規制検討の米自治体も
歩行中のメール操作で事故増加、
(CNN) 携帯メールを操作したり音楽を聴いたりしながら道路を横断する歩行者が米国で問題になっている。一部の州では道路横断中の携帯電話や音楽プレーヤー使用を禁じる法案の提出も検討されているという。
米ニュージャージー州フォートリーではこうした歩行者が車にはねられる事故が今年に入って増加し、これまでに4人が死亡。地元警察は歩行者に注意を促すよう警察官に指示した。「歩行者は携帯電話のメール操作に夢中で周囲の状況が目に入っていない」と警察幹部は嘆く。
自分は複数の作業を同時にこなせるから大丈夫と思っている人も多いが、それは幻想だとマサチューセッツ工科大学のアール・ミラー教授(神経科学)は言う。「私たちの神経はマルチタスクがうまくこなせるようにはできていない。マルチタスクができているつもりでも、実際には1つの作業から別の作業へと瞬時に切り替えているにすぎない。そして切り替えのたび認知力に影響する」。
特に歩きながらのメール操作の場合、命の危険が伴うと同教授は言い、「自分に向かってくるものが見えないところに危険がある。運転中のメール操作が良くないのと同じように、歩きながらのメール操作も良くない」と警鐘を鳴らす。
脳が一度に受け入れることのできる情報に限界があることは、同教授の研究でも示されている。人間の脳は重要性が高いと判断したものを選択するようにできており、歩きながら携帯メールを操作したり音楽を聴いたりすれば、安全を保つために必要な情報を脳が受信できない可能性があるという。
米国では運転中の携帯操作を禁止する法律を制定する自治体が増えているが、歩行中の携帯操作はまだどこの自治体も未規制のまま。しかしニューヨーク州で州上院議員が道路横断中の携帯電話や音楽プレーヤー使用を禁じる法案の提出を検討しているほか、アーカンソー州でも同様の動きが出ている。
(CNNニュース)
危ないと思っていても、
やめられないのが人間のさが。
歩きたばこが絶滅に近くなってやっほーな気分ですが、
いつかはケータイも法規制されるかもしれないですね。
規制されなければやめられないというのは情けないけど、
ついついやってしまうんです。
でも記事を読んで反省しました。
やめます←当たり前。
エスカレーターくらいはいいですよね←しつこい^^
横断歩道でよく危なっかしい光景を目にします。
あえて、横断歩道でケータイを開く人はいないと思うのですが、
差し掛かってそのまま、というパターンですよね。
息子にも今一度注意しよう
(こないだそれがもとで喧嘩したんですけど^^)
夜道で、自転車に乗りながら、歩きながら、
ケータイでしゃべってる若い子もときどき見ます。
お母様方、わが子の安全のためにも様子をうかがってみるのが大切かもですよ。
特に女子は全力で警戒して歩くべきですからね!