京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈

京都園芸倶楽部のブログとして2022年11月までの8年間、植物にまつわることを綴った記事を納めた書笈。

枯芙蓉の紅一点?

2019-12-13 06:53:04 | 歳時記・文化・芸術
夏の花盛りだけでなく落葉して残った果実が裂けた姿を「枯芙蓉」として愛でるのは、日本人が持つ美の感性でしょうか。枯芙蓉は季語にもなっていますね。

さて、疏水分線沿いに走る白川疏水通でもあちらこちらで見られる、この枯芙蓉。そのうちのひとつに、ほころんでかろうじて開いたような小さな花が咲いていました。まさに紅一点。枯芙蓉だけでも趣がありますが、まさにその枯芙蓉に「華を添える」花でしょうか?




本来の花期だと目立たないような花でも、この季節だとよく目立ちますね。おそらくこの花は結実せずに枯れてしまうと思いますが、ちょっと視点を変えて見てみると、今この時間を楽しむかのように、なんだかポンポンを手に持って踊っているようにも見える?


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