私の仕事は人々に心と体を健康に保つお手伝いをする
リラクゼーション施術者。
今風に言うと「セラピスト」です。
タイ古式マッサージ
アロマテラピー
リフレクソロジー
タイハーブボール
木槌療法「トークセン」
ルーシーダットン
を修行し12年間小さなサロンを営んでいます。
その間スタッフの入れ替わりが3回ほどありちょうど一人になった時でした。
乳癌治療と手術までは6か月、その後数か月は施術は出来ないかも、(汗、、。)
生き延びていくためには閉めるわけにもいかず、
サロンは家賃が発生するために全く休業にできません。
12年続けばお客さんもそれなりに定期的に来てくれます。
乳癌の事をお客様に伝えて良いのか悪いのか。
そりゃまあ、沢山の事を考えました。
様々な事を考えながらも仕事を優先にし三週間に一回、
サロンの定休日、木曜日に抗がん剤治療の通院に当て普通に仕事をしていました。
普通に仕事といっても一回目の抗がん剤投与の三日目までは吐き気と頭痛、悪寒が続き
午前中は全く起きれない状態でした。
当日一晩トイレの便座に顔を外せないほど吐き気が治まりませんでした。
(なんだあーこりゃあー永遠にトイレに居るんかなー、って感じ)
吐き気止めの薬ももどすので薬なんか見たくない状態です。
今思うと吐き気止めの薬は進化しているはずなので、精神的に胃が弱っていたように思います。(私ってかなり弱ッチーな)
翌日病院に電話をかけ薬の調整をするように言われそれに従います。
その後吐き気が止まり何事もなかったように過ごします。
あれはなんだったんだろーと思うくらい普通に生活し仕事も支障が無かったのです。
そう思うのも数週間のみ。
3週間目ぐらいから髪が少しずつ抜け出し
「やばーっ、」
髪が長かったので突然抜けるショックさは予測できました。
彼に切ってもらい、根元からカミソリで剃ってもらいました。
そーここで登場しますが
長年付き合っていた彼が割と手助けしてくれます。
優しいわけではないけれど、手が必要な時だけ助けてくれて
それ以上にもそれ以下でもないスタンスの彼です。
そんなわけでちょっとだけその彼の助けがあったのも有難かったですね。
それからはもうー、病院では患者で仕事では癒しを提供するセラピストとして対照的な顔での生活です。
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