)y-~
/ ̄ ( ヘヘ ̄ ̄
空家に入り
煙草のみたることありき
あはれただ一人居たきばかりに
石川啄木('A`)
( ) ('ー`*)
( ) ( )
| | | |
砂山の砂に腹這ひ
初恋の
いたみを遠くおもひ出づる日
石川啄木('A`)
( ) ( )
三('A`)
( )V( ) 三 ノ( )
| | | | 三〆 ノ >
どんよりと
くもれる空を見てゐしに
人を殺したくなりにけるかな
石川啄木('A`)
(A` )
( )
| |
何となく汽車に乗りたく思ひしのみ
汽車を下りしに
ゆくところなし
石川啄木('A`)
('A`)
( ) ( ) ( ) ( ) ( )
只 只 只 只 | |
一隊の兵を見送りて
悲しかり
何ぞ彼等のうれひ無げなる
石川啄木('A`)
●
('A`) )
(ヽ )
<○>
目の前の菓子皿などを
かりかりと噛みてみたくなりぬ
もどかしきかな
石川啄木('A`)
||
||
| ○
| (#`A)丿 \(A` )
|___/( )___ (ノ )__
/ 円 | | | |
「さばかりの事に死ぬるや」
「さばかりの事に生くるや」
止せ止せ問答
石川啄木('A`)
⌒⌒
<('∀`)>
ヘヘ ノ
‐''"´''"''''"""''"`'''""`""""''''''"´'''"""''"`''"""'''"'''''"`""''''``''‐
不来方(こずかた)のお城のあとの草に臥(ね)て
空に吸われし
十五の心
石川啄木('A`)
\('A`)
ヽ( )ノ ヽ( )ノ ( ノ)
只 ≡ 只 ≡ | |
今日ひよつと近所の子等と遊びたくなり
呼べど来らず。
こころむづかし。
石川啄木('A`)
('A`/ヽ-、___
/ _/____/
真夜中にふと目がさめて
わけもなく泣きたくなりて
蒲団をかぶれる。
石川啄木('A`)
V <('A`)>
[ □] ヘヘ ノ
人がみな
同じ方角に向いて行く。
それを横より見てゐる心。
石川啄木('A`)
|
|
('A`)
/<< ) ̄ ̄ ̄
何処やらむかすかに虫のなくごとき
こころ細さを
今日もおぼゆる
石川啄木('A`)
__
毒 |
| ('A`)
家 | ∴ ( )
──┐ ∀ | |
ただ一人の
をとこの子なる我はかく育てり。
父母もかなしかるらむ。
石川啄木('A`)
V ('A`)
[ □]-‐‐lコ~~~‐κノ)
^^
この四五年
空を仰ぐといふことが一度もなかりき。
かうもなるものか?
石川啄木('A`)
| □
| ('A`)ノ
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄
朝はやく
婚期を過ぎし妹の
恋文めける文を読めりけり
石川啄木('A`)
_[桂]
( ) ('A`)
( )Vノ )
| | | |
やとばかり
桂首相に手とられし夢みて覚めぬ
秋の夜の二時
石川啄木('A`)
__ ________ __
| .| / / / |. | /
/ /.. | I I | / / . / | I I |
/. | .| / . / . / . | .|/
/. | .____| / / . / | ___ |
// |//|| / . / ||\\
二//./.|| 二二 二二(A` ) \\\二
||||/ || ( ノ) \.||||
=||||=⊂⊃ ̄/______「「 ⊂⊃=||||=
||||/ / \ \||||
 ̄|||| ̄ ̄|||| |||| ̄ ̄||||
雨つよく降る夜の汽車の
たえまなく雫流るる
窓硝子かな
石川啄木('A`)
_□
('A`) v (`∀´)'∀'ノル
| ̄ ̄|ノ) 田 ( )V( )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | |
誰が見てもとりどころなき男来て
威張りて帰りぬ
かなしくもあるか
石川啄木('A`)
('ー`*) ( )
( )V( )
| | | |
かの時に言ひそびれたる
大切の言葉は今も
胸にのこれど
石川啄木('A`)
::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::
:::::::::::::::::: :::::::::::::::::
::::::::::::::::: ::::::::::::::::
:::::::::::::::: :::::::::::::::
::::::::::::::: ::::::::::::::
:::::::::::::: _...('A`).._ :::::::::::::
:::::::::::::.' ノ( ヘヘ `.::::::::::::
::::::::::::::::::.... ....:::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ことさらに灯火を消して
まぢまぢと思ひてゐしは
わけもなきこと
石川啄木('A`)
::::::::::::::::::::::::::::,.(⌒ 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,. ⌒ ⌒):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.(⌒ r':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r ⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
: : : : : ,.(⌒' : : : : : : : : : : : ,.(⌒ ⌒): : : : : : : : : : : : : : : .
: : ( : : : : :(⌒ : : : r'⌒ヽ: : : : : : :
: : : : : : : : ⌒ヽ : : ,,,,,: :
('∀`)
ノ( )\
| |
とかくして家を出づれば
日光のあたたかさあり
息ふかく吸ふ
石川啄木('A`)
ヽ('∀`;)/
( へ
ノ
なみだなみだ
不思議なるかな
それをもて洗えば心戯(おど)けたくなれり
石川啄木('A`)
( )J( )し
ノ( )V( )
. | | | | ('A`)
ノ( ノ )
('ω` ) < )~
U U U U
時ありて
子供のやうにたはむれす
恋ある人のなさぬ業かな
石川啄木('A`)
∧∧从 三=
())0゚(;;と三('A` )_ =
( つつ ヽ と,,>三=
愛犬の耳斬りてみぬ
あはれこれも
物に倦みたる心にかあらむ
石川啄木('A`)
( 'A`)
(( ( )v-~
人
途中にてふと気が変り
つとめ先を休みて、今日も
河岸をさまよへり。
石川啄木('A`)
V ('A`)
[ □] ヘヘ ノゝ
何もかも行末の事みゆるごとき
このかなしみは
拭ひあへずも
石川啄木('A`)
! ! ! ! !
! ! ___。__ ! !
! / / l ヽ\ !!
! '⌒Y⌒Y⌒Y⌒゙ !!
!! ('A`)| ! !
! ! ( )Ф ! !
! ! || ! !
雨降れば
わが家の人誰も誰も沈める顔す
雨霽れよかし
石川啄木('A`)
;;⌒ 、
(;;; ,,;; ヽ、 _,,,...:-‐‐=-..,,,_
(_,,, ;;ノ,r'":: :: ::\,,....., ;;⌒ 、
,,r'":: :: :... ::: . ::; :::.`'::.、 (;;; ,,;; ヽ、
,:r'::: :: .::: :: :: :; ::: .:: `':.、 (_,,, ;;ノ
,r'":::.. ..:: ..:::. .... : :: :; :: ::. ::`'::、_
,r'":::: ...::: :...::: :: ;,,, - '''' ''':‐-,, ,, ::. ::`'::、_ __,, - ''""
,r'"...::::.. ......::::: " ''''‐- ,..,,,... __,, -‐- ,... .-‐‐''''"
,r'":::,,,,,, :::::......:::::: ... _,, - ''" ""'''"" `'' -,..
:::..... -‐" "'' -‐‐‐-,..,,.
::::,,,::;;;;:::::::: :::::;;;;;::::::: ;;:::::;::;;;;::::,:::::;;;;;::;;; :::,,::::::: ::::; ;;;;:::::::;;; :::,,:::::::::::::;;,,,
...:::::;;:::::::::::;;;;,::::::::::::::::::::://::::,,;;;;:::::::::::;;;;:::::::: :::::;;;;;::::::: ;;:::::;::;;;;:::;;::;::::://:::::::.::::;;:.......
::::;;; :::,,::::::: ::::; ;;;;:: :::::::::: //...::::.::::;;;;:;;;;;,:;;;;;::;;;;;;;;;;:::::::::: :::::::: ;;;;;;;;;;;; :::://:;::::::::::;;;::::::;;::::::::...,,,
WWWwwwjij,,.、,、,,,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywWwWWjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwiijijywWw
',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','',',',',',',',',', ',',',',',',',',',',',
かにかくに渋民村は恋しかり
思ひ出の山
思ひ出の川
石川啄木('A`)
* <('ー;)>
ヽ|/ ヘヘ ノ
"""~"''"'"""''~"'""~"""~"'""'"""~"''"'"""'
己が名をほのかに呼びて
涙せし
十四の春にかへる術なし
石川啄木('A`)
|
| (#`Д)
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄
かなしきは
飽くなき利己の一念を
持てあましたる男にありけり
石川啄木('A`)
|
|
| ('A`) |||
/ノノZ乙  ̄ ̄ ̄
石ひとつ
坂をくだるがごとくにも
我けふの日に到り着きたる
石川啄木('A`)
ヽ('A`)ノ
( )
ノω|
どうなりと勝手になれといふごとき
わがこのごろを
ひとり恐るる。
石川啄木('A`)
_____
||// |
||/ ('A`)..| (` )
|| ( ) | ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||
鏡屋の前に来て
ふと驚きぬ
見すぼらしげに歩むものかも
石川啄木('A`)
/ _/____/
真夜中にふと目がさめて
わけもなく泣きたくなりて
蒲団をかぶれる。
石川啄木('A`)
(V)。。(V) ('A`)
彡[ ]ミ /<< )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
東海の小島の磯の白砂に
われ泣きぬれて
蟹とたはむる
石川啄木('A`)
、 ('A`)
@三三三) << )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
砂山の裾によこたはる流木に
あたり見まはし
物言ひてみる
石川啄木('A`)
('A`)
/<< )
 ̄ ̄大大大 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
大といふ字を百あまり
砂に書き
死ぬことをやめて帰り来れり
石川啄木('A`)
J( 'ー( 'A)
( _ノヘ )
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
たはむれに母を背負ひて
そのあまり軽きに泣きて
三歩あゆまず
石川啄木('A`)
('A`) ( ) ( )
( ) ( )V( )
| | | | | |
やはらかに積れる雪に
熱(ほ)てる頬(ほ)を埋むるごとき
恋してみたし
石川啄木('A`)
('A`)
/⌒⌒⌒⌒⌒ヽ
// ̄ ̄ ̄フ /
/ (___/ /
(______ノ
いと暗き
穴に心を吸われゆくごとく思ひて
つかれて眠る
石川啄木('A`)
|
| <('A`)>
/ ̄ ( ヘヘ ̄ ̄
死にたくてならぬ時あり
はばかりに人目を避けて
怖き顔する
石川啄木('A`)
∥
('∀`)
( )
| | |
|
/ ̄ ̄ ̄ ̄
死ぬことを
持薬をのむがごとくにも我はおもへり
心いためば
石川啄木('A`)
|
| ('A`)
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄
こころよく
我にはたらく仕事あれ
それを仕遂げて死なむと思ふ
石川啄木('A`)
:y=-('A`)・∵;;
\/( )
森の奥より銃声聞ゆ
あはれあはれ
自ら死ぬる音のよろしさ
石川啄木('A`)
// I I I I //
// I I I I //
// I ('A`)I I I //
// Iv( )vI I___I //
//  ̄( ( ̄  ̄ ̄ ̄ //
はたらけど
はたらけど猶わが生活(くらし)楽にならざり
ぢつと手を見る
石川啄木('A`)
λ......
寂寞を敵とし友とし
雪のなかに
長き一生を送る人もあり
石川啄木('A`)
( 'A)
( )
| |
_,,..-―'"⌒"~ ̄"~⌒゙゙"'''ョ
゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ
T | l,_,,/\ ,,/l |
,.-r '"l\,,j / |/ L,,,/
,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,/ /
_V\ ,,/\,| ,,∧,,|_/
かなしくも
頭のなかに崖ありて
日毎に土のくづるるごとし
石川啄木('A`)
三ヽ( 'A`)ノ
三 ( )
三 ノ ヽ
‐''"´''"''''"""''"`'''""`""""''''''"´'''"""''"`''"""'''"'''''"`""''''``''‐
何がなしに
息きれるまで駆け出してみたくなりたり
草原(くさはら)などを
石川啄木('A`)
|
| ('A`)
/ ̄ノ( ヘヘ ̄旦 ̄ ̄
今夜こそ思ふ存分泣いてみむと
泊まりし宿屋の
茶のぬるさかな
石川啄木('A`)
┌─┬─┐
│//│//│
└─┴─┘
|
|('A`)>
/ << ) ̄ ̄ ̄ ̄
たんたらたらたんたらたらと
雨滴(あまだれ)が
痛むあたまにひびくかなしさ
石川啄木('A`)
⌒⌒
●
('A`)
ヘヘ ノゝ
‐''"´''"''''"""''"`'''""`""""''''''"´'''"""''"`''"""'''"'''''"`""''''``''‐
草に臥(ね)て
おもふことなし
わが額(ぬか)に糞(ふん)して鳥は空に遊べり
石川啄木('A`)
_□
('A`) v ( ) ( ) ( ) ( )
| ̄ ̄|ノ) 田ノ( )V( ) ( )V( )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | | | | | |
何事も思ふことなく
いそがしく
暮らせし一日(ひとひ)を忘れじと思ふ
石川啄木('A`)
( ) ( ) ('A`)
( )ヽ() /( ) ( )
| | 只 | | | |
わがこころ
けふもひそかに泣かむとす
友みな己が道をあゆめり
石川啄木('A`)
\('A`)/ ミ
( ) ミ
└└ ミ
高きより飛びおりるごとき心もて
この一生を
終るすべなきか
石川啄木('A`)
ξ
ヽξ ( )y-~
.[ 凶>,; (_ヘ
`・“
遠くより笛の音(ね)きこゆ
うなだれてある故やらむ
なみだ流るる
石川啄木('A`)
('A`)y=━('A`)・、;・
ノへへ ノへへ
こそこその話がやがて高くなり
ピストル鳴りて
人生終る
石川啄木('A`)
('A`) ( ) ( )
( ) ( )V( )
| | | | | |
わが去れる後の噂を
おもひやる旅出はかなし
死ににゆくごと
石川啄木('A`)
V ('A`】>
[ □] ヘヘ ノ `~~田
共同の薬屋開き
儲けむといふ友なりき
詐欺せしといふ
石川啄木('A`)
|
|
('A`)|||
/<< ) ̄ ̄ ̄
死ね死ねと己を怒り
もだしたる
心の底の暗きむなしさ
石川啄木('A`)
||
||
| ○\('A`)
| ( )
/ ̄ ̄ ̄ ||  ̄
円
いくたびか死なむとしては
死なざりし
わが来しかたのをかしく悲し
石川啄木('A`)
( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( )
ノ( )V( ) ( )V( ) ( )V( ) ( )V( ) ( )V( )
| | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
('A`)
( )
| |
世わたりの拙きことを
ひそかにも
誇りとしたる我にやはあらむ
石川啄木('A`)
V <('A`)>
[ □] ヘヘ ノ
あたらしき背広など着て
旅をせむ
しかく今年も思ひ過ぎたる
石川啄木('A`)
('A`) (`∀´)'∀'ノル
( ) ( )V( )
| | | | | |
秋の風
今日よりは彼のふやけたる男に
口を利かじと思ふ
石川啄木('A`)
_□
('A`)
| ̄ ̄|ノ)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
こころよき疲れなるかな
息もつかず
仕事をしたる後のこの疲れ
石川啄木('A`)
~-v('∀`)>
ヘヘ ノ
よく笑ふ若き男の
死にたらば
すこしはこの世のさびしくもなれ
石川啄木('A`)
|| ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ ∥ || || |┃| |
|| ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ || || |┃| |
|| || ||_|┃|_|
||__( ) ('A`).( )_( )_( )( )_( )( )( ) ||=| ┃
|| ( ) ( ノ)..( ) ( ) ( ) ( ) ( ). ( ).( )..|| | ┃
||ニ「 「ニ「「二「 「ニ「 「ニ「 「ニ「「ニ.「 「ニ.「 「ニ「 「ニ||二| ┃
こみ合へる電車の隅に
ちぢこまる
ゆふべゆふべの我のいとしさ
石川啄木('A`)
('A`) ( )
( ) ( )
| | | |
打明けて語りて
何か損せしごとく思ひて
友とわかれぬ
石川啄木('A`)
┌─┬─┐
│//│//│
└─┴─┘
|
| ('A`)y-~
/ ̄ ( ヘヘ ̄ ̄
空家に入り
煙草のみたることありき
あはれただ一人居たきばかりに
石川啄木('A`)
( ) ('ー`*)
( ) ( )
| | | |
砂山の砂に腹這ひ
初恋の
いたみを遠くおもひ出づる日
石川啄木('A`)
( ) ( )
三('A`)
( )V( ) 三 ノ( )
| | | | 三〆 ノ >
どんよりと
くもれる空を見てゐしに
人を殺したくなりにけるかな
石川啄木('A`)
(A` )
( )
| |
何となく汽車に乗りたく思ひしのみ
汽車を下りしに
ゆくところなし
石川啄木('A`)
('A`)
( ) ( ) ( ) ( ) ( )
只 只 只 只 | |
一隊の兵を見送りて
悲しかり
何ぞ彼等のうれひ無げなる
石川啄木('A`)
●
('A`) )
(ヽ )
<○>
目の前の菓子皿などを
かりかりと噛みてみたくなりぬ
もどかしきかな
石川啄木('A`)
||
||
| ○
| (#`A)丿 \(A` )
|___/( )___ (ノ )__
/ 円 | | | |
「さばかりの事に死ぬるや」
「さばかりの事に生くるや」
止せ止せ問答
石川啄木('A`)
⌒⌒
<('∀`)>
ヘヘ ノ
‐''"´''"''''"""''"`'''""`""""''''''"´'''"""''"`''"""'''"'''''"`""''''``''‐
不来方(こずかた)のお城のあとの草に臥(ね)て
空に吸われし
十五の心
石川啄木('A`)
\('A`)
ヽ( )ノ ヽ( )ノ ( ノ)
只 ≡ 只 ≡ | |
今日ひよつと近所の子等と遊びたくなり
呼べど来らず。
こころむづかし。
石川啄木('A`)
('A`/ヽ-、___
/ _/____/
真夜中にふと目がさめて
わけもなく泣きたくなりて
蒲団をかぶれる。
石川啄木('A`)
V <('A`)>
[ □] ヘヘ ノ
人がみな
同じ方角に向いて行く。
それを横より見てゐる心。
石川啄木('A`)
|
|
('A`)
/<< ) ̄ ̄ ̄
何処やらむかすかに虫のなくごとき
こころ細さを
今日もおぼゆる
石川啄木('A`)
__
毒 |
| ('A`)
家 | ∴ ( )
──┐ ∀ | |
ただ一人の
をとこの子なる我はかく育てり。
父母もかなしかるらむ。
石川啄木('A`)
V ('A`)
[ □]-‐‐lコ~~~‐κノ)
^^
この四五年
空を仰ぐといふことが一度もなかりき。
かうもなるものか?
石川啄木('A`)
| □
| ('A`)ノ
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄
朝はやく
婚期を過ぎし妹の
恋文めける文を読めりけり
石川啄木('A`)
_[桂]
( ) ('A`)
( )Vノ )
| | | |
やとばかり
桂首相に手とられし夢みて覚めぬ
秋の夜の二時
石川啄木('A`)
__ ________ __
| .| / / / |. | /
/ /.. | I I | / / . / | I I |
/. | .| / . / . / . | .|/
/. | .____| / / . / | ___ |
// |//|| / . / ||\\
二//./.|| 二二 二二(A` ) \\\二
||||/ || ( ノ) \.||||
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||||/ / \ \||||
 ̄|||| ̄ ̄|||| |||| ̄ ̄||||
雨つよく降る夜の汽車の
たえまなく雫流るる
窓硝子かな
石川啄木('A`)
_□
('A`) v (`∀´)'∀'ノル
| ̄ ̄|ノ) 田 ( )V( )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | |
誰が見てもとりどころなき男来て
威張りて帰りぬ
かなしくもあるか
石川啄木('A`)
('ー`*) ( )
( )V( )
| | | |
かの時に言ひそびれたる
大切の言葉は今も
胸にのこれど
石川啄木('A`)
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:::::::::::::: _...('A`).._ :::::::::::::
:::::::::::::.' ノ( ヘヘ `.::::::::::::
::::::::::::::::::.... ....:::::::::::::::::::
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ことさらに灯火を消して
まぢまぢと思ひてゐしは
わけもなきこと
石川啄木('A`)
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: : ( : : : : :(⌒ : : : r'⌒ヽ: : : : : : :
: : : : : : : : ⌒ヽ : : ,,,,,: :
('∀`)
ノ( )\
| |
とかくして家を出づれば
日光のあたたかさあり
息ふかく吸ふ
石川啄木('A`)
ヽ('∀`;)/
( へ
ノ
なみだなみだ
不思議なるかな
それをもて洗えば心戯(おど)けたくなれり
石川啄木('A`)
( )J( )し
ノ( )V( )
. | | | | ('A`)
ノ( ノ )
('ω` ) < )~
U U U U
時ありて
子供のやうにたはむれす
恋ある人のなさぬ業かな
石川啄木('A`)
∧∧从 三=
())0゚(;;と三('A` )_ =
( つつ ヽ と,,>三=
愛犬の耳斬りてみぬ
あはれこれも
物に倦みたる心にかあらむ
石川啄木('A`)
( 'A`)
(( ( )v-~
人
途中にてふと気が変り
つとめ先を休みて、今日も
河岸をさまよへり。
石川啄木('A`)
V ('A`)
[ □] ヘヘ ノゝ
何もかも行末の事みゆるごとき
このかなしみは
拭ひあへずも
石川啄木('A`)
! ! ! ! !
! ! ___。__ ! !
! / / l ヽ\ !!
! '⌒Y⌒Y⌒Y⌒゙ !!
!! ('A`)| ! !
! ! ( )Ф ! !
! ! || ! !
雨降れば
わが家の人誰も誰も沈める顔す
雨霽れよかし
石川啄木('A`)
;;⌒ 、
(;;; ,,;; ヽ、 _,,,...:-‐‐=-..,,,_
(_,,, ;;ノ,r'":: :: ::\,,....., ;;⌒ 、
,,r'":: :: :... ::: . ::; :::.`'::.、 (;;; ,,;; ヽ、
,:r'::: :: .::: :: :: :; ::: .:: `':.、 (_,,, ;;ノ
,r'":::.. ..:: ..:::. .... : :: :; :: ::. ::`'::、_
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かにかくに渋民村は恋しかり
思ひ出の山
思ひ出の川
石川啄木('A`)
* <('ー;)>
ヽ|/ ヘヘ ノ
"""~"''"'"""''~"'""~"""~"'""'"""~"''"'"""'
己が名をほのかに呼びて
涙せし
十四の春にかへる術なし
石川啄木('A`)
|
| (#`Д)
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄
かなしきは
飽くなき利己の一念を
持てあましたる男にありけり
石川啄木('A`)
|
|
| ('A`) |||
/ノノZ乙  ̄ ̄ ̄
石ひとつ
坂をくだるがごとくにも
我けふの日に到り着きたる
石川啄木('A`)
ヽ('A`)ノ
( )
ノω|
どうなりと勝手になれといふごとき
わがこのごろを
ひとり恐るる。
石川啄木('A`)
_____
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||/ ('A`)..| (` )
|| ( ) | ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||
鏡屋の前に来て
ふと驚きぬ
見すぼらしげに歩むものかも
石川啄木('A`)
山のような瓶のかけらの中から指紋を探す警官とアバッキオのやりとり
アバッキオ
「いや………その参考までに聞きたいんだが、ちょっとした個人的な好奇心なんだがもし見つからなかったらどうするんだい?
『指紋』なんてとれないかも………いや……それよりも見つけたとして犯人がずる賢い弁護士とかつけて無罪になったとしたら。あんたはどう思って………そんな苦労をしょいこんでいるんだ?
警官
そうだな……わたしは『結果』だけを求めてはいない。
『結果』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ………………
近道したとき真実を見失うかもしれない。やる気もしだいに失せていく。
大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。
向かおうとする意志さえあればたとえ今回は犯人が逃げたとしてもいつかはたどり着くだろう?
向かっているわけだからな………違うかい?」
アバッキオ
「いや………その参考までに聞きたいんだが、ちょっとした個人的な好奇心なんだがもし見つからなかったらどうするんだい?
『指紋』なんてとれないかも………いや……それよりも見つけたとして犯人がずる賢い弁護士とかつけて無罪になったとしたら。あんたはどう思って………そんな苦労をしょいこんでいるんだ?
警官
そうだな……わたしは『結果』だけを求めてはいない。
『結果』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ………………
近道したとき真実を見失うかもしれない。やる気もしだいに失せていく。
大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。
向かおうとする意志さえあればたとえ今回は犯人が逃げたとしてもいつかはたどり着くだろう?
向かっているわけだからな………違うかい?」