Lady Ella

ひとり語り・・・

いろはにほへと

2004-10-04 04:41:03 | 雑記
今日は知り合いと匂いの話しになった。
音楽なんかを聴いていて、突然匂うはずもない匂いを感じる。
あたりを見回しても匂いの元を発見出来ない。
ただ確実に匂う。
多く感じるのはその曲を昔一緒に聴いた、彼、彼女の匂い、
記憶の奥底から湧き上がるように鼻の奥をくすぐる。
たまに切なく、時に懐かしく・・・
私は若い頃、アメリカに住んだ事があり、その匂いをたまに感じる。
焼却炉の前で、偶然通ったドブ川の横で、
ただまた同じ所に行ってもそこにそれは存在しない。
なんなのだろう、自分の記憶なのにそれは自分の心とは乖離し、
独立として存在してしまう。
洗濯物の太陽の匂いで子供心を懐かしんだり、夕立のあとの
埃の匂いで小学校の運動場を思い出すのとは少し違う
懐かしくもけだるいなんとも言えない匂いの記憶・・・・・
あなたにもありませんか?

色は匂へと散りぬるを・・・なのかな。
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2 コメント

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匂い (なおと)
2004-10-04 17:15:23
ほんとそういった感覚的な匂いってありますよね!なんとなく懐かしいくて切なくなるそれでいて心地良い!!出来ることなら月に二、三度はそれを感じれる位匂いの引き出しを心に持ちたいです!さて、わたくし今週の土曜ハーレーで山形に旅立つ事にしました(日曜には帰ってくるけど)! 初めての遠出だけどそこで懐かしく切なくなる心地良い匂いと出会えるのか?はたまた、何年後かに感じるであろう匂いを創って無意識のうちに引き出しを増やして来るのか?どちらにしろ非常に楽しみです!帰ってきたらまた報告します!
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そうですか。 (ella)
2004-10-04 17:46:01
いろいろな人に出会い風景をみて、その時は意識しないのだけれど微かな記憶として自分のなかにとどめおければいつかそれが芳醇なる熟成とともによみがえりってちょっとウイスキーみたいだけど・・・そんな思い出の蓄積を旅からひろってきてください。土産話たくさん待っています。

くれぐれも事故には気を付けて楽しんで下さい。
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