久~しぶりの更新です
このところ、また新たな資格を目指して孤軍奮闘(お隣?とも読みます ^^;)での訓練もありバタバタしております
そんな中、R172KのOGTオーナー様からお声掛け戴いて大島までのFLTを満喫!
そして、今回はなんとKKI教官殿から譲って戴いたBD-1とOGTオーナーのBianchiをセスナの後席に乗せて、大島の海岸沿いの道を気持ち良くポタリングして来ました
今日は連休最終日で最高のお天気
私が給油車を横付けにして燃料をすり切り満タンにし、OGTオーナーがドレイン・チェック(水抜き)やFLTプランを入れて準備を進めます。
そのプランですが、飛行方式は「I」(計器飛行方式)です。
館山付近までは「VFR」(有視界飛行方式)で飛行し、その道中にクリアランス(許可)を貰ってIFRに切り替えます。
では・・・いざ出発~!
同じセスナでもN型・P型に比べよりパワフルなパワーと定速ピッチを備えた高級機R172Kは力強く一気に加速して大空へと舞い上がります。
房総半島を北から南へと縦断。
羽田へ向けて4~5000FTで降下していく旅客機とのセパレーションの為、高度は3000FTをキープ。
その航路を通り過ぎて、高度は5000FTまで上昇、そして東京TCAから東京アプローチへとATCが引き継がれて行きます。
今、自分が身に着けているヘッド・セットを通して、目の前を通過する多くのジェット旅客機と管制官が交信する同じ周波数へコンタクトし、IFRクリアランスを受領するOGTオーナー・・・こう云った経験をさせて頂き感謝・感謝でございます。
遠く雲の上には富士山が顔を出してます。
今回はコンデジで撮った動画なのでちょと見づらいかもしれませんが房総半島南端から富士山を臨みます。
ATCは東京APから東京ACC(コントロール)へと引き継がれて行きます。
行く手には雲・・・でも、IFRでのFLTですのでちょいと揺れると思いますがそのまま進入~。
オントップな富士山が見事だったのでもう1回。
東京ACCから大島上空5000FTでホールドの指示。
大島空港には情報圏が設定されていて、その空域ではIFR若しくはS・VFRの機体は1機のみとの制限がある為なのか?
予め設定されたポジションでのホールドから大島へのアプローチ・クリアランスを受領して降下を開始。
ATCは東京ACCから大島RDOへ引き継がれて、リポート・コンプリート・ベースターンの指示。
そしてお馴染みのファイナルの画像。
右手にはポタリングで訪れて食事をした元町港
ホールド時間が有ったので、若干遠回りになってしまいましたが「IFR・FLT」を堪能して1時間チョットで到着!
エプロンには数多い小型機が飛来していたようです。
一番多かったのは高級機ボナンザかな?
あとは仏製の高速機TB21やFA200、あとC172も。
さて・・・エプロンから空港事務所まで自転車を担いで歩き、空港の外で組み立てポタリングの開始です。
滑走路と平行に北寄りに進み、その下を潜るトンネルを越え下って行くと海が見えてきました。
遠くには伊豆の大室山や富士山がくっきりと臨めます。
BD-1も一緒に記念撮影(笑)
ここから海岸線を南の方へと向かい、元町で遅めの昼食です。
以前アローのWオーナーに連れて来て戴いたお店「母ちゃん」の前で、中を覗き込むとお店の人に声を掛けられてそのまま入店。
オーダーは刺身定食(1500円位だったかな?)。
お刺身は金目とカンパチとイナダ、味噌汁には伊勢えび、小鉢が数種類・・・ごはんがちょい少なめですが、美味しかったですよ。
ここから直ぐの所に温泉施設が2箇所あって、時間が有れば湯ったりも良いかも!
さて、腹ごしらえも済んで空港までと思ったのも束の間・・・BD-1のギアが一つ取れてしまい・・・諦めて畳んでタクシーで空港まで行きました。
走行距離は僅か7.5KMくらいでしたが、この季節にしてはポカポカ陽気で風も無い中、海岸線を絶景を見ながらのポタリングは本当に気持ちの良いものでした。
空港管理事務所さんに挨拶をして、エプロンでまたまた自転車を後部座席へと搭載します。
「機長出発前の確認事項」の一つであります積載物の安全状況もしっかり行い(笑)、RWY03を北へ向けて飛び立ちました。
眼下には先ほどまで元町港に停泊していた東海汽船のカメリア丸やジェット船セブンアイランドが併走しているのが臨めます・・・ジェット船は早いですね~!!
復路はVFRでのFLTとなり、ATC及び自動操縦?を担当させて頂きました。
こんな素敵なFLTを経験させてくれるOGTオーナー様、そしてクラブに感謝・感謝でございます。
とんでもございません・・・逆に修理でお手を煩わせてスミマセンでした。
中々漕ぐチャンスは少ないですが、少しづつメンテと共に進歩していければと思っております。