シャンパンてのは・・・

　素敵に美味い・・・いつか、晩酌をこいつに変えたい・・・

　美味かった。本当に美味かった。スティルワイン、特に赤があまり得意ではない私はシャンパン、スパークリングを飲み続けた。なんなのだろうか、華やかなのだけれども決して主張し過ぎない。サラリと儚く咽喉を落ちて一服の清涼感を、静かなる余韻を残してゆく。
　確かにアサヒビールさんで頂いた、’０３ヴィンテージのミロンにロッチルドなんかも絹のようにほそ～い糸を引くように、咽喉の、脳幹の奥までも刺激してくれる。そして余韻も驚くほどに長い。ただなぁ、これはほんと個人的な私の好み、スパークリングは美味いんだ。

　この酔いで俄然勢いづいてしまった私はいつもの如くにありとあらゆる物を飲み続ける。その中でも印象に強く残った物。琉球泡盛・「玉友・吟濾過」　この泡盛は美味かった。甕仕込みによる独特の風味、古酒をブレンドする事によるより深い味わいを持ち、かつ、やんばるの天然水で割り水する事によって飲み易く仕上がったまさしく逸品であった。
　個人的な好みから言えば甕仕込み５年古酒４３度ってのがいいんだけれども普通の飲み易さと言う事を考えれば、やはり吟濾過２５度で充分なんであろう。こやつは仕入れてみようか、と思っている。



　そしてもう一本は、笹一酒造さんの純米大吟醸つるし生酒道満。私は長らくお店では峰の白梅を使っているのだけれどもこれに変えてみようかと思わせられる美味さであった。吟醸感を持ち合わせながらのこの、いい意味での飲み応え、重さってのはちょいとビックリだった。う～ん・・・今夜にでも注文を出して出来る限り早くみなさんに飲んで頂きたい。その時には是非にこれ造ってる営業部長さんから聞いた楽しいお話もセットにしたいと思っている。



　まだまだご紹介したい物はたくさんあるのだけれども・・・なにせたくさんありすぎて。グラッパも美味かった。微炭酸の不思議なワインも美味かった。また是非、機会があればご紹介したいと思います。まぁ、しっかしいつもの事ながら、美味すぎて、飲み過ぎてしまったのは・・・やはり私の、せいか。