やや気が早いタイトルですが・・・
まだ治療が残っているのに、先生方とのお別れがあり
退職されたり、異動される看護師さんとのお別れもあったせいか
退院間際、これまでの道のりを振り返る時間がふとやってきました
看A:「poporoさんも、次回はもう本当に最後ですね」
私:「はい。」 とここから回想劇が始まり~
私:「先生と約束したの。色んな私の要素があるから、残りの部分は全部、
大切にして輝かせて素敵な人生にするって。」
看A:「poporoさん、気持ちがやっと追いついてきたのかな。」
私:「でも今でも、とっても辛くて毎日、数回、泣いちゃうんです」
看A:「うん、そうだと思う。でもあの頃には、今みたいな発言、絶対にできなかったもん。」
「術前からpoporoさんのこと見てきてるから、あの頃、気持ちがついていってなくて
苦しかったですね。あの頃は~(回想)~。」
私:「覚えていてくれたんですか?」
看A:「覚えてますよ~ poporoさんは、ちゃんと自分のペースで追いついていってるから。」
このお話をした看護婦さんは、手術の同意書を渡す時に、どうしても私がサインできなくて
「まだ書けないです。どうしてもイヤなんです」と何度も同意を拒否したところから始まり
「poporoさん、夜中でもいつでもいいですから、お話聞きますから呼んで下さい。」
って言ってくださって
「本当にいいんですか?私、泣きつきますよ。」って言ったら
「受け止めますから」って任せて!のポーズをしてくれた看護婦さん
抗がん剤治療を言い渡された直後、廊下でバッタリ会って顔を見て
そのまま涙がこぼれてきたのも、この看護婦さんです。
看B:「poporoさん、いよいよ最後ですね 頑張ってきましたもんね。」
私:「はい。」 とまたここから回想劇が始まり・・・
私:「Bさん!手術の時の付き添いってBさんでしたよね」
看B:「そう!私です~」
私:「あの時ね、初めて担当で、その後も担当がなかなか回ってこなくて。
誰だったのかなぁ、あの時の看護婦さんって、ずっと思ってて。」
「抗がん剤でまた担当になった時に、声で思い出しましたよ」
看B:「そうそう、poporoさん、同室の方と一緒に出発して・・・」
私:「そう。自分のストレッチャー来たら、大泣きしちゃって」
「Bさんが、私の背中さすってくれたの。だから、ずっと誰だか思い出したくていたの。」
看B:「poporoさんは強いですよね。あんなに辛かったのに、私達にそういうそぶり見せないで。」
「いつも明るく振舞ってて。そんな姿分かるから・・・。」
って、二人で回想劇をしながら、一緒に泣いちゃいました
看護婦さん、ずっと私が泣いているのに付き合ってくれて
看護婦さんと「二人とも手が小さいね」って大きさを比べていた時
看C:「poporoさん、爪の色、変わっちゃいましたね」 と私の手をとって・・・
私:「うん。でも終わったらまた色が戻るから、気にしてないよ。」
「髪の毛もね、人前でそりゃ~、坊主にはなれないけど、また伸びるから。
だから平気」
って言ったら、私の布を巻いた頭に手をそっと置き、優しく包み込んでくれました
この看護婦さんは、手術入院で一番最初に私の空元気に気づいてくれ
「poporoさん、無理しなくていいですよ。」って
キュンってしてしまう優しい目で私に話しかけてくれ・・・
ものすごく泣きました、その時。
看D:「poporoさん、もう最後ですねぇ。寂しいです~」
私:「私もです~。もう入院はしたくないけど~。Dさんとも会えなくなっちゃう~」
「Dさん、転職してうちで働きませんか? もしくは一緒に住みましょうよ~」
Dさんは、術後の歩行訓練やおしもを洗ってくれた看護婦さん
いつも私のお腹の調子や抗がん剤の副作用について、とても気にかけてくれ
一番、私の調子を把握してくれていた様に思います
ほんわかしていて、いつもくだらない話をしては大笑いをしました。
ホント、会えなくなってしまうのがとても寂しいです
えぇ、だからと言って二度と入院はしませんが・・・!
私は、病気に関しての辛い気持ちや嫌だと思っている気持ちを
主治医のF先生や看護婦さん達に聞いてもらってきました。
一番、分かってもらえると私は思っていたから。
そして分かって欲しかったのかな
退院直前まで看護婦さんと回想劇をしていて、退院の時間が遅くなってしまいました
ラスト1回を残して全てを振り替えるのには、ちょっと早かったかしら?
という、5回目の退院前のお話でした。
まだ治療が残っているのに、先生方とのお別れがあり
退職されたり、異動される看護師さんとのお別れもあったせいか
退院間際、これまでの道のりを振り返る時間がふとやってきました
看A:「poporoさんも、次回はもう本当に最後ですね」
私:「はい。」 とここから回想劇が始まり~
私:「先生と約束したの。色んな私の要素があるから、残りの部分は全部、
大切にして輝かせて素敵な人生にするって。」
看A:「poporoさん、気持ちがやっと追いついてきたのかな。」
私:「でも今でも、とっても辛くて毎日、数回、泣いちゃうんです」
看A:「うん、そうだと思う。でもあの頃には、今みたいな発言、絶対にできなかったもん。」
「術前からpoporoさんのこと見てきてるから、あの頃、気持ちがついていってなくて
苦しかったですね。あの頃は~(回想)~。」
私:「覚えていてくれたんですか?」
看A:「覚えてますよ~ poporoさんは、ちゃんと自分のペースで追いついていってるから。」
このお話をした看護婦さんは、手術の同意書を渡す時に、どうしても私がサインできなくて
「まだ書けないです。どうしてもイヤなんです」と何度も同意を拒否したところから始まり
「poporoさん、夜中でもいつでもいいですから、お話聞きますから呼んで下さい。」
って言ってくださって
「本当にいいんですか?私、泣きつきますよ。」って言ったら
「受け止めますから」って任せて!のポーズをしてくれた看護婦さん
抗がん剤治療を言い渡された直後、廊下でバッタリ会って顔を見て
そのまま涙がこぼれてきたのも、この看護婦さんです。
看B:「poporoさん、いよいよ最後ですね 頑張ってきましたもんね。」
私:「はい。」 とまたここから回想劇が始まり・・・
私:「Bさん!手術の時の付き添いってBさんでしたよね」
看B:「そう!私です~」
私:「あの時ね、初めて担当で、その後も担当がなかなか回ってこなくて。
誰だったのかなぁ、あの時の看護婦さんって、ずっと思ってて。」
「抗がん剤でまた担当になった時に、声で思い出しましたよ」
看B:「そうそう、poporoさん、同室の方と一緒に出発して・・・」
私:「そう。自分のストレッチャー来たら、大泣きしちゃって」
「Bさんが、私の背中さすってくれたの。だから、ずっと誰だか思い出したくていたの。」
看B:「poporoさんは強いですよね。あんなに辛かったのに、私達にそういうそぶり見せないで。」
「いつも明るく振舞ってて。そんな姿分かるから・・・。」
って、二人で回想劇をしながら、一緒に泣いちゃいました
看護婦さん、ずっと私が泣いているのに付き合ってくれて
看護婦さんと「二人とも手が小さいね」って大きさを比べていた時
看C:「poporoさん、爪の色、変わっちゃいましたね」 と私の手をとって・・・
私:「うん。でも終わったらまた色が戻るから、気にしてないよ。」
「髪の毛もね、人前でそりゃ~、坊主にはなれないけど、また伸びるから。
だから平気」
って言ったら、私の布を巻いた頭に手をそっと置き、優しく包み込んでくれました
この看護婦さんは、手術入院で一番最初に私の空元気に気づいてくれ
「poporoさん、無理しなくていいですよ。」って
キュンってしてしまう優しい目で私に話しかけてくれ・・・
ものすごく泣きました、その時。
看D:「poporoさん、もう最後ですねぇ。寂しいです~」
私:「私もです~。もう入院はしたくないけど~。Dさんとも会えなくなっちゃう~」
「Dさん、転職してうちで働きませんか? もしくは一緒に住みましょうよ~」
Dさんは、術後の歩行訓練やおしもを洗ってくれた看護婦さん
いつも私のお腹の調子や抗がん剤の副作用について、とても気にかけてくれ
一番、私の調子を把握してくれていた様に思います
ほんわかしていて、いつもくだらない話をしては大笑いをしました。
ホント、会えなくなってしまうのがとても寂しいです
えぇ、だからと言って二度と入院はしませんが・・・!
私は、病気に関しての辛い気持ちや嫌だと思っている気持ちを
主治医のF先生や看護婦さん達に聞いてもらってきました。
一番、分かってもらえると私は思っていたから。
そして分かって欲しかったのかな
退院直前まで看護婦さんと回想劇をしていて、退院の時間が遅くなってしまいました
ラスト1回を残して全てを振り替えるのには、ちょっと早かったかしら?
という、5回目の退院前のお話でした。