お菊井
2013-04-23 | 写真
永正年間(1500年頃)、城主小寺則職の執権青山鉄山が主家横領を企てているのを忠臣衣笠元信の妾(いいなずけ)で青山家に住み込んでいたお菊が深知し元信に知らせて城主の難を救いました。
しかし、鉄山は浦上村宗等の加勢によって則職を追放し主家を横領しました。
村宗らを招いた饗宴の際、お菊を恋慕していた町坪弾四郎は家宝の十枚揃いの皿の一枚を隠し、お菊を責め殺し井戸に投げ込みました。
村宗らを招いた饗宴の際、お菊を恋慕していた町坪弾四郎は家宝の十枚揃いの皿の一枚を隠し、お菊を責め殺し井戸に投げ込みました。
その後、毎夜この井戸から皿を数えるお菊の声が聞こえたのです。
やがて元信らが鉄山一味を滅し、お菊は「於菊大明神」として十二所神社の境内に祀られました。
やがて元信らが鉄山一味を滅し、お菊は「於菊大明神」として十二所神社の境内に祀られました。