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京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈

京都園芸倶楽部のブログとして2022年11月までの8年間、植物にまつわることを綴った記事を納めた書笈。

涼しげな咲き姿

2020-08-14 07:34:05 | 園芸・植物・自然環境
賀茂大橋を渡って川端通との交差点を超えたところの今出川通の歩道の街路樹2本にアサガオが巻き付いていました。




今出川通の街路樹は、川端通を超えたあたりはイチョウの木で、中央分離帯にはサルスベリ(ひょっとしたらコサルスベリかも)が植えられています。この2本もイチョウの木です。

この季節、イチョウの木だとあまり木陰ができないので時間帯によっては日差しがきつく、このアサガオの花を見ていると少しだけ涼やかな気分になれます。

今出川通の街路樹も、もう少し東に行った鞠小路通から白川通にかけてはモミジバスズカカケノキ(いわゆるプラタナス)がこれまでは植えられていてこの季節は木陰を作ってくれていたのですが、昨年度に京都市によってプラタナスはイチョウに植え替えられてしまいました。京都市の植え替えの根拠は、昭和初期から植栽されたプラタナスの老木化と根系腐食による倒木の可能性、そしてプラタナスグンバイムシという特有の害虫が市内全域で発生しており、現在進行中で紅葉の美しい街路樹に転換する「紅葉景観創造事業」の一環からイチョウに植え替えたとのことです。

いままで京都市でプラタナスの被害が出て困っているという声を聞いた覚えがなく、報道も取り上げていなかったような気がするのですが。観光誘致のためだけに余計な税金を使って植え替えたものの新型コロナウイルスで予想が外れて……という何とも身勝手なお役所仕事に感じられ、ここで暮らしている市民の生活のことを最優先に考えてほしいと思うのですが……




気を取り直して、アサガオをよくよく見てみると、葉は並葉だけでなく立田葉も。ひさしぶりに立田葉を見ました。左の葉は、ちょっとくびれすぎ?


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