これは一体なんだ?一人はエレベーターといい、また一人はエスカレーターだといい、と思ったら一人はお金を出して使える公共トイレだと言いました。
この機械は、楊花大橋上に設置された展望休憩所、カフェアリタウム楊花(ヤンファ)とカフェアリタウム仙遊(ソンユ)に上がるためのエレベーターです。一回に5,6人が乗れます。やや斜めになっており、登って降りるまでにかかる時間は約2分。丸い窓が開いた状態になっているんですが視界がまったく見えない雨の日に乗ったらまるで潜水艦に乗ったような気分でした。変わった形をしたエレベーターに乗り、楊花大橋上に上がりバスの停留所がある場所にカフェアリタウムヤンファとソンユはあります。この2つのカフェは、道路を挟んで丁度真向かいに立っています。オープンしたのは昨年の11月25日でまだ間もないです。
カフェアリタウムヤンファは“東洋”を、ソンユは“西洋”をコンセプトにデザインされたということです。
2つのカファのインテリアのコンセプトが違うことは一目見ただけではその違いを見つけることはなかなか出来ません。確かな違いとあげるとしたら見晴らしとメニューの二つです。ヤンファカフェは、漢江、堂山鉄橋、汝矣島 の眺めを見ることが出来、漢方茶とジュース、コーヒーなどを販売しています。特に漢方茶は、漢医師が開発したお茶としてティーパックになっているところが独特な特徴です。一方のソンユカファからは仙遊島公園、城山大橋、ワールドカップ噴水などが見れ、ジュースとコーヒーのほかにワインやマッコリ、カクテルなどのお酒なども販売しています。
幅の狭い橋のうえに作られたカフェだけあってお店の中は列車のように細長く出来ています。片一方からは仙遊公園が見え、もう片一方からは楊花大橋を行き来する車が見えます。雨の日には橋の上が混雑し車が群れをなしてやってくる光景を目にすることが出来ます。漢江にかかる橋の展望休憩所は、この2ヵ所以外にも漢南大橋の“カファレインボー”、蠶室大橋の“リバービューボム”、 廣津橋の“リバービュー8番街”、 銅雀 大橋の“ノウル(夕焼け)・クルム(雲)カフェ”、漢江大橋の“リオ・ノドゥルカフェ”の5箇所があります。
雨の日は、ホットクのお店かのように大繁盛している人気のカフェです。橋の上で何十分も渋滞に巻き込まれていると思わず降りて立ち寄りたいと思う人は、一人二人ではないはずです。バスの停留所もカフェのすぐ目の前なのでその葛藤は、2,3倍かもしれませんね。
雨の日にはなぜコーヒーが飲みたくなるんでしょうか?コーヒーとジュースの値段は、3000ウォンから4300ウォン。マフィンとクッキーは、1500ウォンから2000ウォンくらいです。
湿気が多く、白くなってしまった窓にちらちらと道路は、赤く曲がったところを見ると催眠にかかったのように眠くなってきます。一人出来てもさびしくない雰囲気です。ボ~っとドアにピチャンピチャンと落ちる雨粒を数えるのも楽しいし、夕日が沈んでいくのを見るのも楽しいです。行ったりきたりする車の往来を見物するのも良いですし、バスのドアが開くたびに誰か来ないかとドアが開くのを見るのも楽しいですね。
<行き方>
仙遊島公園か楊花漢江公園から潜水艦のようなエレベーターに乗ってください。または、地下鉄2号線の堂山駅か合井駅5番出口から5712番、または602,604番バスに乗って楊花大橋展望台停留所で下車。あるいは地下鉄9号線仙遊島駅を利用しても大丈夫です。
駐車スペースはないので漢江公園の公営駐車場を利用してください。
営業時間は、年中無休で10月~3月は午前11時~午後11時。
4月~9月は午前10時~深夜0時までです。
アリタウム ソンユ(南側) 02-3667-7345
アリタウム ヤンファ(北側) 02-2631-7345
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