moitie-moitie(モアチエ-モアチエ)

フランス料理やお菓子教室、サロンを主宰。生活スタイルや食への思いをmoitie-moitie(半分半分)していたいです。

すみや亀峰庵

2008-02-24 | 1日の音色
先日、寒い日に路面が凍結して、転んでしまった私。腰痛が取れず、温めると楽になるので、温泉に行こう計画。
ネットで検索していると、京都の日帰り温泉を発見。
大阪市内からだと、約1時間。京都 亀岡の湯の花温泉の亀峰庵に行くことに。

11時からオープンしているので、軽く温泉に入ってからお食事をするのに十分なくらいに友人Kさんの車で進んでいったのだけれど、途中、昨日から降った雪がいっぱいで、路面にも雪。転んだことを思い出し、天気も悪いからゆっくり行こうね~と話していた。
地図も持っていたのに、途中からナビにお任せしたら、すごい山道になり、とうとう車が滑って動かなくなって立ち往生!!
色々試してみて、JAFにも連絡したけれど、2、3時間はかかりそうとのこと・・・・。
きっと、このまま進んでもムリだよね。ってことになり、なんとかバックしてもと来た道に戻ることに。
時間をロスしてしまったから、お食事の前の温泉はあきらめなきゃダメだけど、なんとか予約した時間には間に合いそう☆

やっとのことで到着。
   
辺り雪景色の温泉街。昨晩に降った粉雪が木々からサラサラと散り、ピンっとはった冷たい空気が心地よい。

スタッフの丁寧な案内で、1階の旬膳『瑞禾』へ
会席と4種類からお好みで選べるお料理があり、私はボタン鍋を頂戴しました。

 

地酒もいただきました。

 


そして、この街はオーストリアと友好都市ということから、交流する中で、オーストリアワインを飲むことができます。オーストリア?
飲んだことがないので、色々お店の人に聞いてみると、オーストリアワインはほとんどが自国消費。日本でも、ほとんど入荷がないとのこと。フランスワインと値段の比較をすると、同じ値段でもグレードの高いものがあるということで赤ワインを飲んでみました。和食だからどうかな?と思ったけれど、お料理を邪魔することなくて(当然ながら、米飯には残念ながら合いません)おいしくいただきました。


たっぷりお食事をいただいた後は、いよいよ本日のメインの温泉へ。
京都の冬の雪の日の寒さで体の外側は冷え切っていたし、お腹の中は暖か・・・。
お湯にゆっくり浸かると、体の余分なものがでていき、ジンワリと体が温まって染渡っていくかんじです。

その後は、館内でひとやすみ。
 
『徒然文庫』は大きな本棚にたくさんの本が並んでいて自由に閲覧。なんと、専門料理の本までおいてある。
自動演奏のピアノやゆったり座れるいすやソファ
 
そして私の大好きなシュミネ(暖炉)があって、火を眺めらがら椅子に座って
少し読書。コーヒーを飲みながら・・・・。
 


お昼から、お食事、温泉、読書しながら音楽を聴き・・・ゆったりとした時間をめいいいっぱい楽しみ、旅館を後にして大阪に戻ることに。
満たされた充実した一日となりました。

ふぐパーティー

2008-02-22 | 1日の音色
今年はフグパーティーをすることが多いみたい。
学校に来てくださっている生徒さんたちからのお誘いで、お一人のお宅でフグ鍋を開催。
同僚のアヤアヤとお邪魔することに。
神戸 元町にあるワイン専門店『ジェロボアム』に行って、お土産を選ぶことに・・・。
鍋のあと、デザートにクレープを焼くらしいって聞いていたから、シードルがいいかしら?とか、最後に飲むのにデザートワインがいいかも?とあれこれいっていたら、お店のオーナーが、お手伝いしましょうか?と聞いてくれ、3000~4000円くらいで~デザートワインがいいんですが・・・と声をそろえて言った私たちに、イタリアのデザートワイン モスカートを勧めてくれました。


芦屋にあるお宅にお邪魔すると、元気いっぱいの愛犬がお出迎え!!


生徒さんの知り合いが、お魚屋さんらしく、この日のために準備してくださいました。
みんなでおネギを切ったり湯引きを切って、いざ食卓へ。
わいわい楽しくおいしくいただきました。
生徒さんのお一人が、フルーツロールケーキとくるみたっぷりのチョコレートケーキをおもたせ。
とっても美味でした。勉強の成果でてますね☆


chez le  coiffure

2008-02-18 | お気に入り
美容院というところは、なかなか自分にあったものを見つけるのって難しい。
過去、友人が行ってるから・・・とか、家や職場の近くだから・・・とか、そんな理由で行くことも多々あったような・・・。

5年くらい前に、南船場にある有名なサロンに行ったのに、仕上がって見た鏡に自分でも驚き、『これって大丈夫ですか・・・・?』と、担当してくれた美容師さんに尋ね、『いいと思いますよ』と、あんまり興味ないような返事をされたまま帰宅。

髪の毛は伸びるし~と思う私も、さすがに一週間我慢したけれど、耐えれず、駆け込んだ一軒のお店がある。

そこで、担当してくれた美容師の小池さん。

いきさつを話すと、『ひどいね~よく、一週間もがまんしたよ』と、彼のはさみ捌きが始まる。
ざっくりと切ってから、細かくはさみを横や縦やと動かし、スタイルを作ってくれる。
彼の七つ道具。

それ以来5年間、一度も浮気することなく彼に髪型は任している。
彼は、名古屋のデザイナーさんに同行して、パリコレのヘアを何度となく担当したりしているからか、いち早く、私の好みやタイプを判断しているようで、これをしたら野暮ったいとか、今回はこれで行こうとか決めてくれ、ある意味自分の意見などなくても、私が気に入る髪形にしてくれる。かといって、私の小さな要望に反することはない。

一昨年あった結婚式に、朝早くのセットも対応してくれるというので、友人I  ぴょんをご案内したら、彼女も気に入ってくれて、今では常連さん☆

心斎橋のお店は1月で辞め、新しくその近くにお店を開店。
久しぶりに小池さんにカラーとカットをお願いした。
『ボブにしたいんですけどね~』と頼むと、前髪は?分け目は?長さは切っても大丈夫?とか大まかなことを聞いてくれるけど、鏡を見て、『よし』といったままはさみが動くのです。
『これからのボブはまた少し変わるから、そんなイメージで!!今、流行のボブじゃないほうがいいよ』とすっきりまとめてもらいました。
春を目の前に軽くなりました。




HAIR MAKE pulir
大阪市中央区東心斎橋1-16-31 錦ビル2F
☎ 06-6241-2727
月曜定休日

メランジェクラス 2月

2008-02-17 | 料理・お菓子教室
今月のメニューは
なすのイマム・・・ナスとトマトのグラチネ トルコ風

米ナスをオーブンで焼き、フレッシュトマトを煮詰めたものと合わせて再びなすの中にもどし、薄切りトマトとチーズをのせてオーブンで焼いたもの。
手間はかかりますが、口の中でとろけていくナスとトマトが絶品です。

豚肩ロース肉と白いんげん豆の煮込み

肩ロース肉は、お肉屋さんでかたまりのまま切ってもらい、おうちで大きめの角切りにして、しっかり表面に焼き色をつけて旨みを閉じ込めます。
そこに、上等のボルドーワインを惜しみもなくいれて煮詰め、フォンドーヴォーを加えて煮込んだもの。
白いんげん豆は別にゆがき、最後にあわせます。

生徒さん・・・美味しいとうなっていて、お替りもしていました。
      嬉しい限りです。




ペーシュ・メルバ・・・ももとアイスクリームとフランボワーズソースのデザート

オーストラリアの歌手 メルバさんにちなんだデザート。
イギリス公演があったときに、エスコフィエが発案したといわれるこれは、
モモのおいしさとアイスクリームの甘み、フランボワーズソースの酸味が最高のハーモニー。


バレンタインデー

2008-02-13 | gourmande
明日は、バレンタインデー。
子供の頃は、《女の人が告白できる日》なんて健気でスイートな感じでしたが、今では、《義理チョコ》《お礼チョコ》《自分チョコ》と、いった具合。

職場でも、男性シェフに渡そうと、お仲間で相談して用意していたのに、
昨日、違う部署の人から相談を受け、ヒト騒動あったから、少しうんざり気味。
これって 気持ちの問題よね~

フランスでは、男性から女性へ
チョコレートもあったりするけれど、お花やカードをプレゼント。
(女性にとっては、うらやましい国です)

今年は、父親 友達のだんなさま 同僚には手作りでなく購入。
いろいろ見に行ったから、自分チョコを買ってみた。
ルレ・デセール(菓子職人の国際的協会)の10人10個の詰め合わせ。


昨日、たまたま賄い当番で、今日はお客さんが来るからと、《リゾット》を注文され、量もたっぷりでおいしいのをお願いします~と職場のMOFに言われ、
その上、『ユミサン用に!』とわざわざウズラを6羽も渡されて、バタバタの賄いを作り上げた頃、
そのチョコレートを作ったミカエル アズール氏が登場。
(あれ?この人 私が買ったチョコレートの人だ!!)

『彼女が今日の賄いを作ったんですよ~』と紹介されると、
『賄いおいしかったですよ~ すばらしい!』と、お褒めのお言葉☆
うれしい~!!

買ったチョコレートの作者にお会いしたので、ありがたくチョコレートを試食しました。
パッションフルーツの香りがするガナッシュノワール。
見た目も大人っぽくって高級感のあるチョコレートを味わいました。

キャラメルシノワケーキ

2008-02-11 | 料理・お菓子教室
今年のバレンタイン講習会は中止でしたが、毎月のお菓子クラスで、バレンタイン用のラッピングをして、講習会を開催しました。
今年は、《キャラメルシノワケーキ》
カラメルを作り、生クリーム、ウーロン茶を使ったバターケーキです。
ウーロン茶は《ルピシアの水仙》
香りがとってもよくて、ちょっぴり甘め。

それを焼いている間に、バリーのチョコレートをテンパリングして、
スプーンで少しづつ紙にとり、伸ばした上に、ヘーゼルナッツ アプリコット オーガニックレーズンといちぢく プラム ピスターシュ アラザン を乗せて 金粉を散らします。


試食では、フランスで買った《ポンム キャラメル》の紅茶と共に・・・。



前日に生徒さんのマイコちゃんのお母さまが、お花を持ってきてくださっていて、
サロンには 《ロウバイ》の香りも漂っていました。


絶品ふぐパーティー

2008-02-10 | 1日の音色
ずいぶん前から、Ⅰぴょんが企画してくれていた《ふぐ鍋の会》
義父がお魚屋さんで、とびっきり美味しいフグを仕入れてくれるらしい!!
これは楽しみ!!と、仲良しグループのメンバーの参加は二つ返事。
ご主人を伴ってのにぎやかな会となりました。

白子もたっぷりあって、焼き白子にし、醤油をたらして香ばしくいただくのがいいわ!と思い早速焼きだし、湯引きにした皮をザクザク切ると、横からkさんがポン酢で和えてくれるという連携プレー☆
みんなで乾杯して鍋を囲む。
Nさんのおもたせは、柴舟小出 山野草

しっとりとして上品なお味に、みんな舌鼓。
長居公園の前にある美味しいクリームパンをゲットして頬張り、もう何年も前からのファンである箕面の《エピナール》の生チョコをウエさんに頼んでいたら、みんなにも!!って買ってきてくれ、試食。
chikaさんは、朝から並んでくれて堂島ロールを持ってきてくれました。
ここ数年、少しづづ友人たちの環境が変わりつつあるけれど、こうしてまた新しい仲間を作って、変わらず・・・?いえより一層友人の絆を深めていくのを、ゆっくりと感じています。
でも、いつもおいしいものは必要ですがね☆

Coeur (ハート・ハート・ハート)

2008-02-04 | 1日の音色
私の癒し・・・のひとつは、家の近くの『STEP DECO』にいくこと。
今日、せっかく行ったのに、カメラを持っていくのを忘れ、写真が撮れず。
そこは、富田林のとっても田舎にある民家を使った雑貨店。
毎月1日~15日までの限定のお店です。
今月は、バレンタインがあるので、ハート特集。

今年に入り、同僚のマナミさんがケガをしていまし、人手不足。
先週は、講習がいつもより増えたせいもあり、みんなの疲れもピーク。
もちろん、わたしの疲れも最大限になってしました。
今日の教室のあと、ふと思い出し、『そうだ、ステップデコにいこう!』と車をはしらせる。

古いおうちは趣があり、扉をあけると、木造の家に雑貨が並べられている。
特集通り、ハートがいっぱい。
生徒さん限定の今月のバレンタイン講習のために見つけた白いお皿。
なんともキュートで素敵。
それ以外にも、ハートの雑貨たちを厳選☆

イタリアで買い付けたという飾りを見つけ、お店のマスターにお値段を確認。

じゃ~これもお願いしますね!

今までは、お買い物をしたら、マスターが丁寧にコーヒーを入れてくださったのだけど、近頃はカフェになっていたのに、『どうぞ、こちらに座ってください』と、コーヒー豆を目の前でひいてくれて、コーヒーを入れてくれる。
奥様は、私のサロンにも来てくださっていて、マダムも多趣味だし、明るくエネルギッシュな方。


教室の生徒さんも、何人かお連れしたりしていて、私のお気に入りの場所でもあるのです。
土壁に大きな木の梁。
薪ストーブがあり、古い古い台所には、所狭しと食器や器具、お鍋などが置かれている。マスターが好きなのかジャズが流れていて、香り高いコーヒーを飲みながらほっこりするひと時は、固まった身体の疲れをゆっくりとときほぐしてくれる。


2月の男の食彩クラス

2008-02-04 | 料理・お菓子教室
今日は、男の食彩クラス。
2クラスあるけれど、今日の生徒さんは、もう10年選手です。

なすとトマトのオーブン焼き。
ホタテとカキのクリームスパゲティ。

毎回、簡単な説明のあと、質問をうけてから、お料理スタート。
もう、10年も通っていらっしゃるので、手際も抜群です。

ワインを飲みながら、みなさんで試食。
最近のニュースの話題が食に係わることだけに、みなさん意見炸裂・・・。

お一人が、『このナスはおいしいですね~  これはいい』
と、言い出すと、皆さんがこれはいい!!おいしい。Nさんのトマトの煮詰め方がよかったんですよ!とか、話がお料理へ・・・。

満足していただけたようです。
ありがとうございました。

MACALYON

2008-02-02 | お気に入り
京都で、サロンドショコラが、伊勢丹で開催されているけれど、連日のお仕事で、いける暇がない!!
同僚のアヤアヤが、友人に頼んで 、リヨンのSebastien Bouillet のマカリヨンを買ってきてもらったみたいで、『みんなで味見しましょうよ~』と箱を開けてくれました。
前々から、一度味見してみたかったから、すごく嬉しい!!
マカロンをチョコレートでコーティングしたもので、一粒一粒がとってもきれい☆包丁で小さなマカロンを切って、お味見。
塩キャラメルや、フランボワーズ・・・
マカロンの食感はなくなってしまっているけれど、チョコレートのコーティンングと風味がなんとも不思議な食感。
やはり、食べてみたい!!と、同じ思いの人が多かったらしく、すぐに完売した様子。
箱を開けたら、宝石箱のような驚きは、女性心をひきつけるもの・・・。

新年会

2008-02-01 | 1日の音色
転勤で東京に行ったKくんが久しぶりに、仕事で大阪に来るのに少し時間が取れるということで、仲間が集合!!
新年会をしよう!と、音頭をとってくれたSくん。私の料理教室に来てくれているだけあって、食道楽で、新地にある知り合いの店を予約したからと、連絡。

新地の入り口にある、びりけんさん。
一見さんお断りのお店だし、ご主人一人でされていて、アットホームなお店。



メニューはなく、次々にお料理が運ばれて行くうちに話も弾んでいく。

東京のKくんは、もともと関東人。大阪に10年も住んでいたのに、ほとんど大阪弁は移らず、スマート。
その日も、細めのスーツに身を包み髪も長くなって登場すると、女子陣に『いあ~東京人らしくなったやん~』って言われると、『いや~大阪やっぱいいよな』と、嬉しい言葉。
去年、結婚したばかりだから、新生活の話を、みんな聞きだそうと必死(笑)
さすが、東京だけあって通勤時間が長いのが、大変そう・・・・。

そして、彼はすごい洞察力で、次々と私たちのキャッチフレーズを作っていく。
Kちゃんのことを『B面の名曲』といい、本人は少しショックがってたけど、改めて、うまくいうなあ~と関心してしまった。
そのファンであるからこそ知っていて、あまり世間に知られはしないけれど、とってもいい曲。自分だけのものにしたいもの。
それって、彼女の魅力じゃないかなと、光りが差し込んだよう・・・。

私は、翌日早朝の起床の為、先においとましましたが、皆は深夜まで話しこんだそう・・・。いつまでも、青春は大切な宝物。

Collegue (同僚)

2008-02-01 | お気に入り
同僚のセイカさんは、私がフランスから帰国した後すぐにフランスに旅立って、私のお誕生日には日本にいなかったので、
『ユミサン、少し遅くなったけど、この間ピーチジョーンに最近行けてないの~って言ってから・・・』と、
プレゼントしてくれました。
フランスでは、よくある円形のタオルと+α
華やかな色目でとってもかわいらしい。
教室のときにでも、使ってね~☆ですって!!

こうして近頃、同僚とのコミュニケーションをはかり、信頼関係を築きつつあって・・・。

仕事においても、相手を思いやる優しさ、尊重しあう気持ちは大切。
どんなに偉くなっても、一人では仕事はできない!!
一人の力なんて、微力に過ぎない。
世間では、いろんな人がいるから・・・というけれど、現在私は国籍も民族も違う人と接している。
お国柄・・・がまさに出る!!
フランス人と仕事をしていると、はっきり自分の意見を言わないと、それで何も問題がないと判断される。
これも、お国柄。
でも、風習や生活様式が違っても、相手を思いやり、円滑に仕事をするのは、世界中一緒ということを、改めて思い知らされる。

上に立てば、虚勢を張らなければいけないこともあるだろうけれど、それを回りに不快感を与えてしまし、円滑にことが進まないし、最後には信頼感を失うこともあるのだと、逆の立場で感じ取ってしまう。

いつまでも気持ちは謙虚で、そして愛情をもって、そして凛として人生を歩んで生きたい。