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葉隠の里 みつばち通信

佐賀の山里、アルゼンチンの田舎の風景や出来事をお伝えしたいと思っています。

「笑ってはいられない」

2013-02-16 17:04:25 | Weblog


佐賀、鹿島の面白い釣り映像に大いに笑わせてもらったが、小生の釣りも似たようなものである。

父の日に子供たち三人からプレゼントしてもらった「魚群探知機」に手漕ぎのゴムボートでは似つかわしくないと思い、サイズアップして免許のいらない2馬力ゴムボートを購入したものの未だに大物を釣りあげたことがない。


先日、取引会社の社長さんから「鯛カブラ」の手ほどきを受けて新たな釣りに挑戦した。

海底に「カブラ」を落としてからスルスルとリールを巻いていると「ガツン」と衝撃が竿から伝わったのでグイグイとリールを巻いてもビクとも動かず。結局、下手な小生は折角かかってくれた獲物をばらしてしまった。

未だに手に残っているあの「ガツン」という感触が忘れられず、次の出航をみはからっているところである。

勿論ここまでの大物は期待していないのだが。。。


「Hawaiian Dance, Bali Dance」

2013-02-02 19:50:29 | Weblog


 この映像を見て初めて「ハワイアンダンス」の美しさを感じた。

バリ島の踊りもそうだが、もともと「神への祈り」「神への奉納」であり、日常生活やその土地から切り離されたら「踊りの生命力」が殺がれる。まして観光客向けの「稼ぎの踊り」に本当の力はない。

 

小生が初めてバリ島に行ったのは1972年であり40年前のことだ。

今では大きなホテルが林立し、アスファルトの道が浜辺に迫っている「クタビーチ」。

40年前の「クタ」はまだ観光開発は手つかずで、道路は土のまま、小生はヤシの林の中にある「竹で編んだ小屋」に一月逗留した。幸いにもホテルなどというしゃれたものは一切なく、水平線からおびただしい数の星が光り輝いていた。

夜は村から少し離れると漆黒の闇であった。簡素なベッドに横になっていると、寄せては引く波の音、遠くからは竹や金属の打楽器のリズムが一日中耳底に響いていた。

「バロンダンス」は松明に照らされた夜の路上で行われ、大きな面をかぶり重たい衣装を身につけて踊るダンサーには打楽器の打ち鳴らすリズムが激しくなるにつれて「憑依現象」が起こり自己制御が不能な状態で踊り続けた。また自身の胸上部に刀を突き刺して踊る若者たちからは実際血が流れていた。それは本当に迫力に満ちたものだ。

小生は「憑依」というものを初めて見たが、その体験は衝撃ともいうべき大きなものだった。

残念ながら、ああいう踊りは今ではなかなか見られまい。


 

 


「Danny Boy 宏之君を偲ぶ」

2013-01-23 21:23:55 | Weblog

明日24日は歌人笹井宏之君の5回忌の命日である。

今日は40年近く前に聞いていたキース・ジャレットのピアノで「Danny Boy」を静かに聞きながら宏之君と過ごした時間を偲んでいる。

小生は、宏之君のお父さん経由で、宏之君の遺した短歌を通して「歌人 笹井宏之」の深層に迫る鋭い感性と批評眼の持ち主たちの文章を読ませてもらう機会があるが、よくここまで迫れるものだと感心することが多い。

また宏之君の家を訪ねられた佐賀新聞の選者の方が書いておられた内容には、歌を詠み続けることの困難さをよく知りながら厳しい研鑽を積んで来られたことが自ずとにじみ出てくるものがあった。地元で優れた選者に出会えた宏之君は若い歌人として幸せであった、と思う。

小生は、彼の選者の批評文を読むのが楽しみでもあった。

選者の方は、「歌人 筒井宏之」が歌い続けることの困難さにぶち当たりがらどう成長していくのか楽しみでもあったことだろう。

 

 

 

 

 


TEDxTokyo -龍村仁 - 05/15/10 - (日本語)

2013-01-18 07:41:07 | Weblog

小生は第3番までしか見たことがなかった。

バブルの最後の頃は多くの人があちこちで自主上映をしていたので県内でも何度か見る機会があったのだが、バブルがはじけて後はそういう機運がしぼんでしまったのである。

確か稲盛財団から支援があり、その後も映画制作が続いているということは聞いていたが、実際に見る機会はなかった。

こうして海外にまで上映が及んでいるとは全く知らなかったのである。

しかしながらこれだけの内容であればそれが当然である。

TEDxTokyo -龍村仁 - 05/15/10 - (日本語)


「長期政権維持を狙う安部内閣のやることは?」

2013-01-17 08:41:09 | Weblog

http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11450447643.html

小泉政権の主だった顔ぶれが安部政権の中に戻ってきた。http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-55d0.html

それだけで大方の予想はつくが、こういうおまけもついている。

日本国民には大型増税、米国には国債購入の約束。

日本人は奴隷ですか?


「当たり前の考え方だ」

2013-01-17 06:32:16 | Weblog

尖閣諸島「係争地認定を」=鳩山元首相が中国側に主張

時事通信 1月16日(水)22時6分配信

 【北京時事】中国を訪問した鳩山由紀夫元首相は16日、北京で賈慶林全国政治協商会議(政協)主席や楊潔※(※=タケカンムリに褫のつくり)外相らとそれぞれ会談し、沖縄県・尖閣諸島をめぐる問題などで意見交換した。取材に応じた鳩山氏は尖閣諸島が「係争地であると互いに認めることが大事だ」との考えを中国側に伝えたことを明らかにした。
 日本政府は領土問題は存在しないとの立場で、鳩山氏の発言には批判が出そうだ。鳩山氏は田中角栄、周恩来両首相が1972年の国交正常化に当たり、尖閣問題を「棚上げ」したとして、こうした「認識」に戻ることが必要だとの考えも述べた。賈氏らは鳩山氏に同意したという。

 

おそらくこのニュースをもとに日本はしばらく鳩山氏をののしる声が方々から上がることが予想される。

しかし、この考え方以外に戦争を避ける方法があるか?

現に係争中であり、このままいけば間違いなくドンパチやることになる。

「日本政府は領土問題は存在しないとの立場」は相手のある話には通用しないことであり、鳩山氏の考え方が「領土問題」を戦争の種にしない世界の常識であり、当たり前の考え方である。


「琵琶湖宣言」を今一度高らかに!

2013-01-13 19:12:39 | Weblog


 選挙は終わり、びわ湖宣言を発表した「未来の党」はわずか9名の小党になり、原発推進の自民党が圧勝してしまった。
徹底して攻撃を受けた小沢派は壊滅的打撃を受け、また国際金融の手から郵貯300兆円をかろうじて守り、切羽詰まった中小企業に救いの手を差し伸べた亀井議員も満身創痍、更に敢えて北海道の地域政党としての道を選び不当な政治弾圧にもめげず獅子奮迅の努力を重ねてきた鈴木氏の「大地の党」も惨敗に終わったことは本当に残念なことであった。
その精神的打撃は場末の応援者たる小生にも大きく、ブログを更新する気力も生まれないほどだった。

こういう時はできるだけ大自然への感覚を開け放たねばと思い、年末の29日、そして先日8日に寒い海へボートをこぎ出して釣り糸を垂れ、玄界灘の恵みを食卓へ上げた。今朝は久しぶりに耕運機を動かして馬鈴薯収穫の後の畑を耕し気持ちのいい汗をかいた。

そして「びわ湖宣言」を読みなおしてみたが、その内容には今でもそのまま同意し納得するもので、「びわ湖宣言」を「日本の宣言」と書き変えればそのまま全国に通用するものだと小生は思う。しかし、残念ながらそう思うのは今の日本では極めて少数派なのである。


平成24(2012)年11月27日

びわこ宣言

政治は未来をつくるもの。
右か左かではない、私たちが目指すものは日本の未来の安心。

国民のみなさんに日本の未来を選択する、その選択肢を提示したい。

国政への危機感、中央集権体制を変え、現世代につけまわしをしてきた旧体制を変えなければならない。
3.11後初の国政選挙であるにもかかわらず、「原発のない社会」に向けての議論は不透明のまま。自民党はこれまで原発の安全神話をつくり、事故への備えを怠たり福島事故に対する反省は一切なく、原発推進ともとれるマニフェストを発表。

福島の事故は、放射性物質を大気や水中に広げることで地球を汚した、この重い責任を感じることなく、経済性だけで原子力政策を推進することは、国家としての品格を失い、地球倫理上も許されないことである。

原発事故の潜在的リスクが最も高いのは老朽化した多数の原発が集中立地する若狭湾に近い滋賀県、琵琶湖である。琵琶湖は近畿圏1,450万人の命の水源であり、その琵琶湖をあずかる知事として、このまま国政にメッセージを出さないことは、これまで琵琶湖を守ってきた先人に対しても、子や孫に対しても申し訳が立たない。

今、ここに、国民のみなさんの信頼を取り戻し、国民のみなさんが希望を持つことができる、未来への選択肢となる新しい政治の軸を立てる「びわこ宣言」を行います。未来を拓く新しい政治を始めましょう。



今からおよそ20年前、龍村仁監督作「地球交響曲」が発表され、佐賀でも自主上映があった。
唐津での自主上映の際には龍村監督、そして第一作にでている「ダフニー」さんや「ジャック・マイヨール」氏が来訪し、小生が通訳をすることになったことについては以前書いたことがある。
それぞれ印象深い人物だったことは無論のことであるが、ことにダフニーさんの発する声の質に深い感動を覚えたものである。
再度、皆さんにもご紹介したい。


<!-- ガイアシンフォニー第2番 -->






「龍村監督インタビュー」

この中で「シンクロニシティ(共時現象)」について監督が語っているが、その姿勢が素晴らしい。

http://www.ustream.tv/recorded/14031247


「原発推進の政府を選んだ日本、これでいいのか!!」

2012-12-21 11:36:31 | Weblog




ほぼすべてが活断層の真上にある原発。ひとたび地震が来れば活断層は地割れを起こし、建造物を引き裂く。
震度6の地震ですべての原発が壊れたことはすでに証明済み。

経済も大事だが、健康や命を育む自然を失くしたら何の意味があるか。

原発に代わる発電手段はいろいろある。新しい燃料を生みだす発明もでている。

方向転換すべきだ。


<!-- Fuel made from agas -->