第12回目は、ホットメルト塗工装置です。
サイド溶断シール袋には、プラ封筒と呼ばれる袋の様に開口部が粘着材や両面テープで開閉できる袋があります。
この開閉に使用されている粘着剤は、主に2種類あります。
溶剤式粘着材とホットメルトです。
今回は、ホットメルトについてです。
ホットメルトには、UV硬化型やアクリル系やゴム系等があります。
溶断シール袋にはゴム系ホットメルトが主流ですが、トンネリング(糊テープ部が皺上に波打つ)を少なくする対策をしたホットメルトを使用するのが一般的です。
また、ホットメルトの粘着力の強度も色々とあります。
このホットメルトの袋への製袋塗工方式(機械的)にも種類があります。
・フィルムに直に塗工する方式。
・シリコンローラーに一旦塗工しフィルムに転写する方式。
・通常はフィルムの流れ方向に対して上側塗工の方式ですが、最近、袋の表の面にサーマルプリンター等で印字表示や加飾加工をされることが多くなってまいりましたので、下側塗工できる、逆塗りと呼ばれる反転方式
・プラ封筒のフラップ部の角切り加工時に便利な間欠塗工方式
・絶対に開封できないように粘着強度を上げるための厚塗り塗工方式
製袋加工袋の使用用途が様々に増えてまいりましたので、塗工方式、ホットメルト糊自体にも特性があります。
ホットメルト塗工装置、ホットメルト粘着材をお考えでしたら、是非、ご相談ください。
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