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江戸時代の面影を残す寺内町今井

2012-11-26 | 名所
 

称念寺を中心とした寺内町今井は、完全な城塞都市で江戸時代初期には、東西600メートル、南北310メートル、周囲には環濠土居を築いた戸数1100軒、人口約4000数百人を擁する財力豊かな町であったと考えられる。

 

 

内部の道路で見通しのきくものはなく、ほとんどが一度屈折させてある。これは、敵の侵入に備えて、その遠見、見通し、弓矢・鉄砲の射通しを不可能にしたものであった。 これらは当初、軍事目的のためにつくられたものであるが、江戸時代中頃は富裕な商人の生命、財産等を外部から守るというものに変貌した。

 

9つの門からは木橋を通って濠を渡り、外部の道路に続いている。

 


所在地 奈良県橿原市今井町


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