
前回紹介した本の原題 『LES ELEPHANTS PILIERS DUMONDE』 直訳すると「象 世界を支える柱」となる。
インド神話をみてみると、このことがよーくわかる

ヨーロッパやアフリカの歴史にも象が登場するが、ヒンドゥー教における象はなかなか面白くて好きだ

神話世界の様々な場面に象が登場する。
たとえば雨と雷と戦の神インドラの乗り物は、アイラーヴァタという名の象。



インドラの騎乗する四本の牙を持つ白象。象の王。世界を支える八象の一頭。
乳海撹拌(にゅうかいかくはん)※1の時に生まれて、その名前は「大海から生まれたもの」を意味するんだって

別名にアブラマータンガ「雲の象」、アルカソーダラ「太陽の兄弟」、ナーガマッラ「象の力士」、サダーダーナ「発情しているもの」など。
象は雲を生み出す力があるものとされて、インドラはアイラーヴァタに乗って空を翔け、雨を降らせた

象という生き物そのものが、本当は翼を持ち、空を飛ぶことができたみたい。
でも、ある時聖仙が説法をしていた木の枝に象がとまり、その枝が折れてしまったため、怒った聖仙が全ての象から翼を奪ってしまったのだとか…





そして、招福の神としてインドで大人気の象神。



シヴァとパールヴァティの息子。
パールヴァティが沐浴するためにガネーシャに入口の番をさせた。そこへシヴァが帰宅し中へ入ろうとしたが、息子はこれを拒み、怒ったシヴァは息子の首をはねてしまった

パールヴァティから事情を聞いたシヴァは、最初に通りかかった者をすげると約束する。
それが象であったため、ガネーシャは象の頭を持つ事となり生き返った。
ガネーシャの右のキバは何故か折れている

その理由の一つに、インドの大抒情詩「マハーバーダラ」を筆記する際にキバを折って書いた、というのがある。
商売や学問など、何かを始めるときは、必ず最初にガネーシャを拝むのがヒンドゥーの習わしだそう

インドで結婚式がある時は、このガネーシャのカードが配られたりもするんだって

鼠に乗っているのもおもしろいよね

左手に持っているのが大好きな砂糖菓子。何かカワイイ。だからお腹がポッコリなんだ

※1:乳海攪拌
大洪水によって失われた不老不死の霊薬アムリタを得る為、山に神々が集まった。ヴィシュヌ神のアイデアは、霊薬が見つかるまで天と海をかき混ぜようというもの。
もくろみは見事成功し、攪拌された海はミルクからバターへと変じて、その中からアムリタが現れた。
次回

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どーもねー
ゾウ日記拝見致しました
次の記事が楽しみだな
いやいやカタカナ多くて何も頭に入らなかった…。
ゾウが飛べたって事だけワカリマシタ♪
うちと一緒だ…
私も最初は頭から煙がでたものです
また遊びに来てねー
茶色い奥さん
また遊びにきてねー
なんだか暇だからまた書いちゃいました
書くの楽しいなぁ
先日のコエダメ事件の原因となったある現場に昨日再修理行ってきたんデスヨ
やる気まんまんで行ったのにいきなりの
でも先日迷惑かけたから、札幌で買って持っていったお土産が大好評だったんデスヨ
ま~よしとしよう
ゾウとは全く関係のないはなし...
だけどもだっけど
あッそんなの関係ねぇ~
あッそんなの関係ねぇ~
あッそんなの関係ねぇ~
はい