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図書室のコト、情報処理技術者試験のコト、それから小説。いろいろです。

5時のFAX

2007-12-02 | Library(MyWork)
 金曜日、午後4時58分。Kさんは下に暖房を消しに行った。メールもチェックしたし、パソコンをシャットダウンしてしまおうか...と考えていたところにFAXの音が響いた。
 そもそもこんな時間のFAXというのは、良いFAXであろうことはない。某書店さんの宣伝(も時々くるのだが)ではあるまい。見る前からそれは分かっている「所蔵調査」だ。
 普通こんな時間に「所蔵調査」のFAXを送ったりはしない。先方に失礼だし、どうしても先方を急がせる結果になるから。急ぎでなければ、月曜日の朝に送れば良い。それにそういう無茶はしないように学生にきちんと言うべきなのだ。4時ごろに明日○○大学に閲覧に行きたい、なんて利用者が来ると「それはちょっと...」と話し始めることになる。もちろん、FAXというのはだいたいすぐ返ってくることが多い。4時くらいならば、「すいません、よろしく」とでも侘びて送ってしまうし、先方もすぐに返事をくださるのだけれど。
 やってきたFAXは、間違いなく「所蔵調査」らしかった。流れてくるFAXの送信ヘッダが見える。...見慣れた大学名。ここで最初の「あ~ぁ~」「はぁ~」から「おいおい」となってしまう。その大学は、自分の母校だった。
 大学時代に大学図書館というものをあまり利用したことはなかった。もちろん、レファレンス(または大学間相互利用)というサービスを利用したこともない。友人が何度か利用したことはあって、なかなか親切だったと記憶しているが。だから、FAXの送信先に書かれている担当者の名前(には少ぉし記憶があるようなないような)や顔はまったく思い出せない。5年も経てば、同じ担当者とは限るまいが。
 ちなみに利用したい人は、自分の出身学部の学生だった。学年や専攻までは分からぬが。つまりかわいい後輩...なわけですな。想像どおり、次の月曜からその次の月曜までの間で利用したいということだった。
 ごく一般的に考えて終業時間の2,3分前に来たFAXに当日中に回答してあげなければいけない、という義理はない。FAXを受け取っても「じゃこれは明日でよろしく」というケースが多い。(もちろん、来室希望日は確認するが)
 けれど今回のケースは、この資料が多分卒論に必要で(うちの学部の卒論締め切りはクリスマス前だから、かなり)、切羽詰ってるんだろうことは想像に難くない。もしかしたら同じく終業時間をすぎたライブラリアンがFAXの回答を待っているかもしれない。だいたい5分か、どんなに時間がかかっても10分程度でできること。きっと泣きつかれたなんだろうなぁとか断りきれなかったんだろうなぁとか考えながら、(私としては例外的に)回答することにした。理由の一つには、次の月曜が月初めの閉室日だから、もし万が一来られたら困る、というのもある。
 閉室作業のついでに資料を探してきてもらう。利用したい論文がどれかは知らないが、資料はあった。「ふぅん、よしよし」とちゃきちゃき回答を書き始めたのだが、何だかタイトルが違う。OPACを見ても確信は得られない。奥付に正しいタイトルが書かれていたのでOKだったが。ちょっとしたタイムロス。
 回答欄に複写料金等も教えて、とあったのでそれも書き込む。等って何だろう? 他に特に事前に説明することはない。(いや今思い出した、両替はできません、小銭をご用意ください、って書いてあげても良かったな)忘れてはいけないのが、月曜の閉室、次の月曜は来ないでね、と書かなくてはいけない。
 慌てていると、つまらないところで間違いをするので、チェックしてもらってからFAXを送る。まぁ所要時間5分~10分というところ。いつも乗る15分のバスに間に合ったので、多分。
 私は卒論で他大学の資料など使わなかったけれど(というより参考文献、引用文献がそもそも両手に満たない程度だったので(笑・程度が知れる...))、卒論、修論、博論などなどを書かれる皆様、資料集めは早い目にお済ませください。年末年始は、図書館も閉まっておりますので。
 これでかわいい後輩が火曜に来ないのだったら、また怒り爆発となるのでしょう。おいおい、あんなに急がせといて、ってね。しかしそれも良くあるケースです。後輩が来る日を楽しみに待ちましょう。

図書館システムが新しく!!

2007-03-27 | Library(MyWork)
図書館システムが入れ替わる、そんなめったにない機会に出会いました。
それはいいのですが、うちの学部の図書室はいつも忘れられているなぁと実感するばかり。まぁいつものことですが。

4時ごろまで使っていい、という連絡がなくて、使えず、聞いてみたら使っていい、ということで(笑)ようやくサービスインという感じ。

まずは溜まっている返却。
ピッピッとまぁこれは順調。
途中で予約本に出会う。
これは予約キャンセルという話だったので、
初日から「予約解除」の処理を。

次は貸出。
2-3日分の貸出だ。
カードもバーコードもないので、ひたすら手打ちで。
あ、番号展開(解説しよう、古い受入資料は受入番号の桁数が今のと異なる。そのため、番号を今の桁数に調整すること。年代によっていろいろある。普通、貸出ができる状態にはない)。
そーいえばそーゆーのあったな。
ちゃかちゃか番号展開。
<<...その本は貸出できません>>
あ、所在変更(所在が図書室になっていないので貸出できない)。
ん~と、簡易書誌登録かな?
(後で、所在変更前の所在が見れないことに気づいたので、所在メンテを使ってやり直しましたが)

ん~初日からハードなこと。
あれ? 院生の総貸出数が6冊?
おかしい、設定がおかしいぞ。
ま、今は6冊以内だからいいか...
全部やってから後で直そう...

と思っていたら、現在8冊(この時点でエラーだけど)借りている院生が貸出にきた。あ、すいません。ちょっとメモしておきますぅ。
あぁあ、やっと普通の貸出ができるって思ったのに。

初日から本当にいろいろ、ハードな事例が。
しかもまだ使い方教えてもらってないんですけど。
知恵と勇気と勘、いつもそんな乗り切り方をしている私なのでした。

消しゴムかけ人

2007-03-03 | Library(MyWork)
学生は、春休み気分なもので、利用者は少ない。
カウンターで待っていても寂しいばかり。
と、最近始めたのが、消しゴムかけ。

いつの時代のことなのか、
ちょっと日焼けしたくらいの縦書きの図書に、よく書き込みがある。
筆跡を見ていると、どうも単一犯とは思えない。
...図書館の本に線引きますか?
鉛筆だったら消せる。でも、赤鉛筆(意外にきれいに消えたけど)とか
ボールペンとか...ご自分の本ではないんですよ?

で、ボールペン以外の書き込みを消しているわけだ。
街の落書きが消さないと増殖していくのと同じで、
こういうのもそのままにしておくと、
「書いてもいいんだ」
って利用者に思わせることになるのだろう。
最近出たキレイ本(カバーが外れていない、フィルムを張ったやつ)には、
書き込みはなさそうなので、古い時代のことなのかなぁと。
それとも、古い本だからいいかって最近書き込まれたのかな?

まぁ、知っているけどモラルが低下しているよね...
大学図書館関連でモラルといえば、
卒業生が本を返さないで卒業するケースが多いらしい。
うちも少しはある。
本を返さないと卒業できないとか、そういう対策もあるらしい。
けど、退学した!とかいうケースはどうしようもない...
そういうのは性質悪いですよね。
退学させない、ちゅうわけにはいかないでしょ。

図書館の本に書き込みをしないでください。
借りた本は、期限内に借りた図書館へ返しましょう。
今更そんなこと、大学生にいえない。

シャーロック・ホームズ構成目録

2007-01-21 | Library(MyWork)
「シャーロック・ホームズ構成目録」というと
司書課程の資料組織Ⅱという科目で作った目録ですね。
(同じ時期に提出した情報サービスもシャーロック・ホームズがテーマだった(笑)

この間、ふっと思い出したわけです、この目録の存在を。
確かフロッピーディスクに入れて...どっかに片付けた...ただし、私のPCは既にFDDのないタイプ。
仕方がないので、某所でコピーをさせてもらいました。

<<若い頃の作品を見るって恥ずかしい>>
「若い」といっても6年ばかり前の作品なんですが、
司書課程1年生、前期の課題ですからやっぱりアラばかりが...
「司書」なんて言えるほどの仕事はしていないLibrary staffですが、
4年もやっていると何でも司書っぽく見てしまいますよね。

まるきり余談ですが、書店である本を1冊だけ検索して、その周りに同じジャンルの本が並んでいる、と思った私は、やっぱりLibrarianなんでしょうね(笑) 
図書館的分類と違うだけなのか、場所が違いました。勘で何とかなると思ったのに。


それで、その資料組織Ⅱの提出課題を見たわけです。
当時何故、こんな風にファイルをバラバラに作ったのか、よく分かりませんが、(卒論も同じように章ごとにファイルが分かれていた)6個のファイルになっていました。それだけで「何じゃこれ?」ですよね。内容はもっと恥ずかしいものだった。
今更だが、何でこれが満点だったのか...

良いとこ、というか普通のところを以下にあげると、

☆目録である(本の情報を分解して並べてある)
☆請求記号があり、その順序に並んでいる
(まれに請求記号順に並べない人がいる(笑)、意味がない)
☆索引がある(目録本編の並びとは異なった並びで本編へ導くリストがある)
☆件数が指定された件数(課題は10件以上)より多い=60件
この辺ができていれば、科目目標はクリアだったのではないでしょうか?
(つまり可(60点以上)はもらえるはず)

悪いところもいっぱいあったんですよ?

☆言語道断? のタイプ/変換ミス 読めない...あわてていた証拠とも言える
☆索引って本文と同じだけのデータ量でしたっけ?
普通は、索引の並べ替えキーと請求記号程度では?(最低限それで良い)
☆あってもなくても良いような請求記号...
(自分で作っておいてそれはないだろう、と突っ込まれそう。
分類とは内容で分けるものだ! と後(卒業後)に聞きました。
そこから考えると意味がないと言っても過言ではない)
☆あわてた製本(というくらいの量はあった)="堅牢に"を無視している
壊れてなければいいけど(笑)
☆目録を○太郎で作成したこと
先生に後にでも伝えたかどうか(笑)アクセスはもとよりエクセルさえも使っていない目録だったのです。○太郎ですよ○太郎!! いや○太郎がすぐれたワードプロセッサなのは認めますけど、目録を作るようなものではないでしょう。家には、○太郎しかいなかった。大学でやるには時間がなかった。それで、表作成が非常に面倒な○太郎君でせっせと目録を作ったのですね。いや苦労しました。
☆表形式にしたのは、相談日に他の人のを見せてもらって...
パクリとかではないですが、あぁそういうレイアウトすればいいんだ、って(笑)それまでどんなアイデアだったかしれませんが。

結論
この目録に満点をくれてやらなくても良かったんでは...
ちょっとイチャモンつければ90にだって80にだってできたはず(笑)
それに、本人だって完璧とは思ってなかったですし(笑)
提出時にも言いましたが、見所は、この量だけです。
今、本当にそう思います。
先生から満点を貰いたかったのは貰いたかったですが。

で、今回の本論。
何故今頃そんな話がでるかというと、
○太郎→ワードの変換をされたこの目録を
データベースにしてやろうという試みなのです。

最初は、前述の訳の分からない請求記号を採用するべく考えたのですが、
やっぱりあれはおかしいと思って、そこらへんを削除しました。
その請求記号を解説すると、
英文(つまり原著の)タイトル最初の2字(冠詞等を除く)+和文(訳)タイトル最初の2字
です。ユニークな(面白いとかではなくて唯一無二のという意味)請求記号といえば確かにそうでしょうが。それってタイトル索引を作ればいいではないか、ということになりませんか? だったら、別の並びにした方が...と。

そこで並び順は、発表順というシンプルなものを選びました。ま、一番妥当というか、普通な並べ方ですけど。この1キーだけで、ユニークなキーになります。今後増えることもないわけですから考慮する問題もないのです。そこにタイトル索引を2種(和・洋)作りました。これで完璧、正しい目録に大変身です。

けど、やっぱり分類がおかしい。先述の「内容で分ける」というのをまだ無視してますし。発表順にしたって索引でもいいわけだし。というわけで、もう一度シャーロック・ホームズを読んで、分類を考えたいと思います。

Webにあったのは、事件の種類でした。そういう感じのやつを見つけて、キーを追加しようと思います。完成版まではまだしばらくかかりそうです。

それにしても、あの忙しさの中、60作品を(斜め読みにしても)全て読んだというのは驚異的でしょうね...

追伸:最近やっと、blogにおけるデータベース的使い方が理解できました。

図書室水害

2007-01-17 | Library(MyWork)
閉架書庫に水が...
電動書架のレールの上を水が流れたらしい。

実はこの書庫の水害は2度目。
5年だか前にも、本がバリバリになるほどの被害が。
(前にその本を開けるのに苦労しました)

で、先日、大掃除をしてもらった前後に、補修をしたはずだったが。
どうも上階で、水トラブルが発生していたらしい。
図書室が北館で、閉架書庫は本館の西側なので、情報が入ってこなかったのだろうか。
その水トラブルというのが水道管の劣化によるものらしく、
図書の避難の要請が...

水道管の劣化? 定期的にチェックをして欲しいもの。
本があるんだぞ~。
この間の件で、そこに本があることは知っているでしょう?

おかげで、せっかく美しくなった電動書庫は、レールの鉄さびがついた水が床を流れて、茶色のしみをお作りになりました。悲しい。本にはさほど影響はなかった模様だが、濡れた本もあるだろうし、湿気っただろうから...カビとかも心配。

本を移動させていたら、裏側から非常に濡れた(ような茶色に変色した)本を見つけた。「うわぁーココ濡れてる」と思ったが、過去の水害によるものらしい。見た目は濡れているようだったが完全に乾いていた。

あの場所に書庫があるのは、ちょっと許せない。
きっと、皆が忘れた頃、また水害が起こるのでは?
本たちがかわいそうである。

終業前のFAX

2006-12-23 | Library(MyWork)
金曜日の終業の5分程前...のことでした。
プルルーと音がした。
この時間のこの音は、最も忌み嫌うものといっても良い。
電話ではない。Faxだ。

この時間にFaxが鳴ると、まずは、
「おいおい、こんな時間に送ってくんなよ」
と思うことになる。
それが本当に所蔵調査依頼だったら「オイオイ...」と繰り返すことになる。

それでも、先方が「いや、回答は月曜でもいいんですけど、
とりあえず送っておいたんです」というような雰囲気なら良いのだ。
放っておいて、月曜日に解決してもらうので。

そのFAXは、月曜日に閲覧に来たい、という内容のものだった。
「いますぐ、返事しろってか??」
も、もう仕事終わるんですけどねぇ...

もう一度FAXに目を落とす。
えぇと、何か記号...おぉNCIDがある...
あるけど、読めん...
プリントスクリーンを切り貼りしたような、細かい文字で、
しかも斜めにFAXされてきたので、字がつぶれて判読水準の低いこと低いこと。
うぅーむ...と格闘して、とりあえずOPACに番号を入力。

おぉ、ヒットしたぞ。
ん? 何か違うか?
えぇとえぇと...
あぁ、これがタイトルか、合ってる合ってる。
(解説するに、例えばWebcatのコピーとかではなかったので、
一番上にタイトルがなかったんですね。
中ほどにTR(?)とタグのついた、タイトルが書かれていました)

で、OPACの検索結果を開く。
ここで、また、溜め息をつくことになった。
「あぁあ~、講座置きだよ」
(講座置きは先生に持ってきてもらうので、時間がかかる)
こりゃ無理だね、月曜の閲覧は。
とっととFAXしようっと。
と思ったのですが、

実は、K先生の馴染みの講座だったので、探してきてくれると!!
おぉー親切じゃー。
ま、この間のもなかったしね、期待はしないんだけど。
(この間:1件が講座の図書で行方不明、もう1件が図書室置きの雑誌で、
該当巻号を所蔵していなかった...というか照会事項不完全、な感じ、
これも4:30過ぎで、先方もあわててらっしゃったようだ)

閉室作業をしながら、待つこと少々。
何だか、講座の先生に文句のひとつも言われたようですが、
何とか、該当図書を発見。

んじゃぁ、来て良いって返事しなきゃね。
ん~、この読みにくいとこは、書き直して...
えぇと所蔵あり、閲覧可、複写も可で、
取り置きありで、所蔵場所...えぇい講座の図書だって書いてやるぅ。
(ちょっとしたイヤミですね(笑))
判子を2つ押して完成。

FAXも無事1回で送信できて、無事解決。
「ホッ」とそんな感じですね。
5時は少し過ぎていましたが。

しばらく、何てヤツだと思っていたのですが、
今は卒論、修論、博論なんかの時期。
学生が、どうしても必要なんです、卒論に! なんて
カウンターで目を潤ませながら、訴えたんでしょう。
仕方ありませんねぇ、返事が来なくっても知りませんよ、
なんて感じで、送られてきたFAXだったのではなかったのでしょうか。
あくまでもそれは学生側の問題であって、我々(図書館員)の問題ではないのだが、
カウンター担当者としては、まぁ断れないところ...
という事情がなんとなく想像できて、
向こうの図書館員も大変よなぁ、なんて思うのです。

が、事情が分かったらしい今でも、
「すいません」とか、「よろしく」とか、
そういう一言が欲しかったなぁ、と思う。
急いでたんだろうけど、ね。

大体、急ぎの仕事を送るときは、
送るほうができるだけ、調べておくというのが、マナーではないのかな?
私なら、急がすとき(もちろん、うちでも時々そんなことはあります)は、
相手大学のOPAC(いやぁ今は便利だ)を検索して、
所蔵の有無や、所蔵館とか、請求記号とか、資料番号とかをきちっと
書いて送るように心掛けているのだけどね。

これで月曜に来なかったら、怒るんだけどな...
月曜、って書いてあったから、後は火曜しか開いてないよ、とは
書かなかったんだけど、大丈夫かなぁ?

予約更新...

2006-07-29 | Library(MyWork)
最近記事がなかったなぁなんて。
毎日毎日、雑誌の所蔵調査をしていると、
このカテゴリは書くこともないので。

いやいや、いまだに迷子ちゃんの雑誌がちらほら。
いったいどこに隠したというのだろうか?
もう探していないところなんてないと思う。

さてさて、一月ばかり遅れて、来年度の予約更新がやってきた。
心待ちにしていた、のだが、
4時を過ぎて発見したので、ちょっと憂鬱だった。

大体今頃来てしまったら、
先生、大学にいらっしゃらないんじゃ...
回収不可でも知らないよ...

金曜日、分館から来た書類と格闘して、
うちの学部用の書類を作った。
分館さんも一応、うち用に作ってくれているのだが、
事情がもうひとつ理解できていないので、
やっぱり使い物にならない...

しかもね、1枚にまとめよう、という思いが強いせいか、
字がすごく小さい。10ポイントか下手したら9ポイント...
コレを読む人がいますかねぇ...
コピぺして、フォントを12ポイントくらいまであげて、
要らないところはカットして、
重要な項目は、何度も何度も書いて、
...一応、頑張ったけど、たぶん、不十分なところを、
熱心な先生方に発見されるのだろうね...

1日がかりで、ファイルを作って、
先生方にメールで送りつけておいた。
(全員に周知させる、誰かがやってくれるはず)
月曜には、メインの先生に印刷物を配ることになっている。

しかし、メールを送ったすぐ後に、
もうそれを印刷して、照会されている講座があった。
ちょっと早すぎ...でびっくりした。
早いのは早くていいんですが。

まだ、講座には雑誌の所蔵調査もしてもらっているところなのに、
(こちらは月曜で締切、まだ来ていないところは多いが)
申し訳ないが。

無事全講座から回収されることを祈っている。

注目度アップ

2006-05-27 | Library(MyWork)
最近、図書室の注目度がアップしている。
先生方も会計係の方も皆、エレコンと呼ばれる閉架書庫を見に行かれる。

何事かというと、
室長自ら、エレコンクリーンアップ大作戦を企画されているのだ。
まだ上手くいくのかは分からないが。

エレコンは閉架書庫。
この閉架な場所は、閉架ゆえに人目につかない。
出入りも少ない。

ので、非常に汚い場所。
古い本のにおい。ほこり。水害の跡。
ゆえに、行きたくない場所。
決して、2時間も3時間もいようとは思えない場所。

それで、クリーンアップ大作戦。
長年、どうにかならないものかといいつつ、
忙しさに、保留状態が続いていたもの。

もちろんきれいにすることが本当の目的ではない。
設立当初は、よその学部から本を頂いたと聞いたが、
今はもう、新しい本を買うこともできないくらいに、
書架がいっぱいなのである。

ご近所に新しい図書館が2つほどあるが(どちらもなじみ)、
どちらも、書架にスペースがある。
余裕の排架。1段ごっそりと開いている書架。
こういうのが本当にうらやましい。

名目としては、
書架のスペースを作る、ということ。
そのために、本を動かすので、ついでにきれいになるよね、という話、
のはず。
どちらも願ったり叶ったり。

とはいえ、所蔵調査の件もあるし、
今年は、休む暇がなさそう、というのがうれしいのか悲しいのか。

久々の大仕事...なんでしょうね?

2006-04-29 | Library(MyWork)
まだPCが直らない...というか戻ってこない...
まぁ問題は解決したので良しとしよう。
そのうち戻ってくるだろう。
どちらにせよ、今日は取りにいけないわけだし。
(本日も県立図書館からの記事です)

たまには、お仕事記事を書いてみましょう。
毎度毎度、トランポリンってわけにもいかない。

昨日(つまり、金曜日)、分館からの使者が来た。
昔、同じ図書室で働いていた人。
カウンターではあったものの、予備パソコンの方で、お勉強会と相成りました。

で、お勉強会の内容とは、
雑誌の所蔵チェック の件だった。
それは分かっていたのだが、おそらく、この間係長が入れていってくれたデータ(約1.8Mのエクセルファイルがメイン)を見ながら、図書室にある雑誌の所蔵を確認して、分館に送り返せばよいのだと思っていた。

つまり、コンピュータ上での更新作業は、分館さんがやってくれるのだろうという思いなわけです。
分館に多くの仕事がいってしまって、早2年。
閲覧画面以外は、ややこしくなるので、できるだけ開けることなかれ。
という暗黙の了解の下、雑誌画面を触らなくなって(見るくらいのコトは見るが)、2年なのだ。
誰もがそう思う、はず、でその調べる作業が大変なのだと信じていた。

が、分館からの使者は、業務システムの画面を触りながら、説明を進めていく。
それでも、「説明を分かりやすくするために、開けているだけなんだろう」と思っていた。

けど、結局は、こちらで更新作業をやってくれ、ということだった。
ふぅん、こっちで画面触っていいんだぁ、と思う。
長年それは、禁じ手なのだと思っていたのに。
分館さんには、人がいないから、うちの分まで更新作業などやってられんということなんだろうね...

ちなみに、分館の作ってくださったデータは、うまくできているのだが、
データ抽出の際に取り出した、調査には不必要な列を消さずに残してあったようだ。(だから1.8Mにもなるのだ)
そして、肝心要の並べ替えに必要なフィールドが抽出されていなかった。
...やり直しかよ。
しかも面倒なことに、同じデータを作るためには、確か、
Left Outer Join というSQLが必要。
やってもいいのだが、時間がかかる(SQLを考えるのに、です)ので、
同じデータにならなくてもいいので、Left Outer Joinなしで、やることに。
後で、画面を開けるのだから、そのとき確認できるだろう。
で、抽出したら、データ件数が、こちらのデータのほうが件数が多いことが分かった。

さらに、これは、どうにもならないことだが、
和雑誌については、大学の紀要分が後回しでいいことが判明したので、
購入・寄贈を分けなくてはいけなくなった。
が、それを正しく抽出することができないのだ。
初夏をうろうろするのは、ごめんだが、かといってどうするか、課題は多い。

長い記事になっているが、もうひとつ。
業務システム(雑誌画面)を触ったことのあるのは、私だけなので、更新作業用のマニュアルも作る必要がある。分館では作ってくれないものね。作ってくれないけど、間違いがあってはいけないし、毎度私がつきっきりになるわけにもいかないし。そんなことをしていたら、いつまでたっても作業に入れないわな...

さて、来週から、どんな作業計画をたてようか...

閑散とした...

2006-02-18 | Library(MyWork)
最近の図書室は...なぜ??というくらい人が少ない。
まだレポートだのテストだの言っている学生がいるのだから、
もっと利用があっても良かろうものが...

とにかく少ない。
そして、やるべき仕事も...あまりない。
雑誌も図書も1人でもてあますほどの量は来ない。
(しょせん、学内便の箱2箱分だしね)

カウンターにも用のある人はほとんどないらしい。
最近の趣味といえば、督促リストにあがっている人の利用者番号を
片っ端から入力していって、返却したかどうか確認することくらい。
1週間に1度出しているわけだから、そうそう返却した人がいるはずもないのだが。
督促にしたって、1週間に2度も3度もできないわけで...
割にまじめに督促してますけどね。
卒業する人もいるし。

その効果か何なのか、
随分とリストが短くなってきた。
人図分も本館分も7~8枚程度。
長く返却していなかった人が返却しているのを発見したときは、
とてもうれしいものです。

が、それ以外にたいした仕事がない。
本当は、ないわけではないのだ。
某閉架図書の部屋の廃棄本をゴミ箱行にするとか、
本格的に書架点検をするとか、
書架移動をするとか、
マニュアル作りをするとか...

でも、3人では2階(カウンターのある階だ)を離れることができないわけで。
1人がカウンター
1人が電話番(カウンターの人は出れないことがあるから)
残った1人で作業?
...特に新人さんとではできない。

というわけでいつも課題を抱えながら、
その課題に取り組めぬままに終わっている。
2月がこのありさまで、
3月はどうなるんだろう、何をするんだろうと、考えなければならない日々。

3月は、アルバイトの方も変わるし、
下手したら日替わりとかいう可能性もある。
そんな中で、何ができるのか?
何をさせてあげればいいのか?

そして、4月から新しい非常勤の方が来られて、
図書室の仕事にやりがいをもって取り組んでもらうためには、
どうすればいいのか...

レファレンスらしいことも、たまにはするけど、
そんなにおおくはないしねぇ。

そういえば、こんな話がありましたねぇ。
某T先生(某K女子大学の方なら知っているあのお方ですが)から。
来年度4月から所属講座が変わるんだけど、
自分で買った図書を新しい場所に移せるか?
ということだった。

図書の所在コードは、先生について回るので...
と言いかけて、
先生はどこの所在をお使いでしたっけ?
「人現社...」
講座共通の所在をお使いなんですね...
ここには、別の先生が買われた図書も混じっているし
機械的に右から左に移すというわけにもいかないようだ。
本来なら先生には人現社1とか、人現社2とかいう
先生用のコードを利用していただきたいところだが、
1は昔いらっしゃった某Y先生のコレクションがある所在で、
2は、今いらっしゃる某K先生の所在となっている。
ちなみに、行く先の所在コードは...
人社理というコードだけで、1とか2とかはないようだ。

ないようだ、では済まされないのだが、
つまり、使える所在コードがないということ。
じゃぁ、新しく所在コードを作ってもらったら?
というツッコミがどこからかありそうだが、
実は、分館の意向として、所在コードをこれ以上増やさない、
というのがあるので、それもおそらく無理ではないか、
と思われる。

結局、分館さんに聞くしか方法はないのだが、
さて、どのような解決方法があるのか?
そして、どういう手順でするのか?
思うに、T先生が自分の図書を選び分けた上で、
図書室に持ってきてもらい、それの所在を図書室で変更して、
先生に返却する、というのが良いのだろうが。
さて、どうなることやら。