219 :名無しさん@お腹いっぱい。(埼玉県)2011/03/20(日) 21:00:03.48 ID:kMIBYVwW0
日本は昔からボトムアップ型とか言われてて、下っ端が現場を熟知していて
その現場力で何とかやってる社会。
上層部は枠組みが変わらない前提での「管理」だけに長けていて…。
こういう社会は同じ仕組みで安定的にうまく行ってる時はいいんだけど、
大転換期とか不測の事態とか、大きな決断を伴う状況に極めて弱い。
あと、日本社会の際立った特質として日本式ポジティブシンキング志向がある。
アメリカ的ポジティブシンキングが「困難な状況をも好機と捉える前向きな思考」
とすれば、日本的なそれは「困難な状況は無かったこと、見えなかったことにして、
バラ色の未来を夢想する後ろ向きな思考」。
計画を立てたりその実行中に極めて大きなリスクを見つけた時、日本的な組織では得てして
「このリスクが現実化した時には手立てがない」→「では、そんなリスクは存在しないことにしよう」
という内々の決定がよく見られる。