世帯あたり車保有台数が初の減少

世帯あたり車保有台数が初の減少

広がる車離れ、世帯あたり保有台数が初の減少

　総務省が３０日に発表した２００９年の全国消費実態調査によると、
１世帯（２人以上）あたりの自動車の保有台数（０９年１０月末時点）は
１・４１４台で、５年前の前回調査より２・２％減少した。

　自動車を調査対象に加えた１９６４年以降、初めての減少となる。

　世帯主の世代別では、５０歳代以下でいずれも減少しており、車離れは
若年層だけでなく中高年層にも広がっている。

　都道府県別では、神奈川が７・７％減、千葉が７・５％減、埼玉が７・２％減、
東京が６・９％減など、特に南関東で車離れが進んでいる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（読売新聞）


短い記事なんですが、興味深かったのでＵＰしました。
若い世代に車離れが進んでいるというのは、
かねてから聞き及んでいたことですが、
全世代的というのに、「とうとう来たか・・」的な感慨があります。

エコ的な講演会では、こういう話を１０年以上前に
聞いていたのです。
今後、経済のパイはますます小さくなる、それにしたがって、
今までなかなか進まなかった、エコ的な取り組みが、
家計圧迫という側面から進むだろう、というふうな。

おバカな私は《家計圧迫は困るだろ》的な凡庸な人間でだめなんですが、
経済のパイはますます小さくなる、というのは当たっていますよね。
自動車を保持していこうとすると、
税金、ガソリン代、駐車場代、車検と、驚くほど費用がかかります。
その負担は地域別に見ても、関東が利に見合わないというのが、
地方住みの人間であっても、わかるような気がしますし。

この流れ、どんどん加速する気がするなあ。
政治的にも、とんでもない混迷状態だし、
経済的にも、何やってるんだか？的な将来への不安があるし、
貧乏人なので、それはほんとに切実なんですが、
余計なものにはお金を使いたくないですよね。

うちはオットが通勤に車が必要なので、車を売り払えないんですが、
なんとかそれが可能にならないか、私が虎視眈々と狙っておる←笑

車がないとどこに行くのも不便、という地方にお住まいのかたは
忸怩たる思いでしょうね。
ほんとに負担が大きいですからね。

って、まとまりのないコメントになっちまいました。どうするよ（笑）
少しずつ、車依存から、公共交通（バス）などに移行していくといいですよね。
地方も。いやそりゃ、第三セクターで経営が成り立たないんじゃ、という危惧は
ありますよ。でも今後は地方も、もう一度考え直す時期に来ているのじゃないですかね。