岡本真夜「そのままの君でいて」
万博で流れないんですか?
上海万博PR曲が岡本真夜さんの「そのままの君でいて」に酷似しているとされた
盗作疑惑は、岡本さん側が万博事務局からの使用申請受け入れを公表して収まった。
だが、開幕しても、「そのままの君でいて」が歌われる気配はない。
問題の曲は万博開幕30日前に合わせて発表された。
作曲は、人気歌手の歌をプロデュースした実績がある繆森(ぼくしん)氏。
疑惑浮上後は沈黙を守っていたが、使用許可が得られた直後の22日、
インターネットで「ある者が意図的に大衆の評価を誤った方向に導いた」と
盗作を否定する声明を公表した。
万博事務局の徐威スポークスマンも読売新聞の取材に「その件は承知していない」と
回答し、当局は岡本さんの使用申請受け入れについても報道を禁止。
著作権を巡る議論を排除した上で、国のメンツを守ろうとする意図をにじませている。
(読売新聞)
この出来事については、第一報をお伝えしたものの、
その後どうなっているのか、よくわからなかったのですが、
読売新聞のこの記事が、簡略に、でも事の経過を
わかりやすく伝えているので、続報をお知らせしました。
さまざまな意見や憶測が飛び交っているようですが、
岡本さんにとっては自分の子どものように愛しい作品でしょう。
その作品が盗作であることを認めたゆえに
万博事務局は使用許可を求めたわけですよね。
その報道すら禁止した、
あまりにも理不尽な扱いなのではないでしょうか。
万博で流れない以上、これで幕引きなのでしょうかね。
今後も気になるところです。
この件、なんだかすっきりしないまま、このまま、うやむやになってしまうのでしょうか。
最初は中国のネットで騒ぎが起こったんでしたよね、たしか。
でなければ、当局側もあたふたせずにスルーしたことでしょう。
しかし報道の禁止などと、身のふり構っていないですね。
世界で一番大きな国ですから、なんでも注目を浴びるというのに。
やれ裏工作で手打ちがあったんだとか、いろんな意見もとびかっているようで、
岡本さん側もたいへんですね、被害者なのに。
>何も知らずに歌っていた歌手の方たちは
>当局のおかげでとばっちりもいいとこです。
両方にまさしくとばっちりがいるわけですよね。
うやむやにすべきことではないでしょうのに。
テーマパークでのパクリと同様、
後味が悪いですね。
経済至上主義の行き着く先は先達の国々に学んで欲しいものですが(汗)
中国ではネット規制が世界一進んでいるので、
みんないろいろ思ってても、
自由な意見交換などはできないでしょうね。
いずれにしてもこの中国の対応はまずいですね。
保身に走ることに反比例して
国際的な信用はガタ落ちです。
それがますます「パクり国家」などと
揶揄されてマイナスイメージを
ほしいままにすることになる。
問題は「パクろうが何しようが儲かればよいのだ」
という考え方だと思います。
それに海外から何を言っても、
当局に罪悪感というものがないから
のれんに腕押しです。日本の歌手も
「リスペクトという名のパクリ」は
めっちゃやってますが、国の威信をかけた
イベントで曲丸ごと使用はまずいですよね。
何も知らずに歌っていた歌手の方たちは
当局のおかげでとばっちりもいいとこです。
それが気の毒ですね。