山形街なか大正レトロ館

全国のレトロ建築愛好家よ団結せよ!

緑豊かな階段

2012-09-27 04:36:58 | 歴史的建造物
 この写真館の玄関に入ると正面に写場に至る階段が待ち構えている。
 ふだんはあまり気がつかないことなのだが、ようく見つめてみると階段は緑色で塗装されているのがわかる。
 かつての当主は館内のデザインにもこだわったのかもしれない。

※この階段の写真は「山形歴史たてもの研究会」のホームページ写真から転載

説明プレートのペン画と説明文

2012-09-17 19:52:34 | 歴史的建造物

 旧西村写真館の玄関脇に山形市が説明プレートを戴いた石柱を設置したことは前回記事のとおりであるが、この建物を描いたペン画は見出し写真の通りであり、また説明文は下記の通りである。

   やまがたレトロ館 旧西村写真館
 大正10年に当主とその父が自らの設計と施工により、建築廃材の木材を活用して建造された。正面外観は完全に洋風だが一階居宅部分は和風。二階の写場と待合室兼着付室は建造当時の面影をそのまま残す。戦前は出征兵士、戦後間もなくは進駐米兵、後に運転免許証やパスポート用の撮影の人々で賑わい、大正・昭和・平成の街なかの歴史を刻んでいる。(平成7年廃業)

◆9月19日(木)二階の写場と待合室を公開します
   ⇒ 20日 の誤りでした[9/18日訂正]
        時間 13:30~16:30

うわあ、説明プレート板の石柱だ!

2012-09-11 17:27:53 | 歴史的建造物

 知人はこの工事の様子を見て、いよいよこの古い洋館も解体か、と思ったらしい。
 とんでもない。むしろ、この工事の完成により、この洋館はますます解体が不可能になるのだ。

ここで工事は一応の終了となる。
 何の工事かと思ったら、この大正レトロの洋館の説明書きが記されたプレートを戴いた御影石の石柱の設置工事であった。

 単なる説明書きではなくて、故結城泰作さんが描いたペン画も搭載されてあるから、見る人にかなりのインパクトを与えることは間違いなしである。
 さて、この設置は山形市の予算で行われた。
 なお、説明プレートの前には側溝があるので、見る人に危険がないとは言えないために、近日中に蓋を覆うとのことである。
 説明書きの文面については次回で紹介したい。

 なお、来る13日(木)の13:30~16:30に二階の写場と待合室を公開したい。
 次の公開については当ブログに日時を掲載するので、ご覧いただきたい。

何か工事が始まりそう

2012-09-08 23:48:46 | 歴史的建造物
 
 当建物の前で工事の人たちが何かを始めようとしている。
 まさか解体工事ではあるまいし、多少心配だ。

 そしたら小型クレーン車が何か石材のようなものを吊り下げている。
 さて、この石材は何に使われるのであろうか。

 次回のお楽しみ。
 たぶん、月曜日か火曜日にはどんな工事であったのか、お分かりいただけるはず。