私の知り合いにかつてスウェーデンで看護士として働いていた女性がいるが、彼女が妊娠初期に流産しそうになり勤務先の病院に入院したとき、日本なら投薬して流産をくい止めようとするが、スウェーデンではただ安静にしているだけだったと言っていた。つまり胎児の生命力にまかせようという姿勢で、無理に生かす必要はないという考えのようだとのこと。幸いその赤ちゃんは無事に生まれ、今は日本で医師として活躍している。
現在のスウェーデンでは、高齢者も無理に生かす必要はなく、食べなければ点滴も経管栄養もしないで、食べるだけ、飲めるだけで看取るという姿勢で、緩和医療に徹しているようだ。日本では死ぬ間際まで濃厚な医療を施し、胃瘻をつくり、人工呼吸器をつけたり、あげくに、点滴や気管に入っている管を抜かないように、体をベッドに縛り付けたりする。
日本にはこんな状態の「寝たきり老人」がとても多い。これで長寿国と言われても哀しすぎないだろうか。欧米では多くの老人は寝たきりになる前に亡くなっていくわけだから、寝たきり老人がいないのは当然だ。どちらがよいかという議論はあるかも知れないが、NHKスペシャル「老衰死」で取り上げられたいたように、私は自然に任せたい。
元のブログ”今こそ考えよう高齢者の終末期医療”
現在のスウェーデンでは、高齢者も無理に生かす必要はなく、食べなければ点滴も経管栄養もしないで、食べるだけ、飲めるだけで看取るという姿勢で、緩和医療に徹しているようだ。日本では死ぬ間際まで濃厚な医療を施し、胃瘻をつくり、人工呼吸器をつけたり、あげくに、点滴や気管に入っている管を抜かないように、体をベッドに縛り付けたりする。
日本にはこんな状態の「寝たきり老人」がとても多い。これで長寿国と言われても哀しすぎないだろうか。欧米では多くの老人は寝たきりになる前に亡くなっていくわけだから、寝たきり老人がいないのは当然だ。どちらがよいかという議論はあるかも知れないが、NHKスペシャル「老衰死」で取り上げられたいたように、私は自然に任せたい。
元のブログ”今こそ考えよう高齢者の終末期医療”
私も、自分で食べられなくなったら、無理に
生かしてもらわなくていいと思っています。
生きる屍は、考えただけでもウンザリです。
目からウロコが落ちました。
今の日本の医療のやり方は、どう考えたって、無理があります。
自分で決める!
今後の私の指針にさせていただきますね。
寝たきり老人を生み出すことで、多額の医療費と介護費が発生しています。
だから何もしなくてもよいということではないのですが、これからは個人でエンディングを考えないといけません。
ただ、もし終末医療を拒否した場合、行き場がないのが現状です。(ホスピスはガン患者に限られます。)
多くの人が望む「自宅で最後を迎えたい」がいつ実現するのかなかなか難しそうです。
そう、自分で決めないといけないんです。
特に”おひとりさま”はしっかりエンディングを考えておかないとと思いました。