第9回目。サイド熱溶断シール式チャック袋の製袋機械のチャック溶着装置
チャックをフィルムに溶着する何種類かある装置の中で今回は、「ドラム式チャック溶着装置」をご紹介致します。
熱溶着可能なフィルムに雄型チャックと雌型チャックを別々に1つのドラム(円筒形のシリンダー)上でフィルムに溶着する方法の装置です。
この方式を1ドラム方式のチャック溶着装置と呼んでいます。
1ドラム方式に対して2ドラム方式チャック溶着装置があります。
チャック付き袋加工業者様の中には、1ドラム方式では、チャックを溶着する部分が雄と雌のチャックのシールバーが干渉し合い、
袋に対して位置的、寸法的にチャック袋の製袋加工に制約が発生する場合があります。
それを回避する為に2ドラム方式が採用されます。
2ドラム方式は、各々、雄型チャックに対して1つのドラム、雌型チャックに対して1つのドラムを装備した、合計2つのドラムを使用したチャック溶着装置です。
また、Bタイプ式フラップチャック袋や町の部分にチャックを装着したガゼットチャック袋等、特殊なチャック付き袋を加工する場合にも2ドラム方式が採用されます。
(1ドラム方式では、天地の寸法が極端に小さい横長の袋の口部にチャックを装着する場合や袋の底部に近い位置にチャックを装着する底開きの袋の場合等、加工できない場合があります。)
*このチャック溶着装置については、特許がございまして使用には、特許所有者様の許可が必要です。
弊社は、特許所有者様の許可、承認を得た上で製造販売させて頂いております。
詳細は、弊社までお問い合わせください。
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