
ポンペとともに長崎大学医学部の創始者である
松本良順にちなんで「良順会館」と命名。
2007年3月12日に松本良順没後100年を迎えた。

松本良順について
将軍御目見医師であった松本良順は
1857年第二次海軍伝習に幕命を受けて参加、
諸藩の医師を自らの弟子としてポンペの講義が
受けられるように取り計らった。
大村町の医学伝習所、小島郷の養成所と医学所の設立は
良順の努力による。
ポンペとともに長崎大学医学部の創設者である。
江戸の医学所頭取、将軍家茂の侍医、法眼となった。
維新後、軍医を編成して軍医頭、後に陸軍軍医総監となった。
晩年医療を受けることのできない庶民のために
衛生と養生法を説いた本を出版し、自ら処方して安価な売薬とした。

