何年ぶり・・・だったのであろうか。ここは変わっていくのだが、変わらないなにかも存在している。
定番の電気ブランにビールを注文して、あっもちろんブランはオールドのほう。
キュっとブランを呷る。甘苦い液体がピトっと口のなかにはいって・・・ツーっと咽喉に流れ込む。胃に落ちるとカっと熱くなるそれを素早くビールで冷ましてやる。2回ほどそれを繰り返すとフワっと身体があたたまってすぐに酔う。対面のオッチャンは見ず知らずのそのまた隣のオッチャンと昔話に花を咲かせて・・・酒の選択はハーフ&ハーフであった。
席は全て相席である。なにしろ空きを見つけたら速攻で身体を滑り込ませてしまわなければならない。斜め左前のご夫婦は多分、観光客。ものすごい量の料理を頼んでビールで流し込んで浅草を満喫しているようだ。
私の左隣りは空いていた。デップリと太った短髪白髪頭のご老体が「あらよっと、ちとごめん」ってな事を言いながら座った。すかさずその隣りのオッチャンに「これがねぇ・・・わっしの週に2回、たった2回のお楽しみ」って調子で話し始める。でも、このご老体は通であった。それは運ばれて来た酒とあての並びから容易に想像がついてしまう。
大ジョッキのビールに電気ブランのオールド。その一つはロックグラスに注がれていてもう一つはストレートのまま。キュッキュとかなり早いピッチでロックグラスを呷って3回に1回くらいビールをザーっと流し込む。煮こごりを大事そうに小さく箸で取ってはなめるように味わっている。思わず「美味いっすか?」って聞いてみる。
み~んな心地好く酔っている。常連も観光客も関係なく愉しそうである。ふと、周りを見回すと席待ちの人が10数人立っている。おおっとぉ、これではいけない。チャッチャと飲み干して・・・席を立つ事にする。20分ほどの夢の時間であった・・・
定番の電気ブランにビールを注文して、あっもちろんブランはオールドのほう。
キュっとブランを呷る。甘苦い液体がピトっと口のなかにはいって・・・ツーっと咽喉に流れ込む。胃に落ちるとカっと熱くなるそれを素早くビールで冷ましてやる。2回ほどそれを繰り返すとフワっと身体があたたまってすぐに酔う。対面のオッチャンは見ず知らずのそのまた隣のオッチャンと昔話に花を咲かせて・・・酒の選択はハーフ&ハーフであった。
席は全て相席である。なにしろ空きを見つけたら速攻で身体を滑り込ませてしまわなければならない。斜め左前のご夫婦は多分、観光客。ものすごい量の料理を頼んでビールで流し込んで浅草を満喫しているようだ。
私の左隣りは空いていた。デップリと太った短髪白髪頭のご老体が「あらよっと、ちとごめん」ってな事を言いながら座った。すかさずその隣りのオッチャンに「これがねぇ・・・わっしの週に2回、たった2回のお楽しみ」って調子で話し始める。でも、このご老体は通であった。それは運ばれて来た酒とあての並びから容易に想像がついてしまう。
大ジョッキのビールに電気ブランのオールド。その一つはロックグラスに注がれていてもう一つはストレートのまま。キュッキュとかなり早いピッチでロックグラスを呷って3回に1回くらいビールをザーっと流し込む。煮こごりを大事そうに小さく箸で取ってはなめるように味わっている。思わず「美味いっすか?」って聞いてみる。
み~んな心地好く酔っている。常連も観光客も関係なく愉しそうである。ふと、周りを見回すと席待ちの人が10数人立っている。おおっとぉ、これではいけない。チャッチャと飲み干して・・・席を立つ事にする。20分ほどの夢の時間であった・・・
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