たまたま立ち寄った檀王法林寺で、ギンバイカ(銀梅花)が咲き始めていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/ee/d49f5fbe4fb6331ee79e086f3750062f.jpg)
地中海地方原産のフトモモ科ギンバイカ属の常緑樹で、ハーブとしては「マートル」の名前で知られており、こちらの名前のほうが馴染み深いかもしれませんね。花期は5月〜7月で、葉は叩いたり揉んだりすると芳香が漂い、肉料理の臭い消しに使ったり、香りを移したお酒を祝い酒として飲用します。秋になるとできる黒っぽく熟した果実も食すことができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/10/0803d2c15a440b903a5609ece6b7dcd7.jpg)
また、ギンバイカは、ヨーロッパではめでたい木とされ、ギリシア神話においては美の女神アフロディテの神木であり、結婚の象徴として今でも花嫁のブーケに使われます。英国王室でも、ヴィクトリア女王の長女ヴィクトリア王女とプロイセンのフリードリヒ王子(後のドイツ皇帝フリードリヒ3世)との結婚式のブーケに使われて以降、花嫁のブーケにギンバイカを入れることが伝統となっており、近年ではキャサリン妃やメーガン妃のブーケにも使われています。もちろん現女王のエリザベス2世やダイアナ妃のときも使われました。
英国王室でブーケにギンバイカが使われることが伝統となった経緯は、ヴィクトリア女王が、1845年に夫君のアルバート公の故郷であるドイツのゴータを訪問した際、アルバート公の祖母からギンバイカの入ったノーズゲイという小さな花束を贈られ、そのギンバイカを自分たちの隠れ家として使用していた離宮のオズボーン・ハウスの壁際で大事に育てられて、嫁ぐ娘のブーケに入れたのだそうです。その後、英国王室の花嫁のブーケには必ずギンバイカを入れるようになったとのことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/9a/d342b17e41d4d043bbcfd27abb851634.jpg)
(オズボーン・ハウス)
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地中海地方原産のフトモモ科ギンバイカ属の常緑樹で、ハーブとしては「マートル」の名前で知られており、こちらの名前のほうが馴染み深いかもしれませんね。花期は5月〜7月で、葉は叩いたり揉んだりすると芳香が漂い、肉料理の臭い消しに使ったり、香りを移したお酒を祝い酒として飲用します。秋になるとできる黒っぽく熟した果実も食すことができます。
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また、ギンバイカは、ヨーロッパではめでたい木とされ、ギリシア神話においては美の女神アフロディテの神木であり、結婚の象徴として今でも花嫁のブーケに使われます。英国王室でも、ヴィクトリア女王の長女ヴィクトリア王女とプロイセンのフリードリヒ王子(後のドイツ皇帝フリードリヒ3世)との結婚式のブーケに使われて以降、花嫁のブーケにギンバイカを入れることが伝統となっており、近年ではキャサリン妃やメーガン妃のブーケにも使われています。もちろん現女王のエリザベス2世やダイアナ妃のときも使われました。
英国王室でブーケにギンバイカが使われることが伝統となった経緯は、ヴィクトリア女王が、1845年に夫君のアルバート公の故郷であるドイツのゴータを訪問した際、アルバート公の祖母からギンバイカの入ったノーズゲイという小さな花束を贈られ、そのギンバイカを自分たちの隠れ家として使用していた離宮のオズボーン・ハウスの壁際で大事に育てられて、嫁ぐ娘のブーケに入れたのだそうです。その後、英国王室の花嫁のブーケには必ずギンバイカを入れるようになったとのことです。
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(オズボーン・ハウス)