Lady Ella

ひとり語り・・・

定禅寺ジャズフェスティバル・・・ヘブンにて・・・

2006-09-18 16:34:01 | 雑記
 仙台の街を徘徊してライブハウス・ヘブンに向かう。地下に降りてゆく階段を下ると・・・いつもの、昼とはうって変わったブルーズが流れている。揺れる。揺れ始める。先程の日本酒の酔いも手伝ってか、グラングランと地面ではなく空間がね、揺れる。

 大柄な妙齢の女性ボーカルがブルーズを唄っている。店に較べるとちょいと短めのカウンターに腰を下ろすと・・・はっきり言うとそこからの記憶は途切れ途切れ。ブルーズが流れ続けて私の目は泳ぐ。途中、店のオーナーの方が同郷と言うこともありT・Kに紹介して頂いたのだが、ちゃんとご挨拶が出来たのだろうか???

 昼の開放感とは別の閉塞した爆発とでも言うのだろうか、なんとも気持ちのいい空気を感じながらひたすらその音楽と酒に酔ってしまう。
         T・Kのハープが誘う。飛ばされてしまう。
         Tadのギターはうねり・・・シャカシャカシャカ・・・
         Mikamiさんのベースは踊りながらくねる・・・
         imabooの切れのよいドラムが腹の奥と頭頂に響く・・・

 さて・・・す~っかり、し~っかりと酒と音楽に酔う私。気分がいい。Oちゃんは写真を撮りながら何回か別世界に落ちる。あの大音量でも眠れたのは音楽が心地好すぎたから。けいじ、たもちゃんは冷静に周りを確認しながらも、やはり揺れて酔う。ヒサ坊なんぞは気分の高揚を抑えきらずに次々に自分の周りを破壊しながら床に転げ落ちる。愉しい。もの凄く大きな声を出し・・・そこにあった塊のようなブルーズに本当に酔う。

 2時間くらいのライブが終了し・・・兵ども、って私達は夢の後どころか夢から醒めない。「寿司です、寿司」ヒサ坊は妙なテンションで多分、オーナーの奥様にこれからの放浪の先を尋ねている。分かったような分からないままに大興奮のヘブンを後にするのだが・・・夜はね、今から・・・気が付けば私達は『仙台ロック座』の前に立ち尽くしていた・・・

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Thank You !!! (TAD三浦)
2006-09-21 01:51:24
昼-夜と、ご来場&激写、ありがとうございました&お疲れ様でした。



↓でLinkしました。

http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=75447&log=20060921

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2度にわたる・・・ (ella)
2006-09-21 04:30:09
リンクにコメント有り難うございます。23日は楽しみにしています。まだまだ興奮が冷めない・・・醒めない・・・私。

どうかよろしくお願いします。
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