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松山ケンイチ主演≪聖の青春≫初日舞台あいさつ関連記事&興味深いインタビューみつけた

2016-11-20 | 松山ケンイチ



松山ケンイチ主演≪聖の青春≫
  初日舞台あいさつ関連記事
          &興味深いインタビューみつけた


>俳優、松山ケンイチ(31)が19日、東京都内で行われた主演映画「聖の青春」(森義隆監督)の
初日舞台あいさつに出席。妻で女優、小雪(39)から増量体形が好評!?だったと明かした。

>リリーには撮影中にも「子供3人いるくせに童貞臭がすごいよね」と言われたといい、
「村山さんにも共通する部分だったので、自信がついた。うれしかった」と童貞のレッテルに笑顔。
続けて、共演の柄本時生(27)に向かい、「僕は20代からずっと周りに童貞俳優といわれてきたけれど、
僕の上をいっている柄本時生という童貞俳優を発見した。その肩書を取り戻したい」と対抗心を燃やして、
爆笑をさらっていた。

 東出昌大(28)、羽生善治三冠(46)も登壇した。

                                 (サンスポ)


奥様にも太ってる方がかわいいと言われたとか、

羽生名人から、久しぶりに村山くんに逢えた気がした、と言われたとか、

主だった記事はそういうふうな内容になっていて、

さすが松山さん、その場にいたファンをまたどぎまぎ、にやにやさせたんだろうなあと思うのですが、

そこが松山さんの、嘘のない、1回1回誠実であろうとする姿勢の、と言い難い童貞話ですけど、

(ファンは鶴瓶さんの「家族に乾杯」で、親御さんのいるまえで息子に童貞?と質問した姿を忘れてない:笑)、

有益(笑)な天然男児の面目躍如な舞台挨拶になって、そのことを知って、ほのぼのしました(笑)


そして、松山さんの本音が聞ける良記事を発見しましたので、ご紹介しておきます。



デビューして今年で15年、俳優の松山ケンイチ(31)がまた覚醒した。
今週19日に公開となる映画「聖の青春」(森義隆監督、KADOKAWA配給)で主役を演じ、
「2016年はこの役を演じるための一年だった」と力を込める。

 モデル発掘のオーディションでグランプリを受賞し01年に芸能界入り。
高2の夏に青森から上京してまもない頃の自分は、今になって思えば
「人とコミュニケーションをとれない不器用な人間だった」と振り返る。

「あまりにしゃべれないもんだから、同じ媒体の取材をもう一度受け直すなんてこともありました。
なんだそれって心の中では思っても、実際、しゃべれないのだから自業自得ですね。
この仕事は、欠陥だらけの僕をまともな人間にしてくれました」

 育ててもらったぶん、恩返しがしたい。
日頃から漫画や小説を読み、「作品を見てくれる人びとに感動や気づきを感じてもらえる題材を探している」と言う。「聖の青春」の原作もその一冊で、映画化の情報を聞き、自ら手をあげた。

 演じたのは、羽生善治のライバルと目されながら29歳で夭逝した棋士・村山聖。
幼い頃からネフローゼという重い腎臓病を患いながら17歳でプロ入りし、
命を削りながら対局に挑む壮絶な人生を歩んだ男。
映画化にあたっては、体重を大幅にアップし激似の容姿になったことも話題になった。
1年半以上、この役柄と向き合って気付いたことがある。

「勝負師というのはあらゆる荷物を背負って盤面の前に座っているわけではなかった。
むしろ、勝ちたいという気持ち以外は捨てている。ひたすら目の前にある世界にのめり込むんです。
将棋と演技は、似ているのかもしれません」

これまでの出演作には、実在の人物や漫画の実写版が複数ある。
それがハマるから「松ケンワールド」などと評価されてきたが、
そもそもビジュアルのイメージができている作品に出演することに迷いや抵抗はないのだろうか。

20代前半はうまく断捨離できず、「酒をがぶ飲みして吐いたり、喧嘩したり。自分を痛めつけていた」。
限界を感じつつあった26歳、結婚して変わった。

「家族と過ごす時間は素の自分を取り戻してくれます。もともと自分の人生は誰のためにあるのかって
考えたりしていましたが、今作で村山聖さんの生き方を知り、ひとつの答えが出たような気がしています。
芝居も人生も、自分にとって大事なもの。目をそらしたくない。心の中のざわつきがひとつ減りました」

 口下手だった松ケン青年はもういない。

                                 (日刊ゲンダイ)

記事全文はこちら→http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/193884/1


主演作品関係の記事ではこういうインタビューもあったり、でうれしいですね。

もちろん、当該作品にたいする思いを知ることは何よりのことですが、

そして、このインタビューにもその影響が色濃く出ているのがわかるわけですけれども、

10年間、応援してきても、


>同じ媒体の取材をもう一度受け直すなんてこともありました。


こんなこと、知りませんでした。

取材結果はお化粧して綺麗になったお顔、なんだなあとあらためて思った次第。

そして、松山さんの姿勢にもあたらめて感激。


>育ててもらったぶん、恩返しがしたい。
日頃から漫画や小説を読み、「作品を見てくれる人びとに感動や気づきを感じてもらえる題材を探している」と言う。


ここにあるのは我欲じゃないですよね。

なんか、じいんときました。

もちろん、≪珍遊記≫はオファーを受けた方向が違うと思うけどね(笑)




(初日舞台あいさつ関連記事はこちらから)

・[松山ケンイチ]伝説の棋士・村山聖演じ「一生に1本の作品」
[マイナビニュース]
http://news.fresheye.com/mart/fuh/r-pcweb-fuh-1Y/6013852/


・松山ケンイチ、“童貞”のレッテルに笑顔「20代からずっと周りに童貞俳…
[サンケイスポーツ]
http://news.fresheye.com/mart/fuh/r-sanspo-fuh-4n/6013852/


・松山ケンイチ、柄本時生から「”童貞俳優”を取り戻したい!」と宣言
[マイナビニュース]
http://news.fresheye.com/mart/fuh/r-pcweb-fuh-1F/6013852/


・松山ケンイチ“ぽっちゃり”の方が好評?「嫁にも言われた」
[eiga.com]
http://news.fresheye.com/mart/fuh/r-eiga-fuh-0Y/6013852/










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2 コメント

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Unknown (まろうさぎ)
2016-11-21 13:39:45
まとめ記事ありがとうございます。
今回は、どうしても参加できなくて、ニコ生で中継されたという「打ち上げ」の様子も、見ることができず、「ううう、悔しいよぉ」とのたうち回っています。
羽生三冠の発言が、あまりネットニュースに出てこないし、動画で少しだけなので、早く映画公式が、挨拶の全貌をアップしてくださらないかしら・・・と期待しています。
そして、舞台挨拶&打ち上げの様子を、ぜひDVD特典に入れていただきたい!

「取材を受けなおしたことがある」というのは・・・遠い記憶ですが、1回だけ読んだことがあるような。吉田豪さんのインタビュー記事で読んだ気がします(再取材の相手が吉田さんだったかどうかは忘れました)。
「神童」の頃までは、本当に取材しても話しづらいイメージがあったようですが、今は、(話がまとまらない癖は相変わらずですが)見出しになりやすい発言をするし、笑いを取りに来るし、取材しやすい俳優さんになっていると思います。

それにしても・・・舞台挨拶の午前・午後の動画プリーズ!!
返信する
Unknown ()
2016-11-30 11:21:42
まろうさぎさん、
返信遅くなってすみません。
動画、ご覧になれましたでしょうか?

さっき、ウエンツくんとの広島旅、観ました。
めっちゃ面白いのは毎度のことながら、
あらためて、松山さんの自由っぷりにも感嘆しました。
とても3人と奥さんがいる世帯主とは思えない、
「どうでいいや」発言とか、
シュークリーム食べるために生まれてきた、とか。
ウエンツくんのお付き合いはさすがでしたが(笑)

松山さん、20歳のころはとんがってましたよね。
野性時代のインタビューあたり、
お客さんを置き去りにするような発言してましたよね。
あれはおびえてたのかなあ?などと、
今思います。

いつもまじめで、同じ質問でもその都度考えながらの真摯な態度、
素敵でしたよね。
今はかなり余裕が出てきて、質問以上の展開になっちゃいますけど、
それがまた新たなファンを掘り起こしてるんじゃないでしょうか、
たぶん中年男性あたり(笑)
来年はSFっぽいのとか、出てほしいなあ、久しぶりにガンツ方面とかの。
わがままいっぱいですみません。

感想も書いてないですが、書かなくてもたぶん、この作品にたいしては、
みなさんと変わりなく絶賛!です。

一番、共感したのは、
手を伸ばしても届かない、生まれついてその才能と境遇に恵まれた羽生名人にたいする憧憬、
というところで、
村山さんがそれを将棋で生き抜く力に変えてらした姿を、
一片のあざとさもなく、松山さんが演じてらしたことに感動しました。
ペットボトルにおしっこをためる、あのあとすぐ眠るシーンがせつなくて、
泣けてしかたありませんでした。
だれにも自分にも恨みつらみを吐かなかったですもんね。
ちいさなところですみません。
羽生さんとのデートは言うに及ばず、です、はい。

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