先日、五条大橋近くの鴨川河川敷の土手に根を下ろしたクコ(枸杞)が花を咲かせていました。

クコが生えているところはいくつか把握していますが、どこも今年は咲き始めが案外と早く、写真に撮ろうとしたらすべて咲き終えていましたので、意外なところでたくさん咲いているのを見つけて、幸運でした。
普段は賀茂大橋から丸太町橋まで、足の伸ばしても三条大橋くらいまでで、四条大橋より南に鴨川河川敷を歩いたのはひさしぶりだったのですが、クコ以外も意外な植物と出会える結果となりました。場所でも物事でも、何事も億劫がらずに新しいことに挑戦してみたり、あるいは近頃疎遠だったことにあらためて取り組んでみると、今まで見えていなかったことに気づくきっかけになるということを実感しました。
秋も深まったら、このような実ができるかな。その頃が楽しみです。

クコの実(過去記事より再掲。京都府立医科大学橘井寮で2019年11月撮影)