葛城の道
2012-07-25 | 写真
奈良盆地は日本の政治・文化の中心として古くから開けた土地でした。
御所市一帯は日本神話のふるさとともいわれ、神々が住まわれていた高天原は、 その昔、葛城山と呼ばれていた金剛山の山麓にあったと伝えられている。 このように神々の時代から数々の史実の舞台になっただけあって御所市には歴史的に貴重な遺跡や由緒ある寺社仏閣が数多く残っている。
葛城の道は金剛・葛城山麓を南北に走る山裾の道で、街道として最も古いと言われる竹ノ内街道から、新庄町大字寺口・笛吹を経由して、御所市大字小林・櫛羅・楢原・森脇・名柄・極楽寺・朝妻・高天・伏見・鴨神に至る古道で、鴨族、葛城族などの古代豪族が、当時の主要道として往来していた道でもある。
番水時計 千体石仏