生き物は苦手。

生き物は、わからないから。
先日父さんが木から落っこちた雀の赤ちゃんを拾ってきた。
ちっちゃくて、ピーピー言っちゃってかわいんだ。
でも何食べさせたらいいかわからないし、その前にお腹が減っているんだかいないんだかすらわからないんだ。
足も少しケガしているみたいなんだけど、ほんとにケガなのか、痛いんだか痛くないんだかもわからないんだ。
父さんが「牛乳は総合栄養食だ」なんつって、ご飯粒を潰したものと牛乳をまぜて食べさしたんだけど。やっぱりミミズとか食べたかったかなあ。動物性タンパク質。
ご飯食べたらちょっと元気になってガサガサ遊んでから寝ました。
翌朝も５時からピーピー言うので母さんがまたご飯粒牛乳をあげたんだけど、その後また楽しそうにピーピー言っていたみたいなんだけど、９時には死んでしまいました。
死んでしまうとほんとうに魂がなくて、動かなくて、しいんとしているんだよ。
もっと動物好きの物知りの家に引き取られていたら、よかったのになあ。
うちの父さん耳遠いのに、なんで道端で小さく鳴いている子に気がついちゃったんだろか。
木から落っこちてる時点で生きていけない運命なんだと思うよ、なんて知ったそうなことあたしに言われてさ。言い訳だけどさ。

一回可愛がったらどんな時でも責任持って永遠に可愛がり続けなくてはならないだろうし、そんでも、死んでしまう事もあるし、生き物は苦手なんだ。
ペットって、飼いたいと思った事ない。


ＰＥＡＣＥ！！ラ☆。