
先にあげた、ヒオウギ貝の貝殻の溝に頑固に付着したフジツボやカルシウムの付着物を千枚とおしなど、先の鋭利な器具をつかって手作業で除去したあと、仕上げに金ブラシで表面を研磨というか研削します。
最大幅径が5センチ以下のヒオウギ貝の貝殻ならば、これでOK。しかし、5センチ以上のものになると研削は大変です。
5センチ以上になると、ヒオウギ貝が海中で成長した期間も長くなり、フジツボやカルシウムの付着物が強固に溝に付着しています。
真珠の養殖事業者は貝殻掃除の研磨機を持っていますが、これをしても完全にはこうした付着物は除去できません。
最後は、手作業で丁寧にはじいて除去する他ないのです。
7~8センチクラスのヒオウギ貝の貝殻になると手作業で行う場合、30分くらいはかかる根気のいる作業です。
こうして研削されたヒオウギ貝の貝殻は、こうした付着物の下に美しい鮮やかな色彩を秘めているのです。
しかし、まだ問題があります。ヒオウギ貝の貝殻は大きくなればなるほど、成長にしたがって多くの付着物がつきますから、中にはシミになったり、寄生虫の死骸などの色が染みついたりしています。
色の悪いものが成長にしたがって増えてきますので、大きいものほどシミのないきれいな貝殻を選別する必要がでてくるのです。
経験上、ヒオウギ貝の貝殻は小さければ小さいほど、色が美しく鮮明です。とりわけ稚貝の色の美しさと鮮やかさは特筆ものです。
こうして手間暇かけて選ばれたヒオウギ貝の貝殻は、まさに海の宝石ともいえる宝物です。

by ラブユーヒオウギ
最大幅径が5センチ以下のヒオウギ貝の貝殻ならば、これでOK。しかし、5センチ以上のものになると研削は大変です。
5センチ以上になると、ヒオウギ貝が海中で成長した期間も長くなり、フジツボやカルシウムの付着物が強固に溝に付着しています。
真珠の養殖事業者は貝殻掃除の研磨機を持っていますが、これをしても完全にはこうした付着物は除去できません。
最後は、手作業で丁寧にはじいて除去する他ないのです。
7~8センチクラスのヒオウギ貝の貝殻になると手作業で行う場合、30分くらいはかかる根気のいる作業です。
こうして研削されたヒオウギ貝の貝殻は、こうした付着物の下に美しい鮮やかな色彩を秘めているのです。
しかし、まだ問題があります。ヒオウギ貝の貝殻は大きくなればなるほど、成長にしたがって多くの付着物がつきますから、中にはシミになったり、寄生虫の死骸などの色が染みついたりしています。
色の悪いものが成長にしたがって増えてきますので、大きいものほどシミのないきれいな貝殻を選別する必要がでてくるのです。
経験上、ヒオウギ貝の貝殻は小さければ小さいほど、色が美しく鮮明です。とりわけ稚貝の色の美しさと鮮やかさは特筆ものです。
こうして手間暇かけて選ばれたヒオウギ貝の貝殻は、まさに海の宝石ともいえる宝物です。

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