メキシコって

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メキシコ地震

2017-09-28 | 日記
メキシコ地震から10日たちました。
いろんな心の動きがありましたが、生きているのは幸運なんだなぁと言うのが、今の心境です。

長くなりますので、覚悟してね。

地震が起こったのは1:15ぐらい。ちょうどスタッフミーティング中で、揺れに気付いたけどすぐおさまるだろうと思ってたら、どんどん強くなり怖くなりました。今まで私が体験した中で一番揺れが大きくて長かったです。(今でも揺れの大きさがトラウマです)

揺れが収まってからすぐ非常階段で6階から降り、路上に出ました。メキシコは建物が危ないので、地震後は建物の検査を終えて異常がないか確かめてからでないと中に戻れません。

この時点で、今回の地震がかなり大きかったことが分かりました。救急車が何台も目の前を通り過ぎて行きました。

夫は55階建ビルの27階にいるので、携帯で無事が分かるまでの20分ぐらいは、とても心配でした。55階建てビルで働く全ての人が、2つの非常階段を降り30分かけて路上に出たそうです。

私たちはその後、異常なしということでオフィスに戻たのですが、部屋の隅の天井板が2箇所落ちてました。図書室の本も数冊落ちてました。オフィスの被害はこれぐらいです。

テレビで状況を確認すると、よくご飯を食べたり、キングと散歩したローマ、コンデッサ地区の建物倒壊の様子がずっと流されていました。この時点で、オフィスでは、電気も水道もインターネットも通常通りで、仕事ができる状態でした。
夫は、オフィスには戻らずそのまま帰宅。公共の交通機関がないので、2時間かけて歩いて帰宅しました。犬たちは興奮してたけど、みんな無事でした。この時点で家は停電になりました。

地震直後は倒壊している建物が多く、道が閉鎖され、家路に急ぐ車の渋滞が起こったそうです。子供を学校に迎えに行った友達は、もうつかないかと思ったほどに、ひどい渋滞が起こったようです。彼女は、これがトラウマになってるそうです。

私は、渋滞を避けて夕方7時ごろオフィスを出ましたが、いつも通る道が閉鎖され交通警備員に通行止めと言われ、途方にくれ新しいルートを考えてモタモタしてたら、バイク二人乗りの悪い集団グループが現れました。どうして、辛い思いをしてる人もいるのに、面白半分につるんで暴走するなんてことが思いつくのか不思議でした。

途中、がれきと人だかりの横を通りました。テレビで中継して倒壊した建物の1つのようです。中にまだ人がいるんだろうなと思いながら、通り過ぎました。

その後も何故かバイクグループに目をつけられてしまい、クルマに寄ってきて並走され、怖い思いをしました。災害をアドレナリンにした獣のようでした。家が近かったので、家までの辛抱と思ってたら、どっかに行ってくれて、幸い何事もありませんでした。

家に着いたら携帯のバッテリーが切れた夫が私と車を待ってました。即クルマで携帯の充電を始めました。ここで教訓です。バッテリーは努めて100パーセントに近い状況にすること。モバイルバッテリーを常備すること!(早速購入しました!)

家の被害は屋上の水タンクが動き、管が外れたこと。幸い支えてるだけの管なので水漏れはありませんでした。

次の日、私は出勤、夫は自宅勤務でした。
閉鎖されてる道があっても、道路はガラガラ。働いてる会社が少ないから、逆にこっちの仕事がはかどるーぐらいの気持ちでした。この日辺りは。。

今日は、疲れたのでここまで。
続く。