T-Style

気まま日記&Photoブログ

★☆★フォトスライドショー★☆★お時間のある方は是非、見て行って頂けると嬉しいです^^♪



フォトチャンネルはサイドバーからいってらっしゃい!
←←←

以下、日記↓↓↓

File.2 ~歯科矯正 治療費~

2010-12-23 19:53:55 | 口蓋裂の扉
歯科矯正や手術を受けようと思っても、やはり経済的理由が伴うもの。

一番気になるところだと思います

通常の歯科矯正は、健康保険が利きません。全額実費です。

状態の度合いにもよりますが多分・・・平均170~250万くらいでしょうか。

でも蓋裂の場合は・・・

正確には

● 口唇、口蓋裂などの先天的な咬合機能異常

● 外科的な治療が必要な顎変形症


の場合は保険の適用が認められています。



私の場合

・上顎を広げる手術

・下顎を削る手術 (顎変形による軽度の顎関節症なのです

・歯科矯正

を予定していますので、トータル210万~250万かかります

が、保険が適用されれば3割負担で済みますから、約70万でOK。

あくまで概算ですが。



一気に70万をポン!っと払うわけではなく、毎回の通院時に何千円とか1万~2万と小分けに払うかたちになります。

なので、貯金がなくても焦らずに 笑



しっかし~いくら小分けとはいえ、70万とは大金です。

そこで

保険適用後でも更に公的補助を受けることができます。

ここからは自己申告になりますので、ご自身でしっかりと進めていく必要があります。



まず、高額医療制度について

年間¥80,100を超える医療費を支払った場合に、超えた分以降の費用が全て戻ってくるという制度です。

詳しくはコチラ→http://www2s.biglobe.ne.jp/~k-island/clcp/secukougaku.html



蓋裂なら、↑より↓の制度をオススメします。

どう考えても低額で済みますから。



自立支援医療制度について

平成18年4月からできた制度です。

それ以前は『育成医療』『更生医療』とバラバラに設けられていました。

詳しくはコチラを→http://www2s.biglobe.ne.jp/~k-island/clcp/secujiritsu.html



要は1割負担になるということです

ただし!

顎口腔機能診断施設として認可された医療機関・指定医師に限られています。

各地方によって違いますが、大学病院は必ずと言っていいほど、認可されています。

もちろん、個人病院でも認可されているところは沢山あります。

先生に聞いてみてください。



そしてもうひとつ。

18歳を過ぎている人が更生医療を受ける場合、障害者手帳がなくては受けられません。

18歳未満だったら、必要ありません。そのまま育成医療が受けられます。

なので順番からいくと

1.障害者手帳の交付手続き

2.更生医療の手続き
(それらを待っている日数がもったいないので、その間に虫歯を全て治すこと。)

3.治療開始

ですね。



順調に受けれたらそれに越したことはないのですが・・・・

状態によっては受けれない例も多々あるようです。

医師から診断書を貰って市町村に提出し、市町村から県へ書類がまわされるのですが、もし県の人間が

「おい、この人は手帳なくても大丈夫なんじゃないか?」

と判断してしまったら交付されません

だから、医師の診断書の書き方にもよると言われています

というワケで~

診断書を貰う前に、手帳が受けれる程の状態かを医師にさりげな~く聞いてみるのがいいかもしれませんね

お金と時間のムダなので


では次回は手帳と更生医療の手続き手順を細かく書いていきます


File.1 ~口蓋裂とは~

2010-12-20 20:00:10 | 口蓋裂の扉

虫歯治療を始めて、はや2ヶ月。

ちゅーか歯医者って、なしてこんなに時間がかかるのか

先生曰く、脳と繋がる神経が沢山通っているから、一気に治療するのは危険なんだよ

てなわけで、ゆっくり治していきまっそ。



ではでは本題へ。

今日は口蓋裂を知らない方へちょっとした説明と、成長過程に起こるコトをお話しましょ。



口蓋裂とは?

と、いちから書こうと思ったけど・・・

こちらのサイトに結構詳しく記載されてるので、省きま~す

↓↓↓

http://www2s.biglobe.ne.jp/~k-island/clcp/outline.html



っと少々難しいかもですが、要は昔で言う“みつくち”というやつです。

ま、差別言葉に等しいので、この呼び方はキライですが。



上記サイトにも書いてありましたが、30年前は約800人~1000人に一人の割合で生まれてくると言われていました。

が、今では400~500人に一人なんだそうです。

結構な割合ですね

先天性のもので、ここまで割合の高いものは他にないのではないかと思います。



自分の例を挙げて説明していきます。

生まれてすぐは、まず唇の縫合手術をします。

唇が割れちゃってるのでミルクがうまく飲めませんから。

ちなみに私は右側唇蓋裂です。

当時の【0歳児医療】を使って、入院費と交通費意外は全て国庫負担でした。



術後もしばらくはミルクが飲めませんで、管を繋いでましたね。

覚えてませんが

比較的早く飲み方を覚えたようで、1歳半には自宅へ戻りました

口と鼻は繋がっているので、やはり飲んでも8割がた鼻からミルクが出てしまう状態だったようです。

覚えてませんが



これ以降は、成長に応じて唇を縫合し直したり、蓋裂の場合は軟骨の移植手術を受けます。

私は蓋裂もありましたが、この移植手術を未だに受けていないのです

にしては滑舌が良いと、つい先日、お医者さんに言われちゃいました

そのワケは・・・

言葉を発するようになる、2歳~3歳以降、苦痛な言語訓練が待っているからでごじゃります

小学校へあがるまでには、ある程度しゃべれるようにならなければ、一般の小学校へ入学できないからです。

学校によっては、入学前に申し出ると、お断りされる場合もあります。

障害学校へ行けと

幸い、母の強い意志と学校にも恵まれ、私は一般学級へ進学できました



てな具合に、周りのフォローや意識がないと結構辛いものなのです。

私がよく言われたことは

「全然気付かなかった!」

です。

そりゃそうでしょうよ。

だって、気付かれないようにしてましたから

病院でも家でも毎日毎日、大嫌いな言語訓練をやり、食べることが下手で人より時間がかかるから給食も急いで食べて。

地味な努力を常にしていないと、友達の中には入れなかったことを今でも鮮明に覚えています。

“なめられたらイジメられる”ってのが、小学校にあがってまず覚えたこと。

シナシナしてたらイジラレキャラになる。

なので精一杯に突っ張って生きてきましたね。

トゲトゲしているというか

ま、今はそれが悩みでもあるのですが・・・



蓋裂のお子さんがいるお母さんへ。

これでもか!ってくらい、お子さんにアンテナを張ってあげてください。

でも過保護にしないでください。

程よく。程よく。

もちろん、一番の理解者であってください


決意?

2010-12-16 20:50:22 | 口蓋裂の扉
『口蓋裂の扉』と題しまして、不定期に連載を始めようと思います

なぜ?

それはワタクシ自身が口蓋裂(こうがいれつ)患者だから

そして、大人になってからも悩んでいる人が他にも・・・

おそらく相当数いらっしゃるとわかったからです。

実は私もその一人なわけで

たまたま虫歯で何年ぶりかに歯医者さんへ行ったのをきっかけに、本格的に治療を開始することとなりましたので、それを題材に細かく記載していくつもりです。



大多数の人は20歳くらいまでにはある程度の治療を完了し、安心して社会へ出るもの。

だけど、経済的理由や家庭環境によっては、ほとんど治療を受けられないまま大人になる人も、これまた少なくはない。

ありがたいことに、現代ではインターネットっちゅー便利なものがある。

が!

調べたところで大人になってからの治療方法や手順等の情報が少ないのが現状です。

ならば、“このサイトを見れば全てがわかる”というブログをつくろうぢゃ~あ~りませんかぁ

っというのが動機でごじゃります。

それからもうひとつ

ある情報交換サイトで、19歳の女の子がこんなことを書いていました。

----------------------------------------------------------
祖母と2人暮らしです。

両親はおらず、祖母に育ててもらいました。だから手術は受けていません。

経済的に祖母に頼ることはできないと思い、自分が大人になって就職したら手術を受けようと思っていました。

しかし19歳になった今、就職が決まりません。

滑舌が悪く、何を言っているのかわからないからです。

面接官に「君、手話は勉強しなかったの?障害者なら職安にちゃんと申し出て、障害者を受け入れてくれる会社に行かなきゃだめだよ」って。

確かに私は障害者ですが、私がやりたい仕事は、障害者求人には載ってないのです。

そもそも口蓋裂に手話なんて必要ない。

いったいどうしたらいいのでしょう?

以上(かなり抜粋 ^^;)
----------------------------------------------------------


私はこの子に書き込みをしました。

「そんな会社、行かなくていい。こちらからお断りしなさい」と。

滑舌が悪くても、誠実さと明るさで勝ち取っていける会社へひとまず就職して、お金を貯めてから手術を受けたらいいんです。

焦らず、ゆっくりと。

私を見てみ?もう三十路ですが なにか?

等々、いろいろ書かせてもらいました 笑

全く知らない子だけど、力になりたいと思いました。

自分のことさえできてないけど、力になりたいと思いました。



コレを始めることでいったいどのくらいの人が読んでくれるのかはわからないけど

はたまた全く見られることもないのかもしれないけど

それでもやっぱり自分にできることをやりたいと強く思うのでございます

情報の発信源となっていきたいと。

そしてどうか、より沢山の人に知ってもらえますように・・・

次回から内容に入っていきます

12月ですな

2010-12-01 11:14:32 | 写真

師も走るほどの忙しい日、師走

ま、いつもと変わらない一日ですが

ある雨降りの通勤時、大きな虹み~つけた

この日、仕事で富山へ行ったんだけど、計5回の虹を見た

それを聞いたママ~ンは

「大丈夫?!なんか・・・ヤバイんじゃない?」

・・・・・何がですか?!

お迎えが近いなどと縁起でもない