SDGs環境アートコミュニティブログ

貝殻リユース推進団体 ラブユーヒオウギが主催する環境アート活動のブログです。

ヒオウギ貝の貝殻の色は多彩。

2014-10-14 11:20:49 | 環境
ヒオウギ貝の貝殻の色って何色くらいあるの?

よく聞かれる質問です。

おおまかに分けると、オレンジ色と紋様の茶色、紫色、黄色、その他 で 3:4:1:1:1くらいが経

験上 みられるところです。

その他 の色では、赤、灰色、混合色 などがあります。

その中でも 混合色 というのは、めずらしく どういうわけか 黄色に赤い線がにじんで入っていたりの

ような感じで虹のような色彩をもつものもごくまれにあります。 まさに宝石ですね。

近年、愛媛県の宇和海以外の場所で人工養殖されているヒオウギ貝は、貝殻がどういうわけか 紋様の入っ

た茶色系が増えています。あまりきれいではないです。

海岸線の環境変化、環境汚染に影響されているのかもしれません。

紫色は、どうも劣性遺伝のようで黄色とふせて少ないです。

紫も鮮やかな紫、薄い紫、梅色に近い紫 など微妙に色に違いが出ています。

赤は紫よりさらに少なく、オレンジの濃いものから発生したものでしょうか。これも希少です。

人工的に色を均等に発生させることは、現在できていません。だから、貝殻の色には大きな偏りができるん

ですね。

めずらしいものでは、二枚貝の片方の色が違うヒオウギ貝もまれにあります。

ところで黄色だけ欲しいとか、紫だけとかの要望も時々聞きますが、難しいです。無理に集めるとオレンジ

の10倍くらいの値段になってしまいます。

それよりも、いろんな色を楽しめるミックスで手に入れることが自然でいいですね。



by ラブユーヒオウギ


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