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亜美・それからそれから?

2013-04-05 06:49:44 | アニメ・コミック・ゲーム
くりいむレモン 亜美・それから 第1部 ~哀しみのなかで~[VHS]くりいむレモン 亜美・それから 第1部 ~哀しみのなかで~[VHS]
価格:¥ 9,818(税込)
発売日:1988-10-21

前のエントリーでくりいむレモンのことを書いたのだが、参考までにいろいろと調べていると自分の中の時系列が違っていたことが発覚した。

ちょっと混乱してきたので、簡単に纏めてみる。

1984・媚・妹・Baby
血の繋がらない兄ヒロシと禁断の一夜を過ごしてしまう亜美。

1985・亜美Again
関係が親にばれてロンドンへ留学させられてしまうヒロシ。落ち込む亜美に迫るナンパ師河野。
(この頃にラジオ番組スタート)

1986・亜美3
ヒロシ一時帰国。しかし兄は亜美に冷たかった。ショックを受けた亜美は河野の下へ。

1986・亜美・終章(劇場版。一般公開だったのでHシーンはなし。同時上映はプロジェクトA子)
両親離婚。ヒロシへの愛に障害が無くなり晴れて亜美はロンドンへ旅立つ。

~と、この劇場版こそがシリーズのラストだと思っていたのだが、この後も話は続く。

1989・亜美・それから1~哀しみの中で
アイドル歌手になった亜美。そこの社長は河野。帰国したヒロシには金髪の婚約者が。ヤケクソになってマネージャーと関係を持つ亜美。

1989・亜美・それから2~忘れたいのに
遂に河野からプロポーズされる亜美。迫る武道館コンサート。

1989・亜美・それから3~抱かれたいのに
兄への思いと河野の思いに板ばさみになる亜美。ヒロシへの気持ちを断ち切るために河野と婚約。

1990・亜美・それから4~微笑みの中で
武道館コンサート。ヒロシは亜美に「好きだ」と言う。果たして亜美の結論は!?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんじゃコレ(笑)
何となく「それから1」は見た記憶があるのだが、「亜美・終章」の前だと思っていたのである。それ以前にマネージャー役の声優さんがめぞん一刻の五代くんだったことくらいしか印象にない。
そういえば「今夜はそっと~」で、亜美3の予告編やっていたような記憶も・・「兄貴のことは忘れさせてやるぜ!」「うわーんあーんあーん」てな感じで。

最終作で、亜美ちゃんが出した結論は、敢えてここでは書かないが、はっきり言って安っぽいものである。長いシリーズの結末がコレか、と考えるといたたまれなくなるほど情けないオチなのだ。
どこからかシリーズが変貌してきた思いがあったのだが、それはこうしてストーリーを並べるとハッキリする。

落ち込む(悩む)→えっち→立ち直り→また落ち込む(悩む)→えっち・・・の無限ループ。

だいたい、かわいい女の子が「お兄ちゃん」と言う、今で言う妹萌え属性をふんだんに盛り込んだシリーズにおいて、なんで、いきなり大人の女性の選択なんてのを話に盛り込むか?
おそらく制作会社は、亜美と言うキャラクターが人気あると勘違いしたのだろう。「お兄ちゃん」だから人気出たのだと思うのだが。

しかし、コレには裏事情があって、「亜美・終章」こそがやはりこのシリーズの完結なのである。

と言うのも、シリーズ終了後、「ポスト亜美」の期待がかかった「由梨香シリーズ」がどうやらあんまり良くなかったらしく、制作会社が屋台骨を建て直すために、3年のブランクを経て切り札だった亜美シリーズを引っ張り出した経緯があるのだ。つまり、あれですよ、なかなか終われなかったゴジラシリーズと一緒。未だにウルトラマンに人気を頼っている円谷プロとも一緒。

そう考えると、やはり、「亜美・終章」こそがこのシリーズの結末だと思っていいだろう。「それから」は蛇足。声優も違うしな。
刻まれた歴史は変えられないけどね。

ここからは、本当に蛇足。

文中で五代くんのことに触れたが、エロアニメは基本、声優さんはテロップされない。しかし、声を聞けばわかる結構な大御所が出演している。兄ヒロシはカミーユビダンだし、ナンパ師河野はキグナス氷河なのだ。
だが、男性はまだいい。女性声優が出てくると、結構、ショックだったものだ。好きな女優さんがAVに出ているみたいで。

なお、スタッフもノンテロップである。さすがに平野俊弘みたいなくせのある人は、絵を見れば一発でわかるのだが(本人も隠していない)、亜美3におけるカメラを回す独特の演出になんか覚えがあるなー、、、と思ったら、「きまぐれオレンジロード」で全く同じ演出を見てしまった衝撃ww


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