久々に月刊エアーラインなる雑誌を手に取り、少し感慨にふけっています。
今でこそ、全日空ファンの私ですが、乗り物に興味が出始めた小学生時代、
日本の飛行機=日本航空(JAL)
という構図が私の中では当たり前でした。
その当時はパンナムが飛んでおりましたが空の旅というのものは、夢物語
だったので、なおさら憧れだったのを鮮明に覚えています。
その憧れであった垂直尾翼に描かれていた鶴丸の旅客機が今月末で
日本から無くなってしまいます。
寂しい限りです。
なんでJAS何かと合弁しちゃったのか?今のJALの飛行機になんの憧れ
も描けません。
少しマニアックなところで、鶴丸が描かれた飛行機のデザインは3種類。
初代鶴丸塗装は、よど号ハイジャックの際に使われていたデザインで
垂直尾翼にはまだ鶴丸が書かれていません。
どこに書かれていたかと言えば、コクピット窓の脇に小さく鶴丸が描かれ
ています。
二代目鶴丸は、ちょうど僕が飛行機に興味を持ったころの鶴丸で、
ボーイング747が就航した時期のデザインです。僕と同年代の人はこの
カラーリングを覚えていると思いますが、胴体上部が白く塗られ、
旅客窓の所を青と赤いラインが機首から尾翼当たりまで塗られていて
尾翼には大きな鶴丸!!!
このカラーリングが大好きで、図工の時間に、筆立てを作る際
上から見ると正方形の筆立ての4面を使って、ボーイング747を書いた
思い出があります。
そして、最後の鶴丸は現在でも見られますが、白い機体に機首から
グレーの帯と赤い正方形が有り、そこにJALと書かれた凄くシンプルな
デザイン。三世代目のカラーリングを検討するに当たって、鶴丸を廃止
して新たなCIを考える案もJAL社内にはあったそうですが、やはり
JAL=鶴丸
ということにまとまり、二代目よりも少し小さく、尾翼の上に描かれること
になったそうです。
このように半世紀の間、JALのシンボルとして描かれていた鶴丸飛行機
が姿を消すことが残念でなりません。
JJカラーと言われている現在のJALカラー。尾翼には太陽を模した赤い
だけの(金色のモールはあるのですが・・・)味気ない色が。
個人の好みでこの”The Arc of sun”が好きな方もいると思うので
なんとも言えませんが、鶴丸が残って欲しかったという願望でこのブログ
を書いている次第です。
そういえば・・・二代目鶴丸当時の全日空の”モヒカン”カラー好きじゃ
無かったけれども、今見るとなんか良く見える。
人の好き嫌いって、時と共に変わるので、もしかすると来年当たりは
”鶴丸って古いね~”などと正反対な事を言っていたりする自分が
いたりして・・・・・
でもやっぱり、鶴丸どこかに描いて欲しかったな~。
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知りませんでした。
やはり日航というえばあのマークですよね。
スチュワーデス物語でもあのマークでしたよね?
無くなるというのは寂しいものです。
一つの時代が終わった気がしてしまいます。
パンナムといえば、大相撲で優勝力士に表彰状渡すあの外人のオッサン。
「ひょ~しょ~じょ~」元気ですかね(笑)
こんにちは!
マニアックな話題にコメント頂きまして、痛み入ります。
そう言われるとあの外人さんどうしているのか気になり
ますね!(笑)