流出源はLinkedIn

ビジネス向けSNSの米Linkedinは6月6日、Linkedinユーザーのパスワードが流出したことを明らかにし、Linkedinは該当するパスワードを無効にしました。
パスワードが盗まれたユーザーに対しては、電子メールで通知し、パスワードを再設定する手順を説明しています。
電子メールのメッセージには、リンクはいっさい掲載していません。
ユーザーが指示に従ってパスワードアシスタンスのリクエストを送ると、パスワード再設定のためのリンクを含む電子メールが届く仕組みです。
また、影響を受けたユーザーには、カスタマーサポートから状況を説明する電子メールが送られてきます。
複数の米メディアの報道によると、ノルウェーのIT情報サイトが同日、650万件のパスワードを含んだファイルがロシアのハッカーフォーラムに投稿されたことを報じました。
どのような経緯でファイルがフォーラムに公開されたかは解明されていませんが、流出源はLinkedInと見られていて、すでに20万件以上のパスワード悪用が報告されているとの事です。